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[RIZIN]見応えのある試合を量産するストライカー

RIZIN DECADEの第2部「雷神番外地」に出場するキックボクサーの篠塚辰樹はRIZIN2連勝中のファイターで、テクニカルな打撃戦を繰り広げる魅力的なストライカーだ。

Krushフェザー級の元王者でもある篠塚はシャープな打撃を的確に打ち込む上手さを持ちながら、打ち合い上等のスタイルで多少被弾しても前に出続ける好戦的な姿勢も持っており、アグレッシブな気持ちと正確な技術を併せ持った魅せるファイターとなっている。

これまでに篠塚がRIZINで行ってきた試合は2試合とまだまだ少ない状況ではあるが、その内容はかなり見応えのあるものとなっているので、すでにその魅力を伝えるだけの活躍を見せていると言っていいのではないかと思う。

BDに傾倒するようなこの第2部には様々な声が寄せられているが、キックの世界でちゃんとした実績を残している選手も出場するという点では注目できる部になっているのではないかと感じる。


RIZIN初参戦、冨澤大智との戦い


話題と注目を浴びたこの一戦で篠塚はキャリアのあるプロとして、その技術の違いを存分に見せつけていた。

シャープな打撃は相手の打ち終わりに差し込まれるように放たれ、ダメージやダウンを奪うことに繋がる効果的な攻撃となって機能しており、要所で冨澤を苦しめることになっていた。

ガードは低い位置に設定され、攻撃は目を利かせて上体と距離で捌く、このマクレガーを彷彿とするようなスタイルは打撃戦をより魅力的にしていると感じる。

ダウンを奪った時の挑発と相手と向き合った時の集中力から生まれるギャップがファイターとしてのキャラを立たせている上に、そこに好戦的なファイトスタイルが加わることで試合に盛り上がりがプラスされるようになる。

なのでMMAのグラウンド展開のように、動きが比較的少ない状態を面白くないと感じる層からは特に、篠塚辰樹のようなタイプのストライカーは人気を博すことになるのではないかと思う。


活躍の場を広げる篠塚辰樹


Krushの王座を返上した後は世界中の様々な試合に挑戦していくという考えを示していた篠塚は宣言通りに日本人初のBKFC挑戦者となって、RIZINにBKFCを持ち込む働きを見せた。

そしてこの試合でも優れた距離感覚と打撃の正確性を活かしてBKFCからやってきたマルチネスの攻撃を躱しつつ痛烈な攻撃を打ち込んでいった。

その結果、初参戦となったBKFCで1R KO勝利を収め、再び注目を集めることになる。

篠塚のファイトスタイルと、この多方面へと挑戦していく姿勢は非常に相性が良いと感じるので、篠塚は今後さらに魅力を増して大きな盛り上がりを呼び込んでいく存在になるのではないかと思う。


RIZIN3戦目、大晦日の戦い

©︎RIZIN

そして篠塚は今年を締めくくる大晦日の舞台でRIZIN3戦目を迎え、「雷神番外地」で野田蒼と対戦することになる。

体格に差のある組み合わせとなっているので、その辺りのスペック差がどう響いてくるのか気になるところ。

野田は足とスピードを活かして距離を崩すことが出来ればポイントでリードを奪える可能性もあるが、篠塚はこの距離の取り合いに強さを持っているファイターなので、野田はまずあのジャブを攻略していくことが出来ないとヒット&アウェイで形勢を築いていくことは難しくなるだろう。

また威力や耐久力という部分でも篠塚の方が上回っていると思うので、野田が有利をキープしていくためには、かなり上手く試合を運んでいく必要がある。

なので、この一戦は全体的に野田の方が不利になりやすい試合となるのではないかと思う。

恐らく篠塚がコツコツとジャブを当て、野田にダメージを与えながらジワジワと追い詰めていく流れとなり、結果的に改めて篠塚の打撃の上手さが光るような試合となっていくのではないかと思われる。

果たして篠塚辰樹のRIZIN3戦目はどういった結末を迎えるのか、テクニカルかつアグレッシブな戦い方でフィニッシュ勝利を収める姿を期待したい。

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