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あの一杯が、なぜ忘れられないのか

あの一杯を、
どうしても忘れられなくて。

気づけば私は、
通販でしか買えなくなった
朝市の中華そばを
ついポチッとしてしまうタイプです。

懐かしくて、
ふと「仙台朝市 朝市ラーメン」って検索して、
そこでこの家庭用中華そばを見つけたんです。

ああ食べたい!!

初めて朝市ラーメンに行った日のことは、
今でもはっきり覚えています。

たくさんの人でにぎわう仙台朝市の声を聞きながら進んでいく。

「この先で合ってるかな?」
そんなふうに、
ちょっとドキドキしながら歩いた先にあったのが、
朝市ラーメンでした。

初めてなのに、
どこか秘密基地を見つけたみたいで、
自然とワクワクしたのを覚えています。

ああ食べたい!!

中に入ると、
迎えてくれたのは
可愛らしい笑顔の千葉まなみさん。

あとから
「昭和のアイドル全盛期にデビューしていた人なんだよ」
と聞いて、正直びっくりしました。

でも、不思議なんです。
元アイドルと聞いても、
全然遠い存在じゃなくて。

朝市の空気にすっと溶け込んで、
当たり前のように厨房に立っている姿が、
とても自然でした。

店内には、
たくさんのシンプルなポップ。
「朝市ラーメン」
「カレーライス」
「日替わり定食」
飾らない文字たち。

長年大切に使い込まれてきた厨房も、
ちゃんと手入れされていて、
このお店が積み重ねてきた時間を感じさせてくれました。

昼の店内は、
テレビの音声が流れていて、
千葉まなみさんとお客さんのやり取り、
お客さん同士の何気ない会話、
そして外から聞こえてくる
仙台朝市の声。

全部が混ざり合って、
「ああ、ここ朝市だなあ」
って思わせてくれる空間でした。

夜の居酒屋タイムになると、
また雰囲気が変わるんですよね。

お隣の席にいたお客さんに、
「昨日の楽天の試合みた?」
なんて声をかけてもらって。

そこから自然と会話が広がって、
気づけば、すっかり打ち解けていて。

朝市ラーメンは、
ラーメン屋さんでありながら、
人と人が自然につながる場所でもありました。

だからこそ、
あの中華そばの味は、
ただ美味しいだけじゃなかったんだと思います。

先代のお父様が守ってきた味。
それを受け継いだ千葉まなみさん。
仙台朝市の食材と朝市の仲間たち。

全部がそろって、
あの一杯になっていたんだと思うんです。

今は閉店してしまった朝市ラーメン。

でも、その味を残したいという想いから、
千葉まなみさんと朝市の仲間たちが加わって、
何度も試作と試食を繰り返して生まれたのが、
朝市の家庭用中華そばです。

ただ再現するだけじゃない。
家で食べたときに、
ちゃんと朝市の風景が浮かぶか。
あの空気を思い出せるか。

そこまで考え抜かれているからこそ、
この一杯は、
飾らないのに、
やたらと心に残る。

あの中華そばを思い出すと、
自然と千葉まなみさんの笑顔まで浮かんでくるんです。

鍋に火をかけて、
麺を茹でて、
湯気の向こうに、朝市の景色が広がる。

お店はもうない。
でも、この一杯がある限り、
あの時間はまだ続いている気がしています。

ああ食べたい!!

【あの日の朝市の空気】
朝市ラーメンが閉じると知った日のこと↓

今はもう、
仙台朝市の真ん中で食べることはできない。

でも、
歴史と、人の想いが積み重なった味は、
今もちゃんと続いているんです。

【思い出ごと、今は自宅で味わえます】
朝市の中華そば(醤油味・通販)はこちらhttps://www.buncho-bird.com/asaichiramen.html


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