海女の化物屋敷(1959)
海女の化物屋敷(1959、新東宝、81分)
●監督:曲谷守平
●出演:三原葉子、菅原文太、瀬戸麗子、万里昌代、沼田曜一
新東宝公式YouTubeで鑑賞。(2026/4/24~5/8までの公開)
半裸の女性を"自然に"登場させるための装置として作られた新東宝の海女映画シリーズの一本。
海女を演じる女優たちがイメージショット的なポーズをとっているところをタイトルバックにスタート。
『海女の化物屋敷』の「海女の」の部分がどこに掛かっているのかわからないが、あきらかに取ってつけたように浮いている。
その取ってつけた海女のシーン(半裸の女性)を見せるのが映画の目的なのだから取ってつけたようになっているのは当然と言えば当然か。
ストーリーの本筋は海底洞窟にある秘宝を巡る争いのため、そもそも「化物屋敷」の方も取ってつけたようなものだ。
なので映画全体が「取ってつけたものの寄せ集め」と言える。
バッチリメイクでスタイルのいい若い女性ばかりの海女が出ているシーンを見ながら、今でいうグラビアアイドルのイメージビデオ的な役割もあったんだろうなと考えた。
設定やストーリー、全てが荒唐無稽だが、若かりし頃の菅原文太や三原葉子はじめ全員が生真面目に演じているのが、味わい深かった。
