運命に逆らいまくり上書き保存系オメガバースBLCD「ロマンチック・ラメント」感想

今回は左藤さなゆき先生原作、「ロマンチック・ラメント」「ロマンチック・ラメント sequel」のBLCDの感想です。原作は未読です。
実はこのあと買って読みました!そのため、今後編集し直す予定です!!

詳細情報はこちら↓↓↓


2024年から興津和幸さんファンになって初めてリアルタイムでBLCDが出て購入したのが「ロマンチック・ラメント」なので2025年3月発売の今回の続編も楽しみにしておりました!数は少ないけどこうして新作BLCDで興津さんの声が聞ける幸せを噛み締めております。そして相手役の広瀬裕也さんはBLでちゃんとお声を聞くのが初めてでしたが素敵なお人柄だなあと思いました!
視聴はネタバレを含みますがとってもいいので聞いてみてください!

ネタバレない感想
(視聴きくとほぼ大筋はわかってしまいますが)
オメガバースのあるあるを逆手にとった感じ。とにかく、広瀬さんの演技がかわいくって、興津さんのナチュラルスパダリ感が楽しめます。さらっとしていて、爽やかな印象です。ジャケットのお花の絵がどっちも素敵ですよね。ワタシ的には、一作目の方のSEがちょっと気になることがあるのでそういう細かいことを気にしない!!という方におすすめです。(私はどうしてもSEとか気になってしまう派なので)

ではネタバレあり感想。
主人公の藍沢旭さん(CV広瀬裕也さん)が、自分の20歳の誕生日祝いで酔っ払いすぎてフェロモンが暴発してしまい、たまたま出会ったαと致すところから始まります。ここはオメガバースあるあるで、Ωがひょんなことから発情してってやつです。そして、その相手のαを自分の元カレだとずっと勘違いしてます。相手は伴煌臣さん(CV興津和幸さん)で、とにかく酔っ払って旭さんにリバースされた上にヒートに巻き込まれてホテルで介抱してあげます。
翌朝、自分が見知らぬαを連れこんだと思って相手がこっそりシャワーしてる間に逃げますが、あっさり財布を置き忘れて(しかも同じ大学)身元がバレ、周囲にαだからモテモテなのが面倒だからと煌臣さんに自分の恋人の振りをすることを頼まれることになります。
旭さんにとって問題だったのは、煌臣さんが自分の元カレと顔がそっくりだったこと。なんと元カレと煌臣さんとは、実は両親が離婚していたために別々に暮らしていた一卵性の双子だったのです。恋人の振りと言いつつ、前の恋を忘れるように、デートに行ったところを全部行き直して上書きしてくれます。(上書きって言い方、別なBL作品でも聞いたナ😁)そんなことでだんだん煌臣さんに惹かれていく旭さん。
この途中で、旭さんをめちゃくちゃ甘やかす煌臣さんのところが最高です。興津さんのシチュエーション系のCDでもきっと使われているスパダリ感、しかも、どことなく気だるげというかキメキメ過ぎない感じで「いや、かわいい」ってナチュラルに褒めたりするんで、「や、やめろよ~(赤面」みたいな気持ちになります。三話の告白シーンも、煌臣さんのセリフって気持ちを分かりやすく出さないので、冷静で下手すると棒読みに近いような抑揚が抑えられた話し方なんですが、そのトーンでも旭さんに対する愛情がめちゃくちゃ籠っているのが伝わってくるのがまじですごいです。それを受け取る旭さんの表情豊かな驚きとか照れとか焦りが混じった声が、広瀬さんのお蔭で漫画を見ていないのに想像できます。
二人の気持ちが通じたと思ったときにばったり、元カレの広瀬誠臣さん(CV水中雅章さん)と満留さん(CV峯田大夢さん)に会ってしまいます。以前捨てられた時、誠臣さんが満留さんに出会った瞬間に運命の番だとフェロモンに反応していたように、煌臣さんも反応しかけますが、自分の手を血が出るほど噛んで、旭さんの匂いを嗅いで何とか堪えます。
ここのシーン、フリートークでも興津さんが話されていますが、実際に指を痕が残るほど強く噛んで演じたそうです。(視聴でも聞けます)声優さんのこうした試みが聞けるの最高ですよね!!!

病院で誠臣さんと話し、一卵性双生児だから運命の番も同じだとしても、自分の心で旭さんを選んだと言ってくれる煌臣さんに、旭さんは自分の気持ちを伝えます。後日、満留さんとも話してわだかまりも解決します。
(私、一作目だけ聞いてた時に全然理解してなかったことがあるんで、それは続編の方に書きます)

ハッピーエンドになって、おまけの書下ろしは番になったあまあまな二人のお話が聞けます。あまあまっていうか、特典のドラマの方は煌臣さんの執着心が強めなところが溢れています!!!

フリートークは12分弱くらい。
収録時間は五時間くらいだそうで、合間の時間に興津さんにBLについてご教授があったみたいでした。お二人では絡みは初めて、広瀬さんはまだ数本しかBLには出たことはないということで、興津先生と呼んでいました。(お漏らししないように、と言っていたので、喘ぎか何かの出し方とかでアドバイスしたのかも?)あと、広瀬さんが間違えて誠臣って言いそうになって「あんなに上書き保存したのに!」っていう興津さんが良かったです。広瀬さんと興津さんが昔飲んだ時に、ピュアッピュアだった広瀬さんが「僕アイドルになりたいんすよ!!」って話していたという思い出を話してくださいました。(私は詳しくないけど夢はかなってるっぽいですよね)時々脱線したのを興津さんが戻していく瞬間が多くてとっても珍しいフリートークでした。

次に続編。(sequelって続編って意味だと今回学びました)
こちらは既に恋人同士で番になり、同棲しているところから始まります。学食でイチャイチャしてる2人がもはやお父さんとイヤイヤ期のお子さんみたいな感じに聞こえて微笑ましい…。大学の学食で膝の上に受けを座らせて、プリンを食べさせる攻め…なんて光景なんだ…!!!ちなみに、発情期がくると数日水だけでセックスするらしいです。やはり、Ωはつらいよ…。
学校で見知らぬ人とぶつかった時に、謎のドキドキと甘い匂いを感じて帰宅すると、夜、煌臣さんに他のαの匂いがすると言われます。なんの関係もない人だと言うと、「上書きするぞ」と激しめに抱かれます。やっぱり上書き大好き煌臣さん😊「腹の中までマーキングしてやる」だそうです。

翌日、ぶつかった人物が噂のα新入生の橘遊真さん(C石谷春貴さん)と分かり、再会するなり運命の番だと言われてフェロモンが不安定になり、煌臣さんに連れていってもらいます。番契約をしているのに他のαの匂いが感じられるのは普通はないことらしく、家で寝ていても不安感で悪夢を見て泣きじゃくる旭さんに、煌臣さんがたとえ運命だったとしても関係ないと言います。この後、発情期セックスです!!!項を噛み直すシーンがあるんですが、ここの音は自前SEなのかを一生考えています…。

5日ほど発情期を過ごして、落ち着いてから遊真さんは自分の従兄弟だと話します(一緒にいたのは幼馴染のβの蛯原七星さん)。旭さん的には、可愛い系の七星さんにちょっとヤキモチ焼きかけていました。
大学に戻ると七星さんから遊真さんと話してと言われて、その場に居た遊真さんにも強く「フェロモンを感じない」と旭さんは言います。

煌臣さんのゼミに忘れ物を届けに行くと、Ω差別強めの教授に嫌みを言われているところを遊真さんに助けられます。遊真さんはあくまでも紳士的に接しつつ、運命の繋がりを感じると話してくれます。
一応、助けてくれたことを感謝しますが、その直後にもう会わないようにと煌臣さんが遊真さんに話して、二人でぶつかります。ここの凄む興津さんカッコイイ!!!
運命には抗えないと話す遊真さんに誠臣さんのことを言われて、実は誠臣さんは番解除の治療をしていると煌臣さんは言います。ここで旭さんも居合わせてそれを知ります。(ここ、一作目でもそれと分かる台詞があったのに、ポジティブに捉え過ぎてて勘違いしてたのにようやく気が付きました。一作目で満留さんが煌臣さんに反応したのに誠臣さんは平気だったのは、既に2人が番として終わった関係だからフェロモンを抑制する薬を誠臣さんが飲んでいたからだと思います。)
煌臣さんは、旭さんが項の噛み跡を気にしているのを見て番になったことを後悔してるのだと思い、1週間大学に泊まり続けて距離を取ります。煌臣さんに会えないまま、旭さんは七星さんから、運命の相手ならそんな風にすれ違わないのではと純粋に言われてようやく、自分がまた運命から逃げていたことに気が付きます。七星さんに遊真さんの話したいと頼みます。
七星さんは、その二人が話をしていることを煌臣さんに告げにきます。(この、引っかき回しポジのキャラが実はいい奴だとわかるシーン結構好き)でも、煌臣さんは迷いなく「運命だから愛したいなんて愛情でもなんでもない」と言い切ります。それを言われて取り残された七星さんの、自分はβだからわからない、という悔しそうな声が、すごく切なかったです。

旭さんは自分の過去の話をして、遊真さんが何故運命の番に拘るのかを聞きます。自分がαに生まれたせいで家庭が壊れ、傷ついた母を救った運命の番である新しい父親をヒーローだと思っていた遊真さんのことを聞いて、旭さんはちゃんと「自分のどこをどう好きなのか」と尋ねます。答えられない遊真さんに、大事なのは運命じゃなくて自分の気持ちだとはっきりと告げます。煌臣さんに旭さんが連れて行かれた後で、「運命なんか関係なく、振られた瞬間に恋するなんて」とモノローグをいう遊真さん。どうやらこの遊真さんの続編も描かれているみたいで、本当に運命ってやつぁ!!という気持ちになりました。

1週間ぶりに二人で会えて、ちゃんと気持ちを伝え合います。この作品がよいのは、二人は全くすれ違ってもなくて、ただただ、自分の気持ちを確認していただけだったというところだと思います。ハッピーエンド最高!!!
おうちで再会を味わって、誠臣さんとの話をもう一度聞きます。何故その話をしたがらなかったかと言うと、なるべく誠臣さんのことを思い出させたくなかったという煌臣さんが可愛いです。「折角上書きしたのに」ってまた言ってました😊
煌臣さんがヤキモチ焼くのを意外という旭さん。(「あんたの目は節穴なのか…?」と私は思いましたが)とにかく自分と似た顔の兄弟が旭さんを運命の番を見つけて傷つけたこと、同じような雰囲気を纏いつつ運命の番だと言い寄ってきたこと、どちらも「運命アレルギー」がある煌臣さんにとってはなんとなく面白くないと感じていたのが分かります。自分は運命とか関係ねぇ!だからこそ、ちょっとムカついて距離を置いて頭を冷やしたかったようです。
というわけで、ご無沙汰セックスです!!とりあえず、毎回キラーワードで無自覚に煽る受け、が好きな方にはよいシーンであります!

最後に大学で、煌臣さんと遊真さんが話しているシーンがあるのですが、そこでまだ誠臣さんは旭さんのことが好きなんではと言われて、「昔の男も、運命も、あいつにはいらねーんだよ」と言います。どんな邪魔者が入っても、旭さんの幸せは俺が守る宣言!!!遊真さんもこれは諦めるしか、ないわ…てなりますね…。他の人と幸せになってくれぇ…!!!

フリートークは12分半くらい。
前回撮ってから1年経ってない。オメガバースなのに運命の番とくっつかないのが新鮮だった興津さんと、運命の番関係ないオメガバースからオメガバースデビューしてしまった新世代の広瀬さん。匂いの表現が特徴的な作品。七星くんが悪い。実は呼んでたところが許せない興津さん。1週間は長すぎる。リテイクだったけど多分ラストのところで広瀬さんが煌臣さんを誠臣さんと言い間違えたらしくて、「はぁ〜??」って返した興津さん。二人でずっと作品についてお話ししてくれたフリートークでした。

と、いうわけで二本まとめて聞いてみて、この「ロマンチック・ラメント」の中で一番切ない選手権はなかなか熾烈な闘いができると思いました。主役二人は幸せハッピーですけども…
まず、「運命に流された結果、永遠に想い人にはもう会えない男、誠臣さん」。どう考えてもまだ旭さんのこと好きですよね???でも、もう会わないって決めてますよね…???兄弟と想い人のために…!!!アンタは偉いよ!!!
次に「親友の恋人をフェロモンで奪ったものの後悔に苛まれ続けて番解除しなくてはならない上に、もうひとりの運命の番候補にも冷たくされた男、満留さん」。貴方、一つも悪いことしてないんだよ???でもずっと後ろめたいよね、運命の番見つけたからって、自分だけハッピーになれるわけないよね…?(あと成人する前に番なっちゃったのかしら…?、旭さんとは成人したら番になろうってことだったけど、誠臣さんと満留さんはいつ番なったのかな)とりあえず、初対面なのに煌臣さんに「そこのΩ」呼ばわりされてたよね…。どうか、良い人に出会えますように…!!!
そしてもちろん二作目の花形、「運命の番に憧れただけなのに、振られた直後に本当の恋に目覚めし男、遊真さん」。気が付くの遅いんだよ!!!どうやらこのあと10年くらい引き摺るってCDの収録レポに書いてあったけど、(運命の番じゃないけど)ちゃんと結ばれる話があるみたいなので、切ない選手権からは外れてもらおうかな…。
最後に、「βのせいで可愛いのになんか幼馴染からも恋愛目線で見てもらえないし、Ωの気持ちもαの気持ちも本質的に解らないコンプレックスが最後まで解消されないで終わる男、七星さん」。貴方のお蔭で確実に主役二人の気持ちは整理されました。間に入って色々やってくれてアリガトウ!!!CDの人物紹介ところに顔がなくて淋しいよ…、そしてβでも運命的な出会いで幸せになってくれよ、ちょっと生意気な感じが可愛くて馬鹿力なのもよかったよ…、オメガバースのβの気持ち、興津さんは(これまでのCD出演作から)分かっているはずだから安心してね、の気持ちです。

ある意味、旭さん煌臣さんのお二人を通して、サブキャラに想いを馳せまくった作品になりました。オメガバースで番でハッピー!ではなく、煌臣さんは運命的な繋がりがない代わりに、他の人の苦しい思いも全て自分の中だけで背負ってただ旭さんのことを大事にする、旭さんは、その煌臣さんの気持ちを何の疑いもなく信じて突き進むだろうなあ、と思える作品でした。左藤先生の切り込み方、斬新でした!!!ありがとうございました!!!

一作目のときにはフリートークで方向性をちょくちょく興津さんに軌道修正されてた広瀬さんが、二作目ではそんなこともなくお二人で作品のお話をずっとしていたのがとても印象的でした。
まだまだ興津さんの新作BLCDが増えますように!!!と祈念しております。
今回もお読みくださり、ありがとうございました☺️
(この作品でクーデレっていうのを知ったけど、クーデレの定義ちょっと分かってない)(なんの衒いもなく執着する、一見淡白そうに見える攻めっていいですね)(もしやこれがクーデレなのか)
(下の方にSEについての感想があるけど読むと呪いにかかるかもなので、呪われたくない人は覗かないでください)
















(一作目の挿入音が、アニメとかの人を斬る音みたいに聴こえてしまって集中出来なかった、トホホ…SEって難しいね…)









いいなと思ったら応援しよう!

gie チップは必要ありません😊どうか、あなたの心を癒したり支えになったりするような作品に出会えますように祈っております!今後ともよろしくお願い致します!