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2025/09/12 NAOTO 20th Anniversary LIVE「SERENDIPITY」@ 神戸国際会館・こくさいホール

バイオリニストNAOTOさんの20周年記念ライブは、なんと神戸でも開催されました。嬉しい。毎年のBirthdayライブは、関東と関西でほぼされているようだけれど、特別な記念ライブを、しかも大阪ではなく神戸で! スポンサーの和田興産さまあってのことかと、感謝でございます(合掌)。神戸公演は東京とは違い、インストゥルメンタル音楽に特化して、素晴らしい凄腕ミュージシャンが勢ぞろい。ピアノジャックは個人的に初めてだったので、すごく楽しみだったり。

国際会館はいつも素晴らしいアーティストさんがいらっしゃるけど、個人的にご縁がなくてなんと震災後、今のホールになってからは初めてでした(驚)。広くてとっても綺麗。ロビーにはバイオリンを弾いている像もあり、お!となりました。

他にもロビーでは東京公演同様、クロサワバイオリンさんの展示などがありました。皆さんバイオリンそのものにも興味津々で、これはとても素敵なことですね!

…と、始まる前からワクワクだったけれど、席に座ってビックリ。事前に場所は分かっていたけど、こんなにステージが近いとは…。そしてほぼ真ん中。始まってから本当にNAOTOさんがすぐ目の前な感じで、御髪のキラキラのラメまで見えるほど、間近でめちゃカッコイイお姿を堪能。いやぁ~幸せでございました(合掌)。心配していたステージ照明のライトも、幸いにキツく目に入ることもなくラッキーでした。よかった。色々嬉しくて感謝です。
座席が前の列と間隔があってゆったりしていた。こう云うのもとても嬉しい。こくさいホールさんナイスです。

美しい青の幕を見上げながら待っていると、時間丁度に暗転してSE。NAOTOさんのオリジナル曲のセトリは東京公演と同じだったけれど、なんせステージが目の前なので、そりゃぁもうテンションぶっちぎりになりました! オープニング2曲の「Make a change」「TWIN DRAGON」の流れは、やっぱり最強!ロック万歳!NAOTOさんめっちゃカッコイイ~(嬉泣)。

その後は東京の時と同様、豪華なゲスト様が次々に登場、NAOTOさんは出ずっぱり・弾きっぱなしと云うのは変わらなかったけど、違うのゲスト同士のコラボなど、メンバーが入り乱れてのセットリストだったこと。まさかのあの人とこの人が?!みたいな組み合わせで、こんな曲・あんな曲を演奏したり…。ほんとに楽しかったです。東京の時と同じく、全て“NAOTOさんがやりたかった曲”で組まれていたそうです。

一組目はDEPAPEPE。安定の「One」は、3人で弾いていてももはや誰の曲だっけ?ってなるくらいの調和。のっけからほのぼのしたのも束の間、ステージの3人はそのまま、プラス、→Pia-no-jaC←の登場で、若干のわちゃわちゃ感。曲はピアノジャックのオリジナルで「台風」。疾走感のある、超カッコいい攻めたナンバーだけど、DEPAPEPEとも仲良しのようで、人数多いのに一塊になって繰り広げられる音の渦が、カッコ良かった! ピアノジャックの演奏は、ほんとにピアノとカホンを中心としたパーカッションだけなのだけど、とてもそんな風には聞えない重厚さなのがスゴイです。
ライブはまだ序盤なのに、早速めちゃ楽しい!

かと思えば、お次に登場はフリューゲルホルン&ヴォーカルのTOKUさん。魅惑の低音ヴォイスと甘いホルンの音は勿論、立ち姿やお顔立ちも全てがシュッとしていて、ズルい人なのですよね~。
まずはNAOTOさんのリクエストで“トクトク・コンビ”がやりたかったと、TOKUさんとDEPAPEPEの徳岡さん、そしてピアノジャックでNAOTOさんの「Bach147」。主よ人の望みの喜びよをジャズアレンジしたお洒落なナンバーが、シュッとした二人を迎えて、更にお洒落に。ともすると目立つだろうバイオリンも、こう云う時のNAOTOさんは、決して弾き過ぎず、他の楽器と見事に調和することができて、改めて素晴らしいセンスだなぁ…と毎回惚れ直すのです。プロの方でもなかなか難しい事だと思うのです。
次はTOKUさんとNAOTOさんでスタンダード・ナンバーの「Fly me to the moon」を。TOKUさんはヴォーカルです。今日の“インスト祭り”の中で、唯一の歌モノでした。めちゃいい声~。NAOTOさんは楽器とだけでなく、ヴォーカリストの人の横で弾く時も、全てが丁度いい塩梅でハモったりオブリったりインプロったり…。いやぁ~…やっぱり凄いお方です。特にこの日は、後半のバイオリンソロの即興が素晴らしくて、うっとり。最高でした☆

次は東京公演と同様、TEAM NACSからのビデオレターから、NACSの舞台音楽として提供したNAOTOさんオリジナル曲のメドレーへ。ビデオレターは2回観ても笑えました。喋ってない人もいますが(笑)、大泉さんのボケっぷりが爽快。リーダー大変ですねぇ…w
神戸公演の直前に札幌に滞在し、再演されていた『HONOR』のお手伝いに行かれていたNAOTOさん。事前にSNSでも「恵織村中学校校歌」を予習してくるよう指示がありました。良い子の村民たちは勿論みんなで斉唱。舞台観てないけど、観たくなるなぁ…と、これまた、NAOTOさんの20年の歩みの中での、素晴らしいご縁と繋がりに、ほのぼのした温かい気持ちになりながらNACSコーナーを味わっておりました。

次に登場したのは、NAOTOさんが尊敬する押尾コータローさん。東京公演の時とは違う曲をコラボし、押尾さんのアッパーな「Gold Rush」。相変わらずギターの中にちっさいオッサンが3~4人入ってるんちがうか?!と云う音圧で、カッコいい。押尾さんがMCの時に、「改めて、NAOTOってバイオリン上手いなぁ~」ってしみじみ仰られてて、何を今さら!って思いつつも、共演していてふとした時にそう感じられるの、長く一緒にいらっしゃるからこそあるのだろうなぁ…と、面白かったけど、納得でした。
そして、いよいよメイン司会者登場?清塚信也さんをピアノに迎えて、出て来た時から既に面白いんだけど、喋ると演奏できなくなるから、NAOTOさんに制されて(笑)とりあえず押尾さんの「戦場のメリークリスマス」を演奏。曲前の雰囲気大事ですからねw しっとりした曲を豪華な3人で聴けて本当に良かった。坂本龍一さんのこの曲、元々は押尾さんがデビッド・シルビアンがヴォーカルを歌っているバージョンをカバーするためにアレンジされたとのこと。NAOTOさんはそのD・シルビアンのヴォーカル部分をバイオリンで弾くような形だけれど、ただなぞればいいと云うワケではないだろうし、とっても難しいと思う。押尾さんのクリスマスコンサートでも聴かせていただいたけど、このバージョンのコラボ、本当に素敵なので、また聴けて嬉しかった。

押尾さんがはけて、今度はNAOTOさんときよりんのお二人で「ハレナハレ」。MBSお天気部のテーマ曲で、ゆったりととても素敵な清塚さんの曲。音源でしか聴いたことなかったけど、大好きなので、生で聴けてほんとにほんとに嬉しくて、思わず涙ぐんでしまいました。喋ると楽しい二人なのに、演奏するとむちゃくちゃ美しい音なのズルいわ~。

次は遂に御大登場、サックスプレーヤー本田雅人さん。NAOTOさんがいつも、本田さんに吹けない譜面はない!と言い切るほどのハイパープレーヤー。私も何度かスクエアのライブで拝聴してますが、毎回ぽかんと口が開くくらいの凄いプレイ。
DEPAPEPEの三浦くんも迎え、4人でNAOTOさんの激ムズ曲「Etude for children No.1 “Spanish”」。エチュードって練習曲のことだし、for chldrenって子ども達のためだけど、とんでもない曲なので、作ったNAOTOさんご自身でも弾くの大変そうなのに、それを本田さんはサックスで!いや~凄かった。そして、それが大変そうに聴こえないのが、これまた凄い。なんだか楽しそうに聞こえました。

本日のメイン司会・清塚信也さんも、MCではきよりん節炸裂(爆笑)。この人なんでこんなに面白いんだろうww そう思ったのは客席だけではなかったようで、この日が初共演という本田さんも、きよりんの爆裂面白トークに終始半笑いで珍獣を眺めるかのような眼差しでした。「スゴイね」って後から仰ってましたが、楽屋で沢山お話ししてお友だちになられたそうなので、今後が楽しみです♪
そしていよいよNAOTOさんのオリジナル曲で、本田さんとコラボされてる楽曲「R246」のご披露、待ってました! ずっと一度ライブで聴いてみたい、スクエアのゲストとかで共演ないかな~って待ってたのだけど、こんな形でHappyに実現して、とても嬉しい。お二人は他のライブでも共演されてるようなので、てっきりこの曲も時々演奏されるのかと思っていたら、なんとレコーディング後、20年近く経ってやっとライブで演奏するとのこと、ビックリでした。本家本元のR246は、やっぱり爽快でカッコイイ! 本田さんのサックスって、鋭利で爽やかですよね~。オトコマエや~。
そして更に本田さんの代表曲(…でいいでしょうか?)で、これまた激ムズ曲の「Megalith」もNAOTOさんと!お二人ともめちゃカッコイイし、何よりこの時、バンドマスターの松本圭司さんが、最高に楽しそうな顔されてて、見ててこっちが幸せな気持ちになりました。NAOTOさんも、普段はポップス寄りで弾かれているけど、こんなバッキバキにフュージョン全開な曲も、最初からバイオリン入ってるんじゃないかってくらい違和感なく、カッコ良く弾きこなしてしまっていたけど、ご自身ではフュージョンは苦手だと謙遜されるんですよね…。どんなレベルを求めていらっしゃるのやら、凡人には想像もできないっす。

その後は、またNAOTOさんの大ヒット・キラーチューンのオンパレードを、最高のNAOTOバンドで聴かせていただき、飛んで跳ねてめちゃ楽しい時間でした! NAOTOさんのライブ初見のフォロワーさんは、「バイオリンなのに、こんななんだねー!」とビックリりされてましたが、楽しんでいただけたようで良かった。本田さんの凄さにも言及されてて、惚れたそうです。さもありなん。

そしてアンコールの1曲目では、なんとNAOTOさんが新曲を披露してくださった!こんな嬉しいことはない(号泣)。「Enduring Promise」とタイトルされた、明るくて希望が持てる感じの美しいバラードでした。アレンジは松本圭司さんがされたとのこと、サビの運びが一筋縄では行かず、ちょいちょいメロディーを見失ったけど、きっと何度も聴いて味わいが増す曲だと思います。早くまた聴きたい。

最後はオーラス、みんな総出でステージは賑やか。特にピアノ&キーボードのとこに圭司さん、きよりん、HAYATOさんの3人がわちゃわちゃしてて、ぜんぜん堅気に見えない3人が笑顔でわーわーやってるのが、めちゃ可愛くて平和でした(笑)。NAOTOさんの周りにいらっしゃる方は、ほんと皆さん魅力的で温かい人ばかり。そのことを、しっかりと感じさせてもらった、素晴らしい20周年記念ライブでした。
後からXで、本田さんが大切なコメントをポストされていました。インスト音楽で、この規模の会場が埋まることがスゴイ、と。自分自身が、インストと歌モノを分けて聴かないし、両方音楽だと思ってるし、なんなら子どもの頃からインスト寄りだったので、あまり意識することがないのだけど、やっぱり世の中的には市民権は歌モノに軍配が上がるのですね。それは、商業的なヒットと云う意味で、差があるのだと思う。本当は音楽はビジネスではないはずだけど、そんなのが綺麗事だと言うことも、よくわかっているつもり。難しいけれど、本当に素晴らしい音楽・演奏が、当然のように評価されて、正比例でヒットする世の中になるといいな…と、心から思います。多くの人がテレビや映画の中で、知らずに耳にして情緒を揺さぶられている音楽のほとんどはインストだと思う。そして、大ヒットしている歌モノのバックで、その曲を支えて演奏している、素晴らしいミュージシャンがいること。知ってる人は知ってるけど、そこまで意識しない人も、まだまだ多いと思う。もっと普通に、インストと歌モノが同じようにヒットチャートに入っている、そんな未来を夢見ていたい。

そんなインストの未来の礎を、一つ一つ切り拓いて、足元を固めているのが本田さんやこの日出演されたアーティトの方達、そしてNAOTOさんです。後に続く若い方達も頑張っているけれど、スター性ってなかなか簡単には作れない。間違いなくインスト界のスターやヒーローが集まったこの日のライブ、また違った形で同じようなライブが開催されるといいな、と思っています。
NAOTOさんや、素晴らしいアーティストに出会えたことが、本当に幸せだと感じた、素敵な夜になりました。ありがとうございました。

終演後は、もうずっと長くNAOTOさんのファンをされてる、地元神戸のNAO友さんと、今年春の発表会がきっかけでNAOTOさんに興味を持ってくださった、バイオリン教室の先輩と、3人で美味しいお酒をいただきました。音楽の話しをしていると楽しいし幸せ。ご一緒ありがとうございました。

今年も後数ヶ月だけど、まだまだNAOTOさんのライブ予定や、来年の嬉しい予定もあるので、楽しみに日々がんばろう!
NAOTOさんも、スタッフの皆さんも、2つの素晴らしい『SERENDIPITY』なライブをありがとうございました!これからもついて行きますー☆

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