書評『パワー・アントワネット』
ええ、正直なところタイトルに負けました。
あらすじ:今まさにギロチンにかけられようとしていた王妃マリー・アントワネットが、その鍛え上げられた優雅な筋肉で危地を脱し、息子のルイ17世を王位につけて王政復古を成し遂げる話。おしまい。
一応、登場人物は全て実在した歴史上の人物です。一部、例えばシャルル・アンリ・サンソンが男の娘だったりしますが、その辺は些細なことです。
タイプとしては、勢いに任せて一気に読破し、「ナンジャコリャー」と叫ぶための作品です。筋肉コメディとしてはよくできていると思います。
ツッコミどころは多いですが、それが粗にはならない類の作品ですから、読んでスカッとしてください。
ちなみに文庫本2巻ではナポレオン・ボナパルト大尉も登場します。とりあえず欧州は平和な模様(社会体制が革命で激変しているので、フェルゼン伯ら王政復古政府の面々の苦労は察するに余りありますが)
