伊予灘剛腕物語第64話『雲外蒼天、最後の切り札 南方作戦』
前釣行で盛大にスカを喰らい、未だにダメージが残っていますが、時間は待ってくれず、次釣行の機会が迫ってきました。
“行かない”という選択肢はありませんので、何処へ何を釣りに行くか。悩ましいところです。
♪今年の秋はどこに行こうか〜
今年の冬はどこに行こうか〜♪
《♪春夏秋冬》
な〜んて言うとりますけれどもーー。
リベンジを果たしに再び興居島へ行くか。
しまなみエリアでアコウ(キジハタ)を狙うか。
佐田岬方面へアジを釣りに行くか。
候補はいくつもありますが、どれも気が乗らないというか、まだじゃね?時期尚早かな?と思う所存でございます。
逸る気持ちをグッと堪え、釣行日の天気予報をチェックしますが、
・・・あまり良さそうではありません。風も少し吹く予報。。。
こんな時は南予です。
南予が何とかしてくれます。
他力本願ではありません。
南予を信頼しているだけです。
狙いはアマダイ、イトヨリダイ。
個体数的にイトヨリダイのほうが確率は高いでしょう。
エサは生本虫と青虫を用意しました。
2025年9月下旬。
午前2時に自宅を出発し、苦痛のドライブです。
車の運転が大嫌いなので、往復が地獄の時間です。
片道30分ぐらいの運転ならへのへのかっぱですが、
2時間を超えるとしんどくなってきます。
往路途中の山道で野良猫を見かけました。
レア度は低めです。まあ、どこにでも居ますからね。
剛腕の体感的に干支になっている野生動物を見かけた日は大漁。または、大物が釣れる。という験担ぎがあります。
今まで見かけたことがある干支野生動物は、イノシシ、ウサギ、サルです。
ヘビは居たかもしれませんが見つけれてないだけかもしれません。
干支>not干支>野良猫
この順でご利益があります。レア度に比例します。
not干支は、タヌキ、シカ、イタチなどです。
これらを見かけた日は、まあまあそこそこの釣果になる。と、いった感じです。
結局、剛腕の気持ちの問題ですので、動物を見たからといって釣果が保証されるコンフィネーションはありません。
(当たり前です)
夜明け前に現着し、素早く準備を開始します。
ココは剛腕が全幅の信頼を寄せるA級釣り場。
A級の“A”はアマダイのAです。
(え?)
海水温は26℃です。
26℃ならまだ海水浴できるんじゃない?
知らんけど。
今釣行は、剛腕一人です。
とりあえず、投げ竿を2本だけ展開し、PF1番竿に本虫。PF2番竿に青虫の房掛けを付けて投入しました。
仕掛けはコチラ。

剛腕ベーシック仕掛け。
ハリは、がまかつのユムシコウジ17号も併用しています。鈎が黒いのでエソ避けの為、使用しました。
エサが残っていたら関係なくエソが釣れますが、、、
残り2本の投げ竿はいずれ出しますが、まずエギングをやります。
どうしても明るくなる前にエギを投げておきたかったのです。
まず、エギ王サーチ3号でテンポ良く広く探りましたが、アタリ無し。
剛腕「あっれれ〜、おっかしいなあ〜」
首を傾げながら、エギを交換します。
エギ王ライブ2.5号ルナホワイトを投入。
やっぱりアタりません。
「ジャアアアアアアア〜」
まだ夜が明けきらぬ午前5時30分。
PF1番竿にアタリ!
思い切りアワセて高速リーリング。手前のカケアガリを躱して浮上させ、一気に抜け上げます。

30cmちょうどのイトヨリダイでした。
エサは本虫でした。
まだ暗い中、元気よく釣れてくれました。
サイズの割によく道糸を出しました。
とりあえずボウズを回避できて安堵です。
日の出時刻を迎えたものの、空は雨模様。
時折、大粒の雨が降り注ぐ天候です。
どんよりした雲が空一面を覆っていました。
これでは、おそらく光量が足りず、水深40m以上の海底は真っ暗です。
なので、エサをアピールさせる為、仕掛けに夜光玉を装着しました。
エサ取りが多いようなら外します。
ここで投げ竿残り2本を展開し、計4本。我が無敵竿隊が完全体になりました。
エサ取りはまだ居ない(起きてない?)ようで、エサはそのまま残って帰ってきます。
時々、回収中にガンッ!と衝撃が来ます。
それはヤツです。

エソが回収中にアタックしてきます。
↓
すると、たちまちハリスが傷つきます。
↓
仕掛けを交換する手間が増えます。
↓
仕掛けを消耗します。
↓
エソはリリースします。
↓
手元には何も残りません。。。
なんも良い事ナシ!
こうなったらその内、この恨みを蓄えて、エソをすり身にしてまとめて発散してやろうと思います。
スるのメンドイので持ち帰る決心がなかなかつきませんけどね。
午前6時40分、PF4番竿回収時に重み。

イトヨリダイ33cmでした。
居喰いしていたようでアタリは出ませんでした。
エサは青虫の房掛けでした。
投げ釣りの合間にエギングをちょくちょくやります。
エギを2、3投したら投げ竿回収→投げ直し。
みたいなスパンでやっていきます。
午前7時過ぎ、ようやくアオリイカがヒット!
おっけー来たよ!

エギはエギ王ライブ2.5号ホットタイガー。

エギはエギ王ライブ2.5号ムラムラチェリー。

エギはエギ王ライブ2.5号ブルーポーション。
もう食べる分釣れたのでエギングは納竿します。
どれも胴長は15〜18cmぐらいでした。
弱い者いじめはここらで辞めときましょう。
午前7時47分。PF1番竿にアタリ。
「ジジジジジシジジジジジジ〜」
気持ち良くドラグが鳴り、道糸が引き出されました。
しっかりアワセを複数回決めて高速リーリング。
腕に乳酸が溜まりますが、止められません。
オモリがカケアガリに掠った感触がありましたが、何とか浮上させました。
足元に用意していた玉網で掬ってランディング。

イトヨリダイ43cm。
夏場にしては良型ですが、痩せており、身の厚みが少し寂しいです。
帰宅後、捌きましたが、やはり脂は少なく、やや物足りない一尾でした。
しかし、釣れてくれただけ感謝しないといけません。
エサは本虫。緑とオレンジの夜光玉ごと飲み込んでいました。
仕掛け回収中、何度も掛かってくるエソたち。
軽く10匹ぐらい釣れました。全てリリースしています。リリースする為、地面に置かないので写真も撮りません。
エソが釣れる?掛かる?日は潮が良い日と、剛腕は思っています。エソが釣れない日は何も釣れない日のことが多いです。
エソが釣れすぎても困りものですがね。ほどほどにしてほしいです。
仕掛けがなんぼあっても足りません。
しばらく、まったりのんびりした時間が流れ、午前11時30分。PF3番竿にアタリ。
「ジリジリ〜」
確かにドラグは出ましたが、道糸が潮流に流されただけかもしれません。
次のアタリは無く、期待せず回収にかかりました。
念の為にアワセを入れると、何か少し重みがノッています。
サササーっと回収。

27cmのイラでした。
エサは青虫の房掛けでした。
体色が薄いのは低活性なのでしょうか?
このサイズでも持ち帰ります。
イラは歩留まりが良いので、可食部が多いです。
数分後、PF1番竿にアタリ。
しっかりドラグが出ました。
気合いを入れてしっかり高速リーリングします。
もう腕がパンパンです。
♪気合い入れろ チームよ目を覚ませ
ゼロに戻って我武者羅に〜
気合い入れろ 力を見せつけよう
Oh- 我らがteam K〜♪
《♪RESET/AKB48》
オリメンの2代目team Kに背中を押されながら、リールを巻き続けました。
あの頃の公演曲がサブスクで聴けるって凄い時代ですね。
大したことないサイズでしたので抜き上げました。

33cm。エサは本虫でした。
見るからに美味しそうなグラマラスなイトヨリダイでした。
30cm前半が夏場のアベレージサイズですね。
その後、イラを1匹追加。

PF4番竿に何やら怪しげなドラグの出方をしました。
こちらは体色がクッキリ、パッチリ出ていますね。
「イラは要らん」と言われる方をチラホラ見かけますが、剛腕は好きな魚ですね。
家族も喜んでくれる魚です。
しかし、同じベラ科なのにキュウセンは家族に喜ばれないのは何故でしょうねえ。謎ですわ〜。
正午を過ぎた頃、ちょうど青虫が底を尽きましたので納竿としました。
残りの本虫は帰宅後、塩漬けです。
リザルト

いよいよええねえ〜(なにが?)
イトヨリダイ 30cm〜43cm 4尾
イラ 27cm 29cm 2尾
アオリイカ 胴長15cm〜18cm 3杯(写真外)
大本命のアマダイは顔を見せませんでしたが、それなりに荷になったので良かったです。
帰路は泣きたくなるぐらい辛い運転でしたが、ボウズではないだけ心が軽いです。
