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天使は、ダンスフロアには降りてこない。——Blue Six『Aquarian Angel』

2006年、ニューヨーク。
Jay Denesは前作『Beautiful Tomorrow』のリリース後、Aya と Lisa Shawそれぞれのソロアルバムを制作した。その2つの濃密なコラボレーションを経てようやく、次のBlue Sixのサイクルを書く準備が整った。
各曲を特定のボーカリストを念頭に置きながら作曲していった。
2007年3月13日、Naked Music Recordsからリリース。

Blue Sixというプロジェクト
Jay DenesはNaked Musicの共同創設者であり、ニューヨークを拠点とするミュージシャン・プロデューサー。
幼少期にSantana、Beatles、Joni Mitchellを愛し、やがてMiles DavisとColtrane、そしてRoxy MusicとTalking Headsへと辿り着いた——その雑食的な音楽遍歴がBlue Sixの音の多様性を作った。
Naked Musicはディープハウスとダウンテンポで知られ、SadeやKelis、Maxwellの高プロファイルなリミックスを手がけた。

Aquarian Angel』という一枚
2007年3月13日リリース。Naked Music Recordings(NMN 19)。全12曲。
プロデュース・作曲:Jay Denes。ボーカル:Aya、Lisa Shaw、Catherine Russell。ブラジリアンビート、アンビエントの背景、ジャズの要素をR&Bスタイルのボーカルと融合させた作品。 全曲Jay Denes作曲。
——天使は、ダンスフロアには降りてこない。
「Tropicalia」で始まるが、ハウスのビートは来ない。 代わりに、空気が変わる。Ayaの声がタイトル曲で都市の子守唄のように漂い、
「Half Light」はパーカッションをほぼ取り除き、音楽をただそこに漂わせる。
「I’ve Given Enough」のサックスはChet Bakerの翳りを連想させ、「A Woman of the World」は滑らかに流れ去る。
Denesは「ムーディで内省的なレコード」と語り、「音楽の繊細なタペストリーをボーカルの邪魔にならないように作るのは非常に難しい」と述べた。 このアルバムはハウスミュージックと呼ぶには静かすぎる。でも、それがいい。

どんな夜に聴いてほしいか
誰かが帰った後の部屋で。
グラスがまだテーブルに残っていて、音楽だけが続いている。そういう時間に。
Ayaの声は問いかけない、Lisa Shawの声は慰めない——ただ、そこにいる。「深い」ハウスと呼ばれるのには理由がある。すぐにはわからない曲に、何度も引き戻される。
天使はダンスフロアには降りてこない。
静かな部屋にしか来ない。

TRACKLIST
1 Tropicalia
2 You Just Can’t Stop
3 Here I Come
4 Fast Free Delivery
5 Aquarian Angel
6 I’ve Given Enough
7 Half Light
8 A Woman of the World
9 A Woman of the Sea
10 Harbour
11 You Play Too Rough
12 I Tried to Tell You

天使は、ダンスフロアには降りてこない。
幻音社


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