のと里山ポケモン・ウィズ・ユー空港をきっかけに、半島防災について考える
先日、7月7日に能登空港が「のと里山ポケモン・ウィズ・ユー空港」としてオープンしました。
能登復興の拠点となる様に、たくさんの観光客が能登半島に足を運んでもらえれば良いな。
ここからは、「のと里山ポケモン・ウィズ・ユー空港」開業のニュースをきっかけに、久しぶりに防災について考えてみました。大学院では地域防災計画の研究をしておりましたので・・・
少し真面目だけど、難しい言葉は出てこないように、馴染みのない方に伝わるように記事を書いていきたいと思います。
今回の記事のポイント
・災害時の空港の重要性
・能登半島(石川県)の事例を元に、半島の災害時の脆弱性について考えてみた
令和6年能登半島地震
令和6年1月1日能登半島地震が発生しました。
地元が石川県ということもあり、当時は能登半島の入り口(かほく市)にいたので、地震を経験しました。
能登半島地震では災害対応時の地形的な課題が浮き彫りになりました。
半島地形であることの脆弱性、能登半島周辺の地盤隆起により海上からの支援ができない地域が発生し、孤立地域が多く発生しました。
海上からのアプローチが不可能なら、空から支援をする。
その拠点が「能登空港」です。
災害発生直後は、滑走路に15cmの段差が出来る被害が発生したものの、翌日には救援ヘリを受け入れるなど空からの災害対応の拠点として活躍しました。
半島の先端に空港がある。
これはかなり能登空港の重要性が意味づけられた出来事。
青森県 下北半島
そして今、自分は青森県の下北半島にいます。
青森県の東側の半島です。
調べてみたところ能登半島と面積・人口が同じくらい、高齢化、過疎化、漁業が盛んなど課題、特徴ともによく似た地域です。
ただ、下北半島に空港はありません。
今回、のと里山ポケモン・ウィズ・ユー空港開業のニュースを見て、学生時代に「能登半島地震の孤立に関して」調査をして、自分が今いる場所の災害時の脆弱性について考えさせられました。
空港は災害時の物資・人員の大量輸送の観点から重要性が高い。
また、ヘリが近づくにもある程度広さがある場所は必要となる。
そういう場所があるのか?
港はあるが、もし災害時隆起・沈下したりすれば海上アプローチは不可能に近い。
青森県では最近、地震が相次いでいる。いつ大きな地震が発生してもおかしくない状況だ。
下北半島だけではない。日本には多くの半島があり、さらに数多くの離島も存在する。
令和6年能登半島地震では、道路の寸断や港湾機能の低下により、半島特有の「孤立」という課題が浮き彫りになった。一方で、能登空港は災害対応の拠点として重要な役割を果たした。
では、空港を持たない半島や離島ではどうだろうか。災害時に孤立を防ぐためのハード・ソフト両面の備えは、本当に十分なのだろうか。
能登空港の果たした役割を知り、改めて、日本各地の半島や離島における災害レジリエンスについて考えさせられました。
少し真面目なお話でした。
