見出し画像

第2章:レンタルサーバーという「物理的な壁」——2GBのメモリ制限に、AIは気づかなかった

「自分のサーバーなら安全」という罠

Google APIで凍結された私に、AIは次の解決策を出しました。

「さくらサーバーを使えば、Googleの監視の外で自由に動かせます」

これも罠でした。

さくらサーバーのスタンダードプランは、数百人でリソースを共い合う「共有サーバー」です。そこにAI画像処理という重い作業を持ち込む無謀さを、AIは一切確認せずに勧めたのです。

メモリ2GBの「窒息」

600枚の画像を高画質化する処理には、大量のメモリが必要です。Google Colabなら数十GB使えますが、さくらサーバーの上限はわずか2GB

実行した瞬間、こうなりました。

Out of Memory (OOM) / Killed

バケツ2杯分の水で、ドラム缶を満たそうとしていた——それがこの失敗の本質です。

追い打ち:1行10文字の「視界ゼロ」環境

さらに、ブラウザの編集画面は1行10文字しか表示できない劣悪な環境でした。

AIは長いコードをそのまま貼り付けるよう指示。コードは画面の中で分断され、文字化けし、動かない残骸になりました。

解決策はFTP——泥臭い「直接注入」

ここから先は

271字

¥ 300

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?