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クワズイモ(アロカシア)の育て方

大きくて艶やかなハート型の葉っぱと、スタイリッシュなシルエットが特徴的な観葉植物
「出世芋」と呼ばれる縁起の良い名前を持ち、成長力の高さから「出世運」「仕事運」「復縁運」などの風水効果もある。
ギフトとしても人気が高く、インテリアにも映える万能な観葉植物「クワズイモ」
今回はそんな魅力たっぷりな観葉植物クワズイモの育て方についてご紹介します。

クワズイモの特徴

クワズイモは和名で、学名をアロカシア(Alocasia )と言います。
ハート形のグリーン鮮やかな葉と根茎を持つ、サトイモ科の一属、アロカシア属の人気の高い観葉植物です。

サトイモ科ですが、クワズイモの名の通り食用ではないどころか、シュウ酸カルシウムを含み、食べてしまうと口の中の痛みやしびれ、悪心、嘔吐、下痢、麻痺などの食中毒症状を起こし、汁などが皮膚に触れた場合、炎症を起こしたりすることがあります。

原産地はインド、オーストラリア、東南アジア、日本でも気温の高い沖縄などの亜熱帯地域です。

魅力的なクワズイモの種類

アロカシア・オドラが一般的にクワズイモと呼ばれる品種ですが、クワズイモもといアロカシアは様々な種類が親しまれています。
今回はその中の一部のアロカシア属をご紹介します。

アロカシア・アマゾニカ(Alocasia amazonica)



深い緑色に白く太い葉脈が入り、光沢のある矢じり型の葉
が特徴で、葉の裏には迷路のような模様が入ることもあります。
高温多湿を好み、直射日光を避けた明るい日陰で育ち、低温に弱い性質があります。
しかし、それ以外は丈夫な品種なため、初心者にもおすすめです。


アロカシア・オドラ オキナワシルバー(Alocasia odora Okinawa Silver)



この品種名よりも、斑入りクワズイモとして流通しています。
一般的なクワズイモの斑入り品種であり、白い斑が特徴です。
黄色い斑が入った物も存在し、そちらはアロカシア・オドラ オキナワゴールドと呼ばれています。
また、アロカシア・オドラ・バリエガータとも呼ばれています。

アロカシア・クプレア(Alocasia cuprea)

銅のような光沢がある金属的な表面と、角度によって見え方が変わる玉虫色に輝く葉を持つ、美しいアロカシアの一種です。
葉っぱの部分に一番光沢があるのは、新葉の時期で日が経つごとに光沢は失われていきますが、代わりに重厚感が出てきます。
熱帯アジア原産で高温多湿を好むため、直射日光の当たらない明るい室内で、15℃以上の温度を保ち管理します。
葉水を毎日行い、土が乾いたら水をやることで、乾燥を防ぎ、美しい葉を保つことができます。

アロアカシ・グリーンベルベット( Alocasia green velvet)

その名の通りベルベットのような葉っぱの手触りが魅力のグリーンが美しい観葉植物です。
湿気を好み、比較的寒さに弱いアロカシアの中では育てやすく、室内で明るい半日陰に置くと良いでしょう。                                    

クワズイモの基本的な育て方

品種ごとに多少違いはありますが、ここではクワズイモの基本的な育て方を紹介していきます。

クワズイモの置き場所

クワズイモは明るい間接光を好みます。
最低で1,000ルクス、飽和照度(光合成が最大限に活発になるレベル)は8,000ルクスとなります。
そのため、屋外では明るい半日蔭に、室内での置き場はレースのカーテン越しに太陽光が差す場所がおすすめです。

また、寒さには弱いため冬は室内に置くのが良いでしょう。

クワズイモの水やり

クワズイモは春から秋にかけて生育期となります。
土の表面がしっかり乾いたら、鉢底から水が流れるまでたっぷりと与えてください。
ただし、過剰な水やりは根腐れの原因になってしまいます。
必ず土の表面が乾いてきてから水やりをしてあげてください。

冬の水やりは、気温が低いため土の乾きも遅く、クワズイモの生長も緩やかになります。
そのため、水を与えすぎてしまうと根が水分を吸収しきれずに土が冷え、根腐れを起こし枯れてしまう原因となります。
冬に水やりをするタイミングは、大体土の表面が乾いてから5日後くらいを目安にし、鉢底から水が流れるまでたっぷりと与えてください。

クワズイモの肥料やり

クワズイモの成長を促進し、葉を大きく育てるために肥料が必要となります。
肥料の与え方は、液体肥料の場合観葉植物用の液体肥料を10日に1回、または1~2週間に1回程度、水やりと同時に与えます。


緩効性肥料の場合は、2~3ヶ月に1回程度、土の表面に置くタイプの肥料や、植え付け時に土に混ぜ込む元肥として利用します。

冬は生育が緩慢になる休眠期になるため肥料は不要で、与えすぎは根の負担になるので注意が必要です。
また、植え替え直後は根がダメージを受けているため、肥料は与えないでください。
肥料を与えると栄養を吸収しきれずに「肥料焼け」といって栄養過多で枯れてしまう原因となります。

クワズイモの冬対策

クワズイモは熱帯の観葉植物で寒さは苦手です。
品種によって耐えられる温度に差はありますが、一般的なクワズイモなら5℃程度までの寒さには耐えられます。
室内に置いてあげれば特別な温度管理は必要ありませんので、室内の日当たりの良い場所に置いておけば冬越しできます。
ただし、乾燥には強くないため、エアコンの風が直接当たらない場所に置き葉水をあげ乾燥を防いで下さい。

クワズイモの植え替え

観葉植物を元気に育てるためには、植物の生長に合わせて植え替えをすることも大切なことの一つです。

1~2年に1回生育期に、一回り大きい鉢に植え替えましょう。
根詰まりをしている株は生育が悪くなるので、2年未満であっても植え替えてあげましょう。
鉢底から根が出ているときや、置き場所などの管理が良いのに水の吸い上げが悪くなっているときは、根詰まりのサインです。

また、暑さには強いクワズイモですが、猛暑日に植え替えをしてしまうと、暑さで回復が遅れてしまうので、猛暑日は避けて行ってください。

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