見出し画像

「胸を張る」と疲れる理由、知ってますか?空手家パパが教える、本当に強い「自然な姿勢」

押忍!空手家パパです。

5歳の息子に「ほら、ご飯食べる時は姿勢よくして!」と注意しながら、自分自身もハッと気づいて背筋を伸ばす。子育て中のあるあるだと思います。

でも、ちょっと考えてみてください。

「気をつけ!」の姿勢や、面接の時のように「胸を張って、顎を引く」姿勢。
あれをしばらく続けていると、背中や腰、肩が痛くなってきませんか?

決してあの姿勢を否定するわけではありません。見た目はピシッとして綺麗です。

しかし、武道や身体の構造の視点から見ると、あの姿勢は「力み(りきみ)」なんです。

筋肉で無理やり骨格を固定している状態なので、長時間やれば当然疲れますし、いざという時にスムーズに動けません。

では、本当に「いい姿勢」、そして「強い姿勢」とは何なのか。

今日はその構造と、誰でも日常でできる簡単な作り方を共有します。

大事なのは「自然であること」

結論から言うと、一番強い姿勢は「自然で、力みがない状態」です。
でも、「自然にして」と言われると一番難しいですよね。

そこで、一つイメージを持ってみてください。
頭のてっぺん(頭頂部)の髪の毛を数本、誰かにつままれて、じわーっと上に引っ張られている」イメージです。

実際に自分で髪をつまんで上に引っ張ってみるか、ご家族に軽く引っ張ってもらうとすごく分かりやすいです。

その時、背中をなるべく真っ直ぐにするようイメージします。

最初は「猫背のまま首だけ伸びて変な感じ」に感じるかもしれません。でもそれで大丈夫です。力まずに続けていると、骨格が自然と一番楽な位置に収まっていきます。

この時、最も大事なのは「引っ張られている時に、自分から力まないこと」です。

普段からスマホやデスクワークで猫背が固まっている人は、いきなり真っ直ぐにしようとすると辛いと思います。
徐々にで大丈夫です。形を完璧にすることよりも、「力まないこと」の方が100倍重要です。

成功のサインは「全身の重さ」

うまくいくと、体に力が入っていないのに、「全身が下に重く沈むような感じ」がしてきます。

「え、重いって疲れてるだけでは?悪いことで
は?」と思うかもしれませんが、違います。

これは力みが抜けて、自分の体重がしっかり地面に乗っている状態です。いわば"ブレない土台”ができているサインです。

その状態のまま、ゆっくりと呼吸をしてみてください。

実は、この姿勢を整えただけで、相手のバランスを崩したり、簡単に投げたりできるようになります。

これは実際に体験していただくのが一番早いんですが、と言いますか体験しないとふつうに信じれないと思います。

例えば誰かに腕を掴まれたり、抱きつかれたりした時に、力で対抗せず「スッ」とこの姿勢を整えます。
すると、不思議なことに相手は力が入りにくくなり、力で引っ張るより相手を崩しやすくなります。
、、、はい、やらせだと思いますよね。でもマジなんです。
※崩しについて詳しく知りたい方はこちら💁

1人でできる確認テスト(壁押し)

「相手がいないよ!」という方は、壁に向かって立ってみてください。

* 普通に立って、壁を両手で押す。
* 一度離れて、先ほどの「頭のてっぺんを引っ張られる姿勢」を作る。
* じんわりと姿勢を保ったまま、もう一度壁を押す。

力みがないのに、自分の体重がスッと壁に伝わり、「強く押せている感覚」や「壁を押した反発が足まで降りてくる感覚」があるはずです。これが身体の構造に沿った「自然な力」です。

全ての土台は「姿勢」にあり

以前、脱力やパンチ力の話をしたことがありますが、いくら脱力のコツを知っていても、この「自然な姿勢」ができていないと、実は本当の脱力ができてません。
基本のキが姿勢を保つこと、その後に力を抜くこと、重心を使うことなど身体操作が深まって行きます。

道場に行けなくても、誰かに直接習わなくても大丈夫です。
壁を押した時の感覚や、自分の身体の「楽だな、でも重いな」という感覚とゆっくりとした呼吸が、正解を教えてくれます。

そして、安心してください。ずっとこの姿勢を24時間保つ必要はありません。

気づいた時に10秒だけ整える。その繰り返しだけで、身体は少しずつ確実に変わっていきます。
家事の合間や、仕事の休憩中に、少しだけ頭のてっぺんを引っ張ってみてください。

力みを捨てて、自然な姿勢で立つだけで、少しだけ心も軽くなるはずです。

自分の陣地(身体の構造)は、自分で整えよう。
共に戦いましょう。押忍!



脱力の段階的な練習法は以下の記事を確認してください(これこのまま段階的な姿勢の維持とも言えます)💁


理屈どうでもいいから殴らせらという方はこちら💁それも上達の道です!


押忍!

いいなと思ったら応援しよう!