京都の風情を味わいながらワンコ攻め✕ツンデレ美人受けのふたりの吐息に耳を傾けるBLCD「声はして涙は見えぬ濡れ烏」感想

こんにちは、今回はウノハナ先生原作、「声はして涙は見えぬ濡れ烏」の感想です。原作既読です。
ちるちるさんの詳細↓↓↓

ネタバレない感想。黒髪受け、目つき悪め(個人的な感覚なのでお許しください)で美人、ツンデレ、声は高くない感じ。心をなかなか開かないタイプ。ドドドドドドストライク!!!!!最近興津さんの攻め作品が続いていたのですが、受け!!!(攻めもすごくお上手なんですけど)そしてお相手は佐藤拓也さん。安心安全イケボワンコ攻め最強スキル持ちなので何一つ不満が浮かびません。お話もCD1枚に収まるコンパクトな感じで聴きやすいです。
私が原作未読だったのは、あまりにもCDがちゃんと作られてて漫画を読まなくてもシーンがわかったからなんです。(興津さんにハマりたての時期にCDを買い漁りすぎて資金的に間に合わなかったのですが)でも、調べたら「ハイブリッド・スターダスト」という作品のスピンオフがこの作品で、そちらにも出てるとのことで気になりすぎて買いました。なるほど、そちらも併せて読むのがいいのも理解しました。

ネタバレありの感想。
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会沢征志《あいざわ せいじ》さん(CV佐藤拓也さん)が雨の日にマンションの隣の古い家の縁側で濡れている男性に一目惚れするところから始まります。趣きたっぷり!私が好きなのは「こんなザザ降りで何やってんだ?」の「ザザ降り」の使い方です〜。これは関西方は当たり前な言い方ですか?私は普段は使ったことない言い方で、佐藤さんの言い方もとっても素敵でした。雨に濡れて泣いているように見える美人に恋するスタート、王道ですね!
その片思いの相手は烏生田凛うごうだ りんさん(CV興津和幸さん)。奇遇にも同じ大学の学生だと知ってから征志さんは凛さんにナチュラルに近づいて仲良くなろうとします。冒頭に、興津さんがインタビューで一番気合を入れたという竹刀を振る息も聞けます。
久喜宮グループという大きな会社の社長の孫、但し妾腹の子という境遇で人を寄せ付けずにいる凛さんに、遠慮なくニコニコ距離を詰めてく征志さんを振り払うために、友達はいらないけどこっちならとキスをして突き放そうとします。作品にはひとつも書いてないけど「無自覚誘い受けなのでは」と思ってしまいました。私はツンデレが好きなのですが、デレるよりもツンツンしてるところが聞けるのが好きなので大変好みでした。女性にも冷ややかな感じも好き。
あと、興津さんも佐藤さんも二人ともお上手なのでキスだけでもめちゃ良かったです。
数日後、幽霊屋敷のように庭が草生え放題のところに、急な母親の訪問の連絡が来て暑い日に草刈りをしている凛さんが熱中症になってしまいます。心配して見ていた征志さんが介抱して、お礼になるならと身体を重ねます。ここのシーンでの、凛さんのまだ体調が万全ではない感じが声の出し方に出てて良かったです。呼吸の浅さを感じました。このCD、あまり致してる時のSEが小さいので、本当にお二人の声や自前のSEで進んでくのが素晴らしいです。事後にちゃんとイッたか聞く征志さんのお陰で照れ臭いのを隠す凛さんが聞けてありがたやでした。
翌日、征志さんがちゃんと庭を整えて、凛さんの交通事故で2年前に亡くなったお父さんの話になります。凛さんは自分と母を捨てたと認識しているようで、そのあとに凛さんのお母さんが来て、久喜宮からは父親の代わりに会社を継がないかと声がかかっていると話します。もう祖父である現社長が病気で話も出来ないくらいになっているらしい。お母さんは息子の性格は分かっているようで、とても優しそう。お母さんが帰った後、様子を見に来た征志さんを押し倒す凛さん。凛さんに咬み癖があって、征志さんがイテテとなるところがまた良い。
二人の距離が近づいて、父親の三回忌にいって社長の側近から、父親は凛さんとお母さんをゴシップから遠ざけるために実家に戻ったこと、このまま社長に何かがあれば腹違いの弟の聖人きよとさん(CV永塚拓馬さん)がひとりぼっちになってしまうことを言われます。ここでの聖人さんの無邪気な感じが可愛かったです。聖人さんのことを考えて、雨に濡れて帰って来て心配した征志さんに抱かれながら、拒否の言葉を吐きながらもう離れられないくらい深くまで心に入ってる征志さんのことを考えるシーン、すごい切ない感じでした。凛さんは母親がいるけど、聖人さんは両親を同時に事故で亡くしていて、法要で大人の中に一人でいる聖人さんのことを放っておけない気持ちになってたんじゃないかなと想像をしました。
凛さんのMBA論文が最優秀だというお祝いに夏祭りに行きます。凛さんの中には、いつでも笑顔だった父の面影が揺らいでいて、傍らには同じように笑顔を見せてる征志さんがいて、金魚掬いをしている。帰り道、自分の父が亡くなる前に会いに来た時に冷たい言葉をかけてしまったことを悔やんでいる凛さんに、征志さんが優しい言葉をかけます。涙する凛さんの息遣いとモノローグが素晴らしい。
ネタバレあり感想なので書きますが、二人の最後のセックスシーン、ここは何回か聞く価値がありました。今までで一番積極的で乱れてる感じと、凛さんの方ではこれで最後にするという覚悟がある、一方、征志さんはより凛さんとの心の距離が近づいたと思っているというすれ違いがあるシーンで、すごく繊細な演技をお二人ともされてたのかなと思って聞きました。事後、自分が海外に行った話を楽しそうに話している征志さんが切ない。寝ている征志さんに、凛さんがキスしてぼそっと謝る声が(涙)
征志さんがサークルの旅行にいって戻ると凛さんは「金魚の世話を頼む」というメモを残して大学からも住んでいた部屋からも姿を消して、久喜宮を継ぐために行ってしまいます。一人で笑う征志さんの演技、佐藤さん流石です!!!(悲しみからの笑いの表現)

2年半後、凛さんは久喜宮で聖人さんの世話をしながら仕事をこなしています。業が深いことに、中学2年の聖人さんはすでに男性が好きだと自覚しています。そして、内定者リストに目を通すと、征志さんがいるのに驚きます。再会した時の凛さんのセリフ、詩的でいいですよね。「遊びみたいに始まって溺れるみたいに抱き合って」のところが詩的なセリフ〜。興津さんの言い回しが歌うみたいで好きです。凛さんは征志さんが普通に暮らし、日本に縛られなくていいように、自分が弱くさせるものを置いてきたのにと言うのに、征志さんは上から覗くんじゃなくて正面玄関から来ましたと言うの良かったです。再会してからのセックス、聞いてみると二人とも2年半経ってて少しだけ落ち着いてる感じがしました。息遣いがエロいですね…。致しながら会話するテクニックがフンダンに味わえました。ちゃんと、更に半年後には凛さんの秘書として征志さんが働いているところでエンド。
そして、原作の漫画には「お兄ちゃんと僕」というショートストーリーがあって、それのお陰で凛さんが征志さんとした約束を叶えたいと思っていることが分かって超良かったです〜。こちらにスピン元の「ハイブリッド・スターダスト」の二人である聖人さんとその相手の八京さんが出てきます。
「ハイブリッド・スターダスト」が気になって買ったら、しっかり大人になった凛さんと征志さんが出ていて良かったです。オジサン攻め好きな方、オススメです!!!

CDのフリートークはなんと3分!!もっと聴きたかった〜(笑)帯の言葉を興津さんと佐藤さんで話していたり、気持ちよかった(作品の雰囲気が爽やかで)と言っていたり、なんか短いながら仲良い感じで話しているのでとても癒されました。

お二人のインタビューも和気藹々としていてとても良かったです↓↓↓

そんなわけで、今回はこの辺で。まだ夏は来ないですが、季節感がとてもある風流なBL作品でした。興津さんの「超絶クール美形受け」、本当にありがとうございました!そして佐藤拓也さんの安定したお芝居で、とっても聴きやすいCDでした!!!
いつもお読みくださり、ありがとうございました!!

(フリートークで少し照れ臭いのを誤魔化してる感じの推し殿が好きです)(なぜ男性が巾着を持ちたくないのかだけ男性じゃないせいでよく分からない)(浴衣を着て昨年夏に佐藤拓也さんのイベントに出てたことを懐かしく思い出しました

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gie チップは必要ありません😊どうか、あなたの心を癒したり支えになったりするような作品に出会えますように祈っております!今後ともよろしくお願い致します!