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久しぶりにポケモンをやったら、もう子どもには戻れなかった。

先月、久しぶりにポケモンを買いました。

理由は単純です。

「今やったら、どんな気持ちになるんだろう。」

そう思ったからです。

ポケモンは、僕にとってただのゲームじゃありません。

小学生の頃、亡くなったひいおばあちゃんの家で、畳の上に寝転がりながらDSを握っていました。

レアなポケモンを捕まえたら、ひいおばあちゃんに見せに行く。

「すごいねー」

そう言って笑ってくれるのが嬉しくて、また夢中になって遊ぶ。

あの時間は、今思い返しても本当に幸せでした。

だからDSは今でも家に残しています。

高校の夏休み、一度またポケモンをやったことがあります。

でも、小学生の頃とは何かが違いました。

もちろんゲームは面白い。

でも、あの頃にはなかった楽しさが現実にあったんです。

友達が増えました。

原付にも乗れるようになりました。

行ける場所が一気に広がって、毎日のように友達と出かけていました。

ゲームをして夕方になると、ふと思うんです。

「あぁ、今日なんもしてないな。」

ゲームがつまらなくなったわけじゃない。

でも、自分が楽しいと思うものは少しずつ変わっていました。

そして働き始めて20歳になった今。

「もう一回やったら何を感じるんだろう。」

そう思って、またポケモンを買いました。

最初は懐かしかった。

流れる音楽も、画面も、全部あの頃のままでした。

でも、遊んでいて気づいたことがありました。

昔は、かっこいいポケモンやレアなポケモンを捕まえるだけで嬉しかった。

ひいおばあちゃんに見せることも楽しかった。

なのに今は違う。

「この技構成の方が強い。」

「この戦い方の方が効率がいい。」

そんなことばかり考えている自分がいました。

昔はゲームをクリアすること自体が楽しかったのに、今はそこにも昔ほどのワクワクを感じませんでした。

その瞬間、思ったんです。

もう、あの時間は戻ってこない。

楽しかった思い出は今でも大切です。

でも、それは思い出だからこそ大切なんだと思いました。

同じゲームをしても、同じ景色は二度と見ることはできません。

ひいおばあちゃんも、あの畳の部屋も、小学生だった僕も、もうあの日には戻れない。

だから、人は前に進むしかないんだと思います。

今、僕は20歳です。

これまでいろんな大人に会ってきました。

「20歳なんだから後悔しないように好きなことをやれ。」

「貯金した方がいい。」

「いい車を買え。」

どれも、その人が経験してきたからこその言葉なんだと思います。

だから、否定したいわけじゃありません。

でも僕は、その言葉をそのまま正解にはしたくない。

自分で悩んで、自分で失敗して、自分で「これでよかった」と思える人生にしたいんです。

もちろん、それも一つの経験です。

僕が生きてきた20年が正しかったのか、間違っていたのかはまだ分かりません。

でも逆に言えば、まだ20歳です。

これからいくらでも挑戦できる。

いくらでも失敗できる。

いくらでも自分の人生を書き換えられる。

だから僕は、自分がやりたいと思ったことをやります。

こうしてnoteを書いているのも、その一つです。

同世代の中には、

「もっと効率よく稼げる方法がある。」

そう言う人もいるかもしれません。

それでも僕は、この道で結果を出したい。

結果を出して、「あのとき選んだ道は間違いじゃなかった」と、自分自身に証明したいんです。

ポケモンをやって分かったことがあります。

僕が戻りたかったのは、ゲームじゃありませんでした。

あの頃の思い出でした。

でも思い出は、戻る場所じゃない。

これから前に進むための力になるものなんだと思います。

だから僕は過去を懐かしむよりも、今しかない20歳という時間を、自分の未来のために使っていきたい。

そしていつか振り返ったとき、今この瞬間も

「あの頃は楽しかった」

と笑って思い出せるような人生を歩んでいきたいと思っています。

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