【意図をもって挑戦するということ】
意図をもって何かに挑戦するから、
自分でも気づいていなかった意識に出会う。
今回は、僕とゴミ拾いの経験です。
受講生さんをサポートするという挑戦。
それは、誰かのためによいことをするという挑戦でもあります。
そして、その挑戦にはハッピーセットのように、
「失敗をする」という体験がついてきます。
実際にサポートで参加するとき、
「失敗をしに来てください」と
おだやかに言ってくれるのですが──
練習の進め方が分からず困惑したり、
他のマスターさんと打ち合わせが足りなかったり、
ふとした瞬間に“素の自分”が出てしまったり。
情けない、カッコ悪い、恥ずかしい。
「相手のため」ではなく
「私の考える相手のため」という自意識が、
嵐のように心をかき乱していきます。
そして、きちんと落ち込みます。
自分に意識が向きすぎて、
「誰かのためによいことを」と胸を張った信念が、
風の前のロウソクの灯のように揺らめき、
今にも消えてしまいそうになる。
「どうせダメだ」
「自分には無理だ」
「あの人がよくないからよくならないんだ」
そんな臆病な風が吹いてきて、
灯を消すどころか、ロウソクごと倒そうとする。
それでも。
「失敗したくない」と震えるその手の中には、
どんなにか細くても、火はまだ灯っている。
受講生さんが心から笑ってくれている。
マスターさん同士が励まし合っている。
会場のみんなが変わろうとしている。
だから、落ち込んで下を向いたら、
そっとゴミを拾うんです。
よいことをしようと挑戦している自分の心に、
「よいことをした」という意図をもって、ゴミを拾う。
ひとつ、ふたつ、みっつ──。
ほんの少し、心の中の臆病風が凪いでいく。
それは、思っていたよりも小さなそよ風だと気づく。
また誰かをサポートできる。
失敗しても、灯火はまだ、
ロウソクの芯の奥で燃え続けている。
心の灯火は、いつもあたたかい。
だから、ひとつ、よいことを。
その小さなゴミ拾いのぬくもりが、
きっとまた、
人を応援する行動へとつながっていくから。
🌿
今日も「意図をもって挑戦する」あなたへ。
失敗もやさしく包み込む灯が、きっとそこにあります。
