💼 【副業×不動産】複数の銀行にどう打診する?(第24話)〜“同時進行”でチャンスを広げるコツ〜
「課長、なんとか話はできたんですが……結果はまだで。」
コーヒーの湯気越しに、トラネコ課長が言った。
「そうか。ところでにゃんこ君、
“一行だけに頼る危うさ”って、わかってるか?」
💬 はじめに
初めての銀行面談を終えた日の夜。
僕はトラネコ課長に報告した。
「課長、なんとか話はできたんですが……結果はまだで。」
トラネコ課長は、湯気の立つコーヒーをすすりながら言った。
「そうか。ところで、にゃんこ君。
“一行だけに頼る危うさ”って、わかってるか?」
🐾 ① “一行勝負”はリスクが高すぎる
「銀行ってね、それぞれ“ものさし”が違うんだ。」
課長は手帳に3つの丸を描いた。
地銀A:立地重視で、評価が高めにつきやすい
信金B:エリアや築年数に厳しいが、属性を評価してくれる
信組C:築古や低価格帯に強く、スピード感がある
「同じ物件でも、Aでは通らず、BやCで通ることがある。
だから“どこか1行がダメ=終わり”ではない。
複数行を動かすことで、チャンスが増えるんだ。」
💬 ② “同時打診”は戦略。遠慮はいらない
「課長、複数行に同時打診してもいいんですか?
なんだか“二股”みたいで気が引けて……」
課長は笑った。
「にゃんこ君、融資は恋愛じゃない。
“ご縁の確率を上げる戦略”だよ。」
ただし、マナーがある。
🔹 A:同じ書類セットを使うこと
→ 各行に提出する資料は同じ。数字のズレは信用を落とす。
🔹 B:誠実に伝えること
→ 「他行さんにも並行してご相談しています」と正直に言ってOK。
隠すより、正直に言った方が印象がいい。
🔹 C:優先順位をつけること
→ 第1希望(地銀などメイン)→第2希望(信金)→第3希望(信組)と、
順にアプローチ。すべて同時ではなく“時差打診”でもOK。
🧭 ③ トラネコ課長流“融資スケジュール管理”
課長のノートには、銀行ごとの進行状況がメモされていた。
【地銀A】4月10日:書類提出 → 4月18日:面談予定 → 現在審査中
【信金B】4月12日:担当者に資料送付 → 面談日調整中
【信組C】4月15日:電話ヒアリングのみ → 次回資料提出予定
「こうして**“進行メモ”**を残しておくんだ。
混乱するのは、“自分がどこまで話したか”を忘れるから。」
📉 ④ “断られた時”こそ、最大のチャンス
「にゃんこ君、断られるのが怖いか?」
「……正直、少し。」
「いいか。融資は“通すこと”が目的じゃない。
“学ぶこと”が目的なんだ。」
課長は昔の手帳を開き、いくつかのメモを見せてくれた。
「担保評価が合わなかった」
「自己資金を5%入れれば可能」
「法人なら再検討できる」
「銀行は、“今ダメな理由”をちゃんと教えてくれる。
そこに、次のチャンスが隠れているんだよ。」
📓 ⑤ “断られノート”が、次の融資を通す
課長の机の端には、分厚いファイルが置かれていた。
表紙には「断られノート」と書かれている。
「これは、俺の“最強の武器”さ。」
ページを開くと、過去の打診記録がびっしり。
・理由:エリア外 → 対策:別支店で再打診
・理由:評価不足 → 対策:見積書・賃料根拠を添付
・理由:自己資金5%要 → 対策:預金残高を増やして再挑戦
「断られるほど、経験値が貯まる。
それが、“次の融資を通す資料力”になるんだ。」
😺 ⑥ にゃんこ君の気づき
複数の銀行に資料を出してみて、僕は気づいた。
同じ物件なのに、評価も反応もまったく違う。
数字だけではなく、
銀行ごとの“価値観”を読み解くことこそ、融資のスキル。
🧩 まとめ
銀行ごとに評価基準は違う
“同時打診”は正しい戦略(誠実に伝えればOK)
書類はすべて同じ内容・フォーマットで整える
“断られた理由”をメモして、次の改善に活かす
融資は“通す戦い”ではなく、“学びの積み重ね”
💬 トラネコ課長のひとこと
「融資はマラソンだ。
短距離で勝負しようとする人から、息が切れる。」
💬 にゃんこメモ
断られた理由こそ、未来の合格答案。
“経験値”が貯まるほど、通過率は上がっていく。
🔜 次回予告
👉 第25話:「リフォーム費用をかけすぎないコツ」
融資を乗り越え、ついに購入した1棟目。
ここから始まるのは、“再生の現場”。
次回――伝説のリフォーム職人・ふくにゃん師匠、登場!🐾
にゃんこ大家でした🐾
今日の話で、印象に残ったポイントはどこでしたか?📖
ちょっと共感した!という方、コメントで教えてください✨
待ってるニャ😺
👉 前回の記事はこちら → 第23話「銀行担当者との“面談”で信頼を得るには?」
👉 次回の記事はこちら → 【特別コラム】再生の極意は“手を汚す勇気”にあり
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