「癖」を軸にした弱者生存戦略
弱者=持たざる者が、弱者から脱出しようとするときにまず陥りがちなこと。それは「強者の真似」をしようとすることです。
「強者」とは、優れた頭脳を持っていたり、世の中の立ち回りが上手かったり、行動力が抜群にあったりする人達のことです。そういう人達は、自分で事業を立ち上げたり、資本を集めたり、組織でどんどん上に行ったりして、豊かに暮らしていけます。資本主義社会で当たり前に勝ち残り、お金を稼ぎ、影響力を持つことができるのが「強者」です。
一方で「弱者」とは、当然ながらそういう能力や行動力などを持っていない人を指します。弱者が強者のやり方を模倣するとどうなるかというと、簡単に言えば「強者の下位互換」になってしまいます。
例えば、頭脳で勝負しようと思って、頭の切れる強者の真似をしたとします。しかしどんなに頭を鍛えても、世の中にはもっと頭の切れる人がいる。さらにその上に、もっと優れた人がいる。「頭の良い人」というヒエラルキーの中に位置づけられてしまい、弱者はその階層の中で「何番目か」のポジションに固定されてしまう。
それでもなんとか順位を上げようと努力する。「強者の模倣」は王道のように見えるからです。しかしこれは、弱者にとって「わかりやすいが報われにくい戦略」と言えます。多くの人がここで消耗し、覆せない差に苦しみ、燃え尽きていってしまいます。
癖を生かすという戦略
では弱者は、どうしたらよいのか。私が「弱者=持たざる者」として試行錯誤する中で得た現時点での答えは、「自分の癖を生かす」です。具体的には、次のステップで癖を特定し、武器へと昇華していくことを指します。
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