「名前が言えない」は超危険。医療職パパが教える、熱中症の“命の境界線”
押忍!空手家パパです。
私は本職で得た知識についてはnoteであまり話さないようにしているのですが、
と、言いますか本職が医療系なのか疑われてる気がしますが、、
ケンさんの当事者しか知り得ないリアルすぎる前兆や
みゆたんさんの救命行為を知っていることがどれだけ大切かと言う記事を読みまして、
私も、皆さんの命を救うためにできることあるんじゃないか!
ってやっぱり思います。(※お二方とも素晴らしい記事です!ぜひ読んでみてください)
そこで今回は、猛威を振るってる「熱中症」についてお話しします。
「ああ、はいはい知ってるよー。暑いとなるんでしょー」
と思われますよね?
その通りです!暑いと誰でもなります。
……そして、最終的には本当に命を落としてしまいます😰
大切な人を守るためのシンプルなルールがあります!
今日は私の過去の地獄の失敗談を交えながら、なるべく正確に要点を絞ってお伝えします。
※10秒でわかる記事の要約です!これだけ持って帰ってもらってもオッケー👌

■ 実録:私が「この世の地獄」を見た日
医療の仕事をしている(本当だよ)私ですが、実は過去にガッツリと熱中症地獄を体験しています。
昔、かなりハードに体を追い込んでトレーニングをしていた最中(しかも、なぜか野外)、急激に猛烈な気持ち悪さに襲われました。
「お腹が痛いし、ちょっと吐きそう、、おうち帰りたい😭」
あの時の「この世の地獄のような気持ち悪さ」は今でも忘れられません。
ひどい時には、手の指先がぐにーっと硬直して巻き込まれてしまい(マキマキ状態)、自分の手じゃないみたいになって、伸ばすのにもう片方の手で引っ張らないといけないなんてこともありました。(不思議な青年時代)
筋肉がガチガチにつったり、勝手にピクピク動き出したら、それは体が発している最初の危険信号です。
熱中症とは、体の中に熱がこもり、まるで「茹でダコ」のようになって体温調整システムが完全に壊れてしまう状態を言います。絶対に「ただの夏バテ」とナメてはいけません。
■ 覚えるべきライン
医学の専門書を開くと難しい用語がたくさん出てきますが、一般の私たちがそんな基準を覚える必要は一切ありません。
私たちが現場で判断しなければいけないのは、たった一つ。
「今すぐ病院に連れて行くべきか、それとも救急車を呼ぶべきか」
これだけです。そして、その明確な境界線になるのが、『意識の障害(脳のバグ)』が出ているかどうか。
ハッキリ言います。
熱中症は、“暑さ”ではなく、“脳の異常”が出た瞬間からが本番です。ここから先は、一気に命の危険領域に入ります。
筋肉が痛い、つる、という段階はまだ「体の異常」です。
しかし、意識がおかしくなるということは、「熱が脳みそまで達して、脳に直接障害が出始めている」という極めて危険なサインなんです。ここの見極めが生死を分けます。
■ 救急車を呼ぶかどうかの「声かけチェック」
もし周りに「熱中症かな?」と思う人がいたら、すぐに声をかけてみてください。
【イエローカード】
声をかけた時、なんとなく反応がぼーっとしている。受け答えがおかしい。
⇒ 涼しい場所に移動させて水分補給。20〜30分経っても改善しなければ病院へ。
【スーパーレッドゾーン(即・救急車!)】
「ここがどこだかわかる?」
「自分の名前、言える?」
と聞いてみて、場所や名前が分からなくなっていたら、迷わずその瞬間に119番を呼んでください。脳が完全にオーバーヒートしています。意識を失う直前の危険な状態です。
※「意識はあるけれど、具合が悪くて自力で水が飲めない」という場合も、すぐに病院へ連れて行ってあげてください。
■ 救急車を待つ間に「その場でできること」
もし目の前の人が倒れたら、救急車を待つ間(または様子見るとしても)以下の処置をすぐに行ってください。
1 涼しい場所へ:日陰や、風通しのいい場所に移動させます。
2 服を緩める:ベルトやボタンを外し、体の中にこもった熱を外に逃がします。
3 効率よく冷やす:ここ、実は超重要です!熱が出るとつい「おでこ」を冷やしたくなりますが、おでこを冷やすのは気持ちよさのため。
本当に冷やすべきなのは「首の後ろ」「脇の下」「太ももの付け根」の3箇所です。
太い血管が通っている場所を直接狙い撃ちして冷やすのが、一番早く脳のオーバーヒートを止められます。
4 電解質を補給:意識がある場合のみ、スポーツドリンクや経口補水液を飲ませます。
ただの水だけだと体内の塩分濃度が薄まって逆に危険です。
「熱中症わかったけど、どうやったらならないの?」
はい!
予防の王道は、結局いつものアレです。
「しっかり睡眠を取る、ご飯を食べる、こまめに休憩して水分を取る」。
長時間、めちゃくちゃ暑い環境で活動し続けない。
これが一番の防衛策です。
■ 終わりに:大切な人を守るために
熱中症は、なってから戦うのでは遅すぎます。
そして、いざ目の前の大切な人がピンチになったとき、気合いや根性では命を救えません。
「名前が言えない=脳のオーバーヒート=即、救急車」
このシンプルなルールだけ持って帰ってください🙇♂️
暑い季節は、気合いより準備です。
知識を使って、自分と家族を守っていきましょう。
ついでに夏もめいいっぱい楽しみましょうね😸
押忍!
私が書いた緊急救命行為はこちらです💁
いざという時のため一読していただけると嬉しいです😀
押忍!
