〈書籍紹介〉問いかけで思考の質が変わる 『問いのデザイン/安齋勇樹・塩瀬隆之』

問いのデザイン 創造的対話のファシリテーション [ 安斎 勇樹 ]価格:2,970円(税込、送料無料)
仕事での会議、同僚との会話、家族や友人との会話が、どこかすれ違ってしまうことはありませんか?そんな小さなズレを解きほぐす鍵は、実は「問い」にあるのかもしれません。『問いのデザイン/安齋勇樹・塩瀬隆之』を読んでから、私の人間関係や会話の質が驚くほど好転し始めました。
1. 概要
『問いのデザイン/安齋勇樹・塩瀬隆之』は、相手の心を開き、対話を深め、思考を一歩前に進める「問い」のつくり方を体系的にまとめた本です。職場やワークショップだけでなく、家族や友人との日常的な会話にも応用できるのが大きな特徴です。
人はつい「どうしてやらないの?」「何が正解?」という詰問や正解探しの問いに陥りがちです。しかし、本書は「問いをデザインする」という発想を提示します。
例えば、子どもに『宿題やったの?』と聞く代わりに『今日はどんなことに一番時間を使いたい?』と問いかけるだけで、会話の方向性がまったく変わります。これまで一方通行だったコミュニケーションが、キャッチボールのように軽やかに往復し始めるのです。
読後には「問いを変えるだけで、こんなにも関係性が動くのか」と驚きを覚えました。そして翌日からは自然と「問い」を意識して話すようになり、人との関係がすっと近づいた感覚を得ています。
2. 目次
1. 序論 なぜ今、問いのデザインなのか
2. PartⅠ 問いのデザインの全体像(問いのデザインとは何か)
3. PartⅡ 課題のデザイン―問題の本質を捉え、解くべき課題を定める(問題を捉え直す考え方;課題を定義する手順)
4. PartⅢ プロセスのデザイン―問いを投げかけ、創造的対話を促進する(ワークショップのデザイン;ファシリテーションの技法)
5. PartⅣ 問いのデザインの事例(企業、地域、学校の課題を解決する)
3. 感想と学び
私は以前、休日に妻と話すときに、つい『どこ行く?何時に出る?』と効率的な質問ばかりしていました。
すると、会話が事務連絡のように固くなってしまうのです。本書を読んだあと、『今日は何をしたら一番リフレッシュできそう?』と問いかけてみました。すると、妻の表情がふわっと柔らかくなり、そこから自然に話題が広がったのです。問いを変えるだけで、こんなにも空気が変わるのかと驚きました!
さらに「問い」を意識することで、友人との雑談も深まります。『最近忙しい?』では会話が止まってしまうのに、『最近一番楽しかった時間っていつ?』と聞くと、相手の目がキラッと輝き、話がどんどん弾んでいきました。まさに「問い」が人を動かす実感を得ました。
これが2,970円。カフェ数回分の金額で、一生ものの対話力が手に入ると考えると、非常にコストパフォーマンスが高いと感じます。
4. まとめ
もしあなたが「会議が活性化せず新たな発想が生まれない」「家族との会話がすれ違う」「友人との雑談が浅い」と感じているなら、『問いのデザイン』は必読です。問いを変えるだけで、会話の質が驚くほど変わります。
早朝の静かな時間や通勤中に少しずつ読んでいけば、次の日からすぐに実践できます。
「問い」は関係を結び直す魔法のスイッチです。
あなたの日常にそのスイッチを取り入れてみませんか?
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
