ダイソー呑みの愉しみ13
さあ週末だ。
ダイソーで仕入れたateでやろう。
言わずと知れたダイソー、店内の商品全てが100円(一部例外あります)で明朗会計、みんな大好きである。
日常品は全てある。
そこに全てが詰まっている、わけであるから、新生活を始める人の心強い味方である。
そんなダイソーに食品コーナーが存在する。
そこに売ってあるものをateに今日は飲もう。
チープさも楽しみたい時には、用意する酒はハイボールである。
作り置きの冷凍レモンを投入し炭酸とウイスキーでしっぽりといこう。
最初に作っておく、そしてateを紹介しつつ、すでにぐいっと喉を鳴らしているのだ。
この高等テクニックを見てほしい。
Ateとして買うものを三つ、というルールを設けた。
厳選するわけである。
選んだものは、プライドポテトぞっこん岩塩、うずらのたまごつま塩ダレ味、ほたて貝ひも、である。
珠玉のラインナップ。
内緒でついでに買った塩揚げピーナッツも控えている(今回も!)。
さて、このダイソー呑み、買ってきたものをいい感じの平皿に置いてつまんでいます。
これ、重要なんです、ただ、買ってきたままプラスチックのパッケージを開けたままつまんでいると、それはただのダイソーの駄菓子。
けれど、平皿に置いた途端、これはガールズバーの上級つまみとかす。
かす。
誰がなんと言おうが、かす、のである。
さて始めましょう。
休日夕方のご褒美である。
まずはプライドポテトぞっこん岩塩。
名前がもう強い。プライドである。
湖池屋のプライドを100円で買っているという、少しだけ申し訳ないような、それでいてありがたいような、不思議な気持ちになる。
食べる。
うん、うまい。
これはもう、完成されている。説明不要。
ハイボールを流し込む。
ポテトチップスとハイボール。
これはもう、発明した人にノーベル平和賞をあげてもいいと思う。
世界から争いがなくなる組み合わせである。
次、うずらのたまご つま塩ダレ味
来ました、居酒屋ゾーン。
ダイソーなのに急に居酒屋が来る。
この世界観の広がり方がダイソーの魅力である。
小さいうずらの卵を一つ、つまむ。
そしてハイボール。
これね、もうね、家じゃない。
完全に「外」の味がする。
仕事帰りに「とりあえず生」で頼んで、スピードメニューで出てくるやつ。
あの感じ。
家なんだけど、外。
この感覚、わかるだろうか。
これがダイソーateの醍醐味である。
そして、ほたて貝ひも
来ました、乾き物界のベテラン。
貝ひもを買うと、急に晩酌が「玄人」になる。
少し硬い。
噛む。
噛む。
噛む。
すると、旨味が出てくる。
この「時間差攻撃」が貝ひもの強さである。
ポテトチップスは一瞬、
うずらは中盤、
貝ひもは後半。
つまりこれは、晩酌のリレーなのである。
ちゃんと順番がある。
ダイソーate、実は構成まで考えられている。
(今考えたけど)
ここで、塩揚げピーナッツ(控え)
こういうのはね、最後に出てくるんです。
延長戦用のピッチャーみたいなものです。
まだ帰りたくない夜って、あるじゃないですか。
そんな時、黙ってピーナッツを出す。
そしてハイボールをもう一杯作る。
これが大人です。
え?すごくない?
これ全部で300円なんだよな。
(ピーナッツ入れたら400円だけど、それは内緒だ)
でもさ、思うんですよ。
300円で、ポテチがあって、うずらがあって、貝ひもがあって、酒飲んで、
平皿に並べたらちょっと嬉しくて、
休日の夕方がちょっと楽しくなる。
これって、もう十分すぎるほど幸せなんじゃないかと。
高い居酒屋もいい、オシャレなバルもいい。
けれど、ダイソーで買ったateを平皿に並べて飲むハイボール、
これもまた、立派な人生である。
ダイソー、ありがとう。
斯くして、休日の晩酌は楽しいのである。
