江戸東京博物館常設展、混雑が激しくなり途中で止めて、すみだ北斎美術館へ行くことにしました。
企画展「洋館」を見た後、常設展へ行きました。
企画展と常設展は、それぞれ別のチケットが必要だということを知らなかったため、常設展の入口でスマホからチケットを購入することになり、少し時間が掛かりました。
それでも常設展に入ったのは10時過ぎです。開館からまだ35分ほどしか経っていないのに、すでに大勢の入館者で賑わっていました。
旗を持った添乗員さんに引率された団体も3、4組ほど見掛けたので、この混雑にも納得です。

人が多い場所は、やはり少し苦手です。




その時にも感じたことですが、今回もまた同じような感覚になりました。
そう感じたのは、同じ時期に深川江戸資料館も何度か訪れたことがあるからかもしれません。
深川江戸資料館は、江戸東京博物館に比べると規模はかなり小さいのですが、大きな体育館のような空間に、江戸の長屋や町並みが再現されています。
館内の照明は時間の移り変わりを表していて、朝になったり夜になったりします。
また、さまざまな生活の音も聞こえてきて、江戸の町の中にいるような雰囲気を少し感じることができます。
もちろん、規模が小さいからこそ、そうした演出がしやすいという面もあるのかもしれません。
それでも、以前にそのような展示を見ていたため、今回の芝居小屋の再現を見た時にも、知らず知らずのうちに比べてしまっていたのだと思います。
ここにあるのは再現された建物ですから、ある程度は仕方のないことだと思います。ただ、江戸の人々が暮らしていた当時の空気や、日常の息づかいのようなものを、もう少し身近に感じられたらと思いました。
ここはあくまでも博物館ですから、現在のような展示の形になるのだと思います。
一方で、今は海外から多くの観光客も訪れています。せっかくこれほど立派な空間があるのですから、江戸(当時100万都市)の日常を少し体感できるような演出が加われば、より楽しく、印象に残る展示になるのではないかとも感じました。
例えば、江戸の町の日常の音や音楽、団子屋さんや蕎麦屋さんの香り、お祭りや神輿の賑わい、花火の音など……。
考えてみると、いろいろな演出ができそうです。
今の展示も、建物の再現としてはとても立派です。
ただ、個人的には、「はい、芝居小屋を再現しました。どうぞご覧ください」というところで終わってしまっているように感じ、少しもったいない気がしました。
あれほど立派に作り込まれていて、かなり広いスペースも使われています。後ろには舞台も再現されています。
だからこそ、もう少し江戸の暮らしを感じられる仕掛けがあれば、さらに魅力的になるのではないかと思いました。
人もどんどん増えてきたので、すべてを見ることはできませんでしたが、ここで常設展を見るのをやめ、近くに予約していた、すみだ北斎美術館へ向かうことにしました。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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パリに向け日々精進してまいります。