キジトラにゃんこ番外編「金玉もかわいい」
猫の金玉はかわいい。
神が作り賜うた逸品である。
哺乳類、全ての金玉が猫の金玉のようであれば、この世はもっと「KAWAII」が増えるであろう。
あ、ちょっと待っとくんなはれ!
「何をこのおっさんは訳の分からんことを言いくさって!」とか思ってはるんやろ?
いやいや、俺もな、りんたを飼うまでは猫の金玉って見たことなかったんや。実家で飼ってた猫は2匹とも女の子やったさかいに。
そやからいうて、りんたの金玉の画像をここにデカデカと載せるのも憚られますやん?
そないな訳で、どんなもんか気になるいう方は「猫のふぐり」または「にゃんたま」でググってみておくんなはれ。
よろしゅうに!
では、話を戻す。
例えば猫と同様に、身近な動物である犬と比較しよう。
犬の場合、少し生々しいモノがダラリとぶら下がっている。あれ程ぶら下がっていると、全力疾走した時などに痛くないのかと心配になるほどのぶら下がり具合である。
さらに人間のアレなど、夏場は犬よりも垂れ下がり、冬場はまるで蟷螂の卵のような風貌で、それはもうお下劣で品性の欠片も無く、自分で見るのも嫌になるほどである。人間のアレでかわいいと思えるのは赤子の男子のモノぐらいである。梅干しの種みたいで。または小さな胡桃みたいで。
うむ、赤子のはかわいい。
それに比べて猫はどうであろうか?
ふわっと短い体毛に包まれ、形はクリッとして「KAWAII」がピッタリである。これ以上に「KAWAII」のは、猫の目ぐらいではなかろうか? 俺の「りんたのKAWAIIパーツランキング」の1位は「目」、2位は「金玉」なのだ。
え? 肉球? かわいいけど、俺のランキングでは僅差で3位なのだ。肉球ファンには申し訳ないが。
そう、猫の全ては「かわいい」ではなく「KAWAII」なのである。
世界基準なのである!
いやいや、そやから疑うんならググっとくんなはれ!
そんなもん5分も10分もかからんのやから!
「あら、KAWAIIやん」ってなること、請け合いやさかいに!
頼んまっせ!
で、我が家の愛猫りんたの場合、ふわっと包んでる体毛が黒いのである。
まるで黒いマリモが2つ並んでいる様は
「クリっとコロっとこんにちは」である。
何? 意味が分からんと? うん、書いてて自分でも分からん。
ただ、KAWAIIということだけは、理解していただけたと思う。
さて、ここまで書いたところで気付いてしまったのだが……
りんたは去勢手術済みなのである。
ということは──だ。
実際にKAWAIIのは金玉ではなく、金玉袋なのではないのか?
なんてことを考えてしまったのだが、言い切らせていただこう。
そんなモノは瑣末だ──と。
全てがKAWAIIパーツで出来た生命体、それが猫。
つまり猫はKAWAIIの集合体なのである。
そして今日もりんたを後ろから眺め、俺はこう思うのである。
「りんたは今日もKAWAIIなぁ、金玉ですら……
クリっとコロっとこんにちは──」

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正直、おっさんが舞い上がります。
