高齢者と言われる筋合いはないように思いますが。いつの間にか前期・後期高齢者と言われるようになりました。とは言っても歳は食っていますけど。
皆さんも同じ道を辿ると思います。
いつの頃からでしょう。
気がつけば私は「高齢者」と呼ばれる年齢になっていました。
しかも前期だ後期だと分類までされる。
なるほど歳は取りました。73歳です。
しかし、だからといって「高齢者です」と呼ばれて素直に頷けるかというと、少々話は別です。
腹が立つわけではなく、ひとつの言葉で括られてしまうということが気に入らないのだと思う。
若い頃は、歳を取った人を見ると、知識も常識も品格も自然と備わるのだろうと思っていました。
しかし自分がその年齢になると、全くそんなことはないのです。
この感覚は多くの人が持つ感覚だと思っています。
ただ年齢を重ねてきているだけあって、経験による反応は徐々に変化していきます。ただその辺が少し変わるだけで、後は精神的にはそれほど変わりません。
きっかけは年金申請に行った時に、ふと私も年金を貰う歳がきたのだと不思議な感覚になっていました。
65歳からもらうことにしたので、その辺を境に年齢的には、片足を高齢者ゾーンに踏み入れた感じだったようにも思います。
それこそ、最近こそないですが、20年近く前に
山手線の優先席の前あたりに立っていたときに、坐っていた若者が席をどうぞと言われたことがあります。
その時の気持ち。
「俺、外から見ると席を譲る対象に当てはまる顔と容姿なんだ!」
今考えるといまよりかなり若い頃に言われました。
その頃はたぶん仕事でも、家庭内でも問題のあった時で、随分と疲れていた表情で、様子もそのような感じに見えたのでしょう。
あの頃の自分を思い返すと、疲れや心の状態は、案外そのまま顔や雰囲気に出てしまうものなのだと思います。
気を静めること、何も考えない時間が少しだけ必要なのかもしれません。
#創作大賞2026
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パリに向け日々精進してまいります。