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ニュートラルでいる自由。

以前、
心も体も弱っていた時期があった。

苦しい、辛い、痛い。
負の感情てんこもりの頃。

そんな時に私は、
ご近所さんに夢中になった。

3人のママの彼女は、
ワンオペで子育てをしていました。

すごく大変そうなのに、
弾けるような笑顔が印象的な人でした。

友達になりたい!
私は思わず口にした。

彼女は戸惑ったと後で教えてくれたけど、
私を受け入れてくれた。

実際、彼女はとても苦労していた。
それでも、笑顔でいることは
やめない人だった。

私はおせっかいなところがあるから
彼女に夕飯の差し入れを
毎日のようにするようになった。

体調が良くなかった。

長時間の子守は難しかった。

だけど、一番上の息子さんは
長男と同級生だったから、
学校帰りに一緒に家に来るようになった。

彼女は、
ある宗教の二代目だった。

彼女自身が積極的に
勧誘してきたことはなかったと思うけど、
いつのまにか、
私の周りに、
その宗教の関係者が集まってくるようになった。

毎日のように
家に来たり、
電話がかかったり、
私の平穏だった時間は、
いつのまにか
形を変えるようになっていた。

あの時、
私は初めて自由でいたい!
そう思った気がする。

宗教を否定するわけじゃない。

必要な人が
好きな信仰を持てばいいと思う。

だけど、
私も、
強制されたくないし、
選ぶ自由を持たせて!!
と強く思った。

沢山の人に囲まれて
何時間も説得されたことも1度では済まなかった。

「なにか悩みはない?」
優しい顔でそう言う人に
「こうやって詰め寄られるのが悩みです」
正直に言った。

私は、賢くないけど、
思考だけは誰にも縛られたくなかった。

そんな日々が何年か続いた。

その終わりは突然やってきた。
彼女が実家に引っ越すことになり、
私と物理的な距離が出来た。

その後、何回か会ったし、
彼女が必死に生きていたことも知ってる。

今も彼女のことは何一つ恨んでいない。

だって、
私が好きでそうしていたんだから。

彼女を悪者にするのは違う。

私はその後、
別の友達からも
違う宗教に勧誘された。

私だから
誘ったんだよ。

その気持ちに嘘はないと思う。

だけど、
私は改めて思った。

私を自由でいさせて!!と。

自分が欲しいと思ったら、
自分から取りに行く。

選ばない自由、
それがあってもいいと思う。

必要だと思った時に前に進み、
違うと思った時には立ち止まる。

ハンドルを握るのは、
誰かじゃない。私。

そのためにいつもニュートラルでいたい。

それが私の自由の形。


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