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【構造批評】-全農/木徳流通編-年産表示はなぜ消えるのか⚡️ブレンド制度が許容する裁量運用‼️

🟧 序章:大手卸で広がる「精米時期のみ表記」米の流通

米は不足していません。現場を歩けば、その事実は容易に確認できます。

川崎市内のスーパーでは、令和7年産(2025年産)の北海道産米が、年産を明確に表示したうえで、5kgあたり税別3,680円で山積みされていました。大阪の業務スーパーでは、令和6年産米が10kgで5,000円台後半という価格で、年産を堂々と表示したまま販売されています。

新米も旧米も、いずれも実在し、量的にも「不足」を示す兆候は見当たりません。

にもかかわらず、全農や木徳神糧といった大手卸が供給する主力商品群に目を向けると、別の光景が広がります。そこでは「令和◯年産」という表示が消え、代わりに残されているのは「精米時期」のみです。年産は明示されず、「ブレンド米」という包括的な表現に置き換えられています。

この違いは、偶然ではありません。
年産を表示した米が市場に存在している以上、「表示できない」わけではないからです。

本稿では、この現象を「価格が高い・安い」「不足している・していない」といった需給論では整理しません。焦点を当てるのは、制度上許容された表示ルールと、それを前提とした流通裁量の運用です。

なぜ年産表示が消え、精米時期のみが前面に出るのか。その背景にある流通構造と意思決定を、現場観測を起点に読み解いていきます。

🔵 第一章:ブレンド制度とは何か、制度上の正当性

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