育てよカメ
冒頭のタイトルだけを見れば、懐かしい「ウルトラQ」の話を思い浮かべる方も、いらっしゃるかも知れません。
今日は「カメ」ついて、ちょっと綴ろうかと思います。
私は週2日「水・金曜日」をパークゴルフ(以下P.G)の練習日に当てています。大阪市鶴見緑地(吹田の方ではなく)にP.Gのコースがあります。平日の昼間ですからご年配の方々や、リハビリ生活の方などが緑地にこられます。
天気に左右されるのが屋外球技の宿命。ご多分に漏れず本日も1ラウンドを回ったところで、「雨天コールドゲーム」になりました。家路を急ぐ私が「咲くやこの花館」前を通過しようとしたところ、目の前に「ある生き物」を見て急停止しました。一見、柄付きの石ころのように見えるその物体、
実は「ミドリガメ」だったのです。
体長約5cmぐらい。もちろん野生動物ではありませんから、多分、誰かが「桜の通り抜け」で買ったものを、放流したものと思われます。ちょうど、車の通る辺りを「ノロノロと歩行している」ところを発見。自転車を一旦停止して、保護・蓮池の方に放流しました。雨宿りをしていた方は「よく気がついたわね。石ころかと思ったわ」と言ってました。
私自身、もうちょっとで自身の電動アシストで轢いてしまうところでした。
TVドラマ「ウルトラQ」の「育てよカメ」では、「太郎という少年が、ゼニガメを99cmになるまで育てると竜宮へ連れて行ってくれると考え、授業そっちのけでカメを育てます。
やがて99cmまで育ったカメは、太郎を四次元空間の竜宮に連れて行きますが…」。夢オチで終わる物語ですが、現実的に考える大人と、夢を追う太郎少年とのギャップが面白い逸話です。
ケイブンシャの「原色怪獣・怪人大百科」より部分引用
さて、「カメ」ですが、私も幼少期「ミドリガメを飼って」いました。前述のカメと同様かはわかりませんが、「桜の通り抜け」で金魚すくいならぬ「カメすくい」でもらったカメです。体長も同じくらいで、最初は人見知り?なカメで餌をあげようとすると、鉢の中に隠れてしまうほど臆病なカメでした。元々、生き物を飼育することが好きだった私はカメの飼育係を担当していました。食パンの耳や食べ残しのご飯、揚麩などを上げていくうちに、慣れてきたのでしょうか?私の気配を感じると水面に上がってきて餌を求めるようになりました。当時は金魚鉢など御大層なものはありませんから、使用済みになった「洗濯用の大タライ」に鉢やブロック、藻などを入れ住処をこしらえていたものです。
やがて「育ったカメ」は野生化していきます。私以外の者が近づくとさっと物陰へ隠れるようになりました。体長も15cm近くまで大きくなり、立派なミドリガメになりました。
日の良いときには、石垣に登り日光浴している時もありました。その時の様子を兄は水彩画で描き見事、市の絵画コンクールで特賞を受賞しました。
そのカメも老いには勝てませんでした。3年近く飼育してきましたが、冬の越冬に失敗し虹の橋を渡りました。手厚く弔いし、土に帰っていきました。
一匹のカメを巡った一つの小噺、ここいらで幕引きといたします。最期まで読んでいただいたき、ありがとうございました。
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