永遠に幸せな世界の領域展開、ハッピーBLおじさん受けのチャンプ「僕のおまわりさん」CD感想
今回は、にやま先生原作「僕のおまわりさん」シリーズのCDの感想です。
あ、こちらにも興津和幸さんは出ておりません。普段は興津和幸さんのBLCDをしたためているのですが、昨年新垣さんと興津さんの作品を聞いて、新垣さんと古川さんの「ポルノグラファー」「インディゴの気分」を聞いたあとによくよく考えたら同じ二人が有名作に出ていた、と気が付いて手を出しました。
前々からうっすら名前は知っていたものの、実際に聞いたら人気が出るのがよく分かりました!!!というか、年上おじさん受けが好きで、暗い展開とかが好きではない方にはこれしかない!というくらいハッピーBLでした。
ちるちるさんの詳細はこちら。
ネタバレない感想。
作品説明にあるけど、元警官の誠司さんと10歳年下の晋さんの恋愛なわけですが、とりあえずこの誠司さんという人が、明るくて面白いおじさんなんです。真面目になるはずのところが全てギャグになるし、なんかどことなく懐かしい世代が感じるテイストなので、昭和生まれの方にはドンピシャなのかなって思っています。(昭和生まれっていっても幅広いけど…)
その誠司さん演じる新垣樽助さんがフリートークでもお話しされてましたが「等身大」で演じられる役だったようで、実にのびのびとした楽しい演技です。これは、「囀る鳥は羽ばたかない」「ポルノグラファー」などを経由してみると分かりますが、本当の新垣さんという人となりが分かるような、そんな作品です。
お相手の年下寡黙(ムッツリ?)攻めの現役警察官は古川慎さん。こちらは多分、可能な限りの低音ボイスでの演技なので、フリートークで身体が痛いと訴えていました。興津さんも「リバース」という作品で、感情を出さないで演技をする時に右肩甲骨が痛いと話されていたり、「囀る鳥は羽ばたかない」で羽多野渉さんが百目鬼さんの声をチューニングするときにかなり苦労される話を聞いているので、よほど大変だったのだろうな…と思いました。
年下で初恋の相手なので、長年の思いを色々押し殺した分、思いが溢れたときの勢いが凄くて、古川さんの持てる技術をあますことなく味わえます。
というわけで、ネタバレありの感想です。
主人公の田島誠治さん(CV新垣樽助さん)は今は亡くなっているお母さんの商店を継いでいる独身で、元警官の40歳男性。お店にもよく立ち寄る仲本晋さん(CV古川慎さん)に、商店街の街コンの人数合わせに晋さんを誘います。たまたま恋人がいない話になり、うっかり「俺も男と付き合おうかな〜」というといきなり晋さんにキスされて告白されるという始まりで一巻は始まります。
そもそも、この「僕のおまわりさん」はスピンオフもので、「無邪気なわんこと猫かぶり」という作品が元になっていて、そちらのカップルが出来た街コンのセッティングをしたのが誠治さんなのでした。私はそちらも読みましたが、にやま先生らしいほのぼのしたお話でほっこりしました。
実は晋さんが高校生の頃に補導されたのが警察官だった誠治さんで、その時からずっと誠司さんのことが好きだった晋さん。この、警官時代の誠治さんの不良少年に対しての扱いが微妙に緩くてなま温かい。こんな大人がいたらそりゃあ更生もするし好きになっちゃうわ。タバコを注意して吸ってみてめちゃくちゃ噎せる新垣さんの咳と、不良でツンツンしてる古川さんがとっても良いです。
街コンのときにやはり人数合わせで呼ばれたスピン元のカップル二人に背中を押されて、付き合うようになる。この辺もわりとスムーズなんだけど、いい感じでキュンキュンします。そして、付き合うとなれば次は…ということで、ここからが面白ワードが展開されます。
私の好きなところは、一人で悶々と誠治さんのことを考えながら枕の臭いを嗅いで「おっさん臭い…」という晋さん。晋さんのお昼寝中にこっそり下着を覗いたときの誠治さんの「銃刀法違反だろ」と、「俺は心の門は広いが肛の門は狭いんだぞ」などなど。にやま先生ワールド最高です。
途中で挟まる、過去の不良に襲われた晋さんを身を挺して庇って負傷する誠治さんはとってもカッコいいです。(ここの2人の若い頃の声も自然で、流石!!といった感じですね)
そして二人でチャレンジする初夜は、盛大に失敗します。途中晋さんの手で果たされちゃうところに誠治さんの無限大のセクシー可能性と、実際に突入時の騒ぎ方、ここでの「我のケツ割れし時 汝のマラももげる」のあたりが聞けるのがむしろ感動でした…。
夏祭り、いよいよムードが出ていざ二人でお家へ帰ろうな時に寄ったコンビニでまさかのコンビニ強盗に出くわし、あわやの危機を晋さんがお酒の瓶を額に喰らいつつも逮捕。しかし二人の初夜はそのせいで一月も延期になるのでした。
警官自体に不良から晋さんを庇って額に傷を残した誠治さんを、逆の立場で助けたからこそ、ずっと残っていたわだかまりが消える素敵なシーンです。
そして、退院してからの初夜。もう、初めてのガチガチの緊張が新垣さんの演技ですごーくうまく表現されています!!!でも呼吸のヒッヒッフーはずるい(笑)面白いやらえっちやら…ようやく結ばれたところで1巻は終わります。ありがとう誠治さん、ありがとう晋さん。
おまけエピソードは、誠治さんが晋さんの家に着て彼シャツならぬ彼警察服での…というので、期待を裏切りません。二人が一緒に暮らすことになるところで終わる、サイコーハッピーエンドです!!!
音で聴くのもいいのですが、聴いたあとで漫画を読むと、実は台詞やシーンの間にもっと細かいやり取りがあって、2倍楽しめます。CDの長さやバランスでいい感じに分かりやすいように抜粋されたところにも面白いところが沢山です。あと、絵でみると晋さんのアレが●ジラ🦖として描かれているので、サイズもイメージしやすいです☺️
1巻のフリートークは、前半が新垣さんと古川さん。コロナのせいか距離をとっての収録らしい。古川さんはお気に入りの台詞が「俺がお巡りさんです」のところで多分変〇仮面の台詞に似てるって話していました。新垣さんは誠治さんと年齢が近くてやりやすかったとのこと。この頃はまだ古川さんは30代の役もなかなかない時期らしい。年の差について話す二人。テーマは晋さんにかけて一途に好きなもの。古川さんは好きなアーティストさん。新垣さんはファミコン。(二人とも音楽活動されてるから音楽について盛り上がるのが微笑ましい)新垣さんは古川さんのこと「慎くん」呼びでした。楽しみつつ収録されていたようです!
そんな訳で2巻に突入。同棲生活を始めて二日目、しばらくぶりに二人でイチャイチャする1話目。年上だから自分が恋人らしくなれてないのではと気兼ねする誠治さんに、とにかく誠治さんといられてハッピーな晋さんは相変わらずラブラブです。漫画ではコマの色々なところにいる誠治さんの飼い猫チコたんさんの面白い表情があるので何回読み返しても飽きません。同棲したらこれからは毎日イチャイチャできると思ったら立ちはだかる壁、それは大腸検査。
普通のBLなら、くっついた2人に訪れる試練は当て馬、将来の不安、様々あるはずなのに、僕おまに現れるのは「大腸検査」です。こんなほっこりな展開あります?????検査のためにスケベ禁止になってしまった晋さんの苦悩が描かれます。
半月、我慢に我慢を重ねてようやく解禁日、という日にたまたま来た無邪気なわんこと猫かぶりペア、八木尚人さん(CV山中真尋さん)と赤坂徹さん(CV寺島惇太さん)が誠治さんと話している時に「身体に負担がある」と話す会話を晋さんが聞いてしまいます。自分の事ばかり考えていたと反省して1人自分を慰めていると、そこには誠治さんが帰宅、ドアもノックせずに開けてしまい、1人でしている晋さんに「あなたのオカズ、只今戻りました…」の敬礼するところ、最高です。(ところどころの絵のタッチに『ピューっと吹く!ジャガー』風味を感じるんだけど私だけかな)ここは漫画が最高ですね。実は恥ずかしがりな誠治さんがしっかり晋さんに気持ちを伝えての晴れてのえっちは初めてのとこ◯てんがあります。誠治さんの面白いのに色っぽい声出せる新垣さん、恐るべしなんです…。
今度は二人で温泉宿泊旅行。ここでも赤坂&八木ペアに出くわします。山登りでしんどくなる誠治さんと八木さんの気持ちが分かる…😅そして夜には、何と晋さんのお誕生日お祝いえっちなのでした!プレゼントとしてゴムにメッセージが書いてあるし、なんなら誤字したのをみの虫🐛書いて直すセンスに昭和生まれの血が騒いでしまいました…。ちなみに、今回は温泉で八木さんと赤坂さんが晋さんのアレをみて「巨晋兵」って言ってます。オモロ…。あと、漫画を読まないとわからないのですが、旅館の名前は「菊門」。ハズさないにやま先生、流石です〜!!
お次は空き巣に遭う話。誠治さんが風邪を引いてるところに連続空き巣事件の犯人がやってきます。風邪を引いて気弱になるおじさん受け好きな人、いますよねぇ?!!!私は大好きです。欲されるまま8000円のメロン買って帰る晋さん、羨ましいよ!独りでいることに寂しさを覚えて、様子見にきた晋さんというおまわりさんがいることの安心感を感じる話。
最後は年越し。大晦日のお昼からお風呂に入ってえっちをして、仕事に呼ばれた晋さんのところに誠治さんが行ってこれからの年越しをずっと過ごそうっていう話。年越しエピソードにはテッパンな話だけど、大晦日の人混みに紛れてキスするシーンが漫画だとすごく好きです。あと、餅の妖精の誠治さんがかわいい。
おまけドラマには、赤坂さん八木さんペアとキャンプに行く話、誠治さんのダイエットの話、雪の日にカマクラを作る話、そして漫画のおまけになっていた妄想ポリスマンの話が入っています。温泉旅行でもそうなんですが、BLのメインCPの片方が他のCPの片割れとお互いの恋人について話すシーンが大好物なので、ここの八木さんと晋さんの会話が大好きです〜。山中真尋さんの落ち着いた大人ボイス、いいですよね!
フリートークは冒頭から背中の痛みを訴える古川さんでした。やはり低音をキープするのってすごく負担があるんですね…。古川さんもわりと人に気遣いをされるタイプ(気遣いしながら暴れる)なのですが、会話のほぼほぼを背中が痛いだったので、それでも演技を届けてくださったのに感謝しかありません。そして、再び続編になって演技プランを思い出そうとしたら、そもそも自分自身だったから作ってなかった〜と話す新垣さんでした。年越しは何するで、大掃除する新垣さん、筋トレする古川さん。
今回は山中さんと寺島さんのフリートークもありました。寺島さんもわりと素のままで演じられたそうです。二人で旅行いいねとなりつつ、キャスト四人で行きたいねと話してました。年越しは寺島さんは長野の地元に帰って2年参りをするんだそう。山中さんは年越しはそばを茹でてる。
最後の挨拶でも古川さんはストレッチしていました(笑)うめき声が聞こえます〜!!話を微妙に伸ばしながら話す新垣さんが微笑ましい…。
3巻。つまり、まだまだ晋さんと誠治さんのその後が味わえるんです…。同棲してから2年目。相変わらずの二人と一匹ののんびりした生活が続いています。心なしか、二人の声も、初めの頃よりもすこーしだけ落ち着いた気がします。1話目は晋さんが新人の頃に手錠をかける練習のために買ったピンクのファー付きの手錠をつけたままックス。誠治さんが遊びで晋さんにつけたら鍵がないのでそのまま致しているというわけなんですが、この時に晋さんがおねだりするのが自然で、1巻の頃より二人の距離感が近づいたんだな〜となりました。チープな手錠で良かったね😊
次はチコたんの彼氏さん猫を捜索する話。誠治さんがノリノリで警察ごっこしてる感じ。晴れてチャコくんの身元もしっかり分かって、愛情があるって素敵ね、な話。自分を拾ってくれて愛情をくれてありがとうと晋さんに言われて、誠治さんの年をとって涙脆くなったクライングシーンが沁みます。
晋さんが警察の柔道大会の話。優勝したら誠治さん全部盛りでと言われて誠治さんの「ケツ割れ不可避」な気合いで無事優勝。誠治さんは精力剤を飲んで待機。そんな訳でいつもより体力がありつつのプロレスみたいなえっちでした。(漫画の翌朝に真っ白く燃え尽きた誠治さんの絵が好き)
誕生日プレゼントを送る話。誕生日を1年前に聞いたら過ぎてた時の「過ぎてた」と落ち込むところの古川さんの言い方がツボです。誠治さんにはプレゼントには特別なものは要らないと言われるけど、やはり指を買おうと八木さん赤坂さんに相談。ところで急に漫画の話をしますが、119ページの晋さんのシャツなのに分かる胸筋の膨らみがステキなんです〜もろに裸よりこういう表現にドキドキします☺️サイズを知りたくて空回りする晋さん、思ったより知能指数低めの作戦がカワイイ。サプライズには失敗したけど、ちゃんと運命の糸で結ばれる二人なのでした。
最終話。クリスマスの日にフレンチレストランでデート。正装だからと誠治さんはヘアカットとお髭を剃って行き、お店で隠してた帽子とマフラーをとってちょっとしたサプライズ。お店を出て外を歩いている時に、晋さんが用意した指輪をプレゼント。左手を出して「つけて」っていう新垣さんの台詞あったかい〜。漫画のここのキラキラの誠治さんがほんとーに眩しいです!ペアリングつけて走って戻るところ、CDでは台詞ちょい追加されてます。二人で温め合いながらの「愛してるよ」の言い合いで幸せの頂点というか、わかってたけどいいなあ〜の気持ちに。そして指輪の値段を教えないための晋さんの大人な「アイシテルヨ」もよかった。
おまけエピソードは、漫画描き下ろしの晋さんの秘密の缶の話と、散髪の話、ホテルでお医者さんごっこ()する話、です。誠治さんが前にもらったドングリを「首領(どん)栗之助」と名付けて育てていたり、1巻冒頭でやりとりした十円玉を晋さんが誕プレのゴムの袋と共にとってあったりなど、エモいエピソードが散りばめられてます。そういえば、ペアリングの時に「またお揃いが増えたな」というのが二人がそれぞれを庇った時の名誉の負傷のを踏まえてるのがまたいいですよね!漫画では「そんなに言うなら抱いてやる」のクロスオーバーが見られます。お医者さんごっこのときの「ぴゃあ」の言い方がだーいすき。
フリートークは古川さんも新垣さんも、晋さんと誠治さんの幸せな平和な関係についてよかったねと話していました。またしても素で演技したと話す新垣さん。あと、古川さんも自分が出した演技プランをそのまま通してもらえることも増えたそうでよかったと話されていました。
男性から見て、こういう恋愛(友情からシームレスに恋愛になる)はありそうでリアルに思うと新垣さんが話されていたのが印象的。やはり男性目線でも面白い話!と純粋に嬉しかったです。
というわけで、感想でした。
3枚合わせたらかなりの時間になりますが、つまりこの「僕のおまわりさん」を流しているとそこは幸せな世界が広がり、心が充足できること間違いなし!!!どうか心が荒んだ時などに流してみてください。この感想を書くために2周以上聞き返して漫画も読んだけど、温泉に浸かったような心地でした。
あと、新垣さんの声が好きな方はフリートークもお好きではないかと思うのですが、2025年4月から、新垣樽助さんと興津和幸さんの月イチのニコ生番組「1R(笑)」(ワンルームショーと読む、略してワンワラ)が始まっているのでモーレツにオススメしておきます!
まず、毎月のメール募集テーマがあってそれを何通か読む以外、二人がお酒を乾杯してなにかの玩具で遊ぶ、喋るだけの番組です。生放送はチャンネルの会員(550円)になればアーカイブでも見られますし、プレミアムプラン(880円)だと二人が番組の前に収録した15分程度のラジオが聞けます。こちらは140文字以内の内容ならなんでも送っていいやつで、二人の軽妙なトークが聞けます。チャンネル会員になる方がニコ生のチケットが少しお安く買えますが、非会員でも買えます〜。そして、雰囲気は声だけならYouTubeに無料パートがあるので聞いてみてください!私はフリートーク大好き人間なのとお二人のことが好きなので、毎月、月末の水曜日にお二人の飲み会覗き見するような感覚のこの番組でものすごく癒しを得ています。プレ配信と言って1月から3回、練習みたいに配信をしてたのですが、声優さんらしい考えやお仕事の話なども聞けて、満足しています!
誠治さんとはまた一味違う、ほんわかちょっと天然疑惑のある素の新垣さんと、基本的に関西ノリで楽しい興津さんの会話が見られます〜
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ちなみに、にやま先生の「ご利用は計画的に」という作品は興津さんが受けでCDが出ています。そちらもオススメなので是非…!!
過去の記事はこちら↓↓
今回も長くなってしまった…。最後までお読みくださりありがとうございました!!!
ワンワラのプレ配信の内容や、今後の配信の簡単な覚え書などは以下の記事にまとめています〜。気軽に覗いてください〜(読みにくいかもですが)
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