【構造批評】-牧野フライス例外論批判編-海外投資家の安心より、工作機械の不可視性を守れ‼️
🟧序章|例外として説明せよ、という違和感
5月29日の日経は、外為法改正案をめぐり、海外投資家に対する政府の裁量が広がり、対日投資の予見可能性が低下する可能性を論じました。
記事は、MBKパートナーズによる牧野フライス製作所買収が政府の中止勧告により断念された件を取り上げています。
論点は、理解できます。
外資規制が広がれば、海外投資家は不安を感じる。どの投資が通り、どの投資が止まるのか分かりにくくなる。政府には説明力が求められる。
ここまでは市場論として自然です。
しかし、最後の結論には強い違和感があります。
記事は、MBKが買収を断念し、行政訴訟などで争う懸念がなくなった今、日本政府は牧野フライスの件は特別な例外だと海外投資家が理解できるよう説明すべきだと書いています。
これは危ういです。
牧野フライスは例外ではありません。
むしろ、これからの標準に近い案件です。
工作機械は、単なる設備ではありません。
国家の製造能力を決める母型です。
政府が説明しすぎれば、守るべき線が見えてしまう。今回の本体は、海外投資家の安心ではありません。
工作機械の不可視性をどう守るかです。
🔵第一章|牧野フライスは例外ではなく、国家製造能力の中核
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