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テスト。フリージア②

学生カバンと体操服の入った学校指定のダサいバッグを抱えるように持ちながら、体育館側の階段をめざして、長い廊下を歩いた。

体育館は、今日入学式をした場所で、体育館の入り口方向に、着替えるためのロッカーがあった。

ここは、主に体育の授業で着替える時に、使う場所だけど、部活の決まってない私たちは、一旦、そのロッカーに、荷物を置いた。

「ねぇ、麻衣ちゃん、見学だけど、一応着替えていく?やってみる?って展開に、なるかもよ。」

「はるひが、そういうなら、そうしよっかな〜。だけど、今日走るのとかは、無理。」

「だよね~」

2人きりのロッカーで、麻衣ちゃんと私は、体操服に着替えた。

「これも、ダサいよね…」

「ホント、センスない。お母さんに聞いたんだけど、お母さんの時代から、ずーっと、これなんだって。ビックリじゃない?」

「え〜、それって昭和??今、令和なんだけど、すごすぎる。」

「じゃあさ、一周回って、レトロかわいいかも。」

「かな〜?これ、かわいい??」

「やっぱ、無理。かわいくない」

2人は新しい体操服を身に着けた姿を互いに見つめ合いプッと噴き出した。

「行こ」
春陽は先に走り出した。

「待ってよ〜」

後から、麻衣が、追いかけてくる。

さっき、走るの無理。と言ってたのに、早速走っていた。

体育館から、運動場に出るところに、外履き用のシューズを入れる下駄箱があって、そこで、室内履きと外履き用シューズを履き替えた。

運動場には、野球部らしき姿はなかった。野球部は、この高校の中で、特別待遇されていて、練習場は、他にもあった。この日も、そっちで、練習していたようだ。

テニス部らしい集団が、遠くに見えた。
テニス部は、男子も女子もいるけど、ほぼ、男女に分かれて整列していた。


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