本を血肉化する技術
本アカウントでは「読書と言語化」を軸とした弱者生存戦略について、様々な角度から発信してきました。今回は、私が15年以上に亘り読書を続け、弱者を脱却しようと藻掻く中で、少しずつ見えてきた「読書した内容をどのように弱者生存のために活かしていくのか」という点を詳しく解説したいと思います。
本は血肉化してナンボ
「読書した内容を活かす」ことを、私は「本の血肉化」と呼んでいます。「血肉化」とは「読んでいる本の主張や構造を理解し、自由自在に適用できるようにする」ということです。ここでのポイントは「適用」です。
読書をしているのに、あまり役立っている感覚が得られない人は少なくないと思います。そうなってしまう理由は、「適用」、つまり理解した内容をどのように異なる文脈に活用するか、ということを意識して本を読めていないからです。
適用を可能とするためには、1冊の本という個別文脈に埋め込まれた知識を、別の文脈に適用可能な形へと変換し、保存しておく必要があります。以前、「一度きりの経験を次に活かすことができる人は『構造』を捉えることに長けている」という記事を書きましたが、知識や経験というものは基本的に文脈固有性が高く、とある具体的な文脈で有用性を発揮します。そういった知識や経験を別の文脈に適用するためには、それらを抽象化・構造化し、文脈から一度切り離した形に変換するという操作が必要です。
本記事では、私が実践しているその具体的なやり方を説明していきます。
本を血肉化する4ステップ
では、早速具体的な方法をご紹介します。本を血肉化するには、次の4ステップが必要です。
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