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現金のままは、本当にもったいないこと?

櫻井和一(わいち)家の近況


皆さん、こんにちは。櫻井和一です。

最近、娘を見ていると「自分でできること」が少しずつ増えてきました。

靴を履くこと。

洋服を着ること。

少し前までは手伝っていたことも、今では時間をかけながら自分で挑戦しています。

親としては、つい手を貸したくなります。

でも、見守る時間も成長には欠かせないのだと感じています。

資産形成も同じで、「早く増やしたい」という気持ちだけで答えを急がず、自分に合ったペースを考えることが大切なのかもしれません。

「現金のままはもったいない」と言われること


最近では、

「現金を持っていても増えない。」

「インフレで価値が目減りする。」

そんな話を耳にすることが増えました。

確かに、その考え方は間違ってはいません。

長期で見れば、株式市場は成長してきました。

現金だけを持ち続けるより、資産を運用した方が資産形成には有利だったという歴史があります。

だから私自身も、長期で使わないお金については、NASDAQ100をはじめとした株式へ投資するという考え方には賛成です。

しかし、それだけが答えではないと思っています。

現金は「リターン」ではなく「安心」を買う資産


私は、現金にはもう一つ大切な役割があると思っています。

それは、

「安心を買っているということ」

です。

例えば、株式市場が30%下落したとします。

生活費まで株式で運用していたら、どうでしょう。

生活のために、下がった価格で資産を売却しなければならないかもしれません。

一方で、数年分の生活費を現金で持っていれば、

「今は売らなくても大丈夫。」

という選択肢が生まれます。

現金は、お金を増やすための資産だけではありません。

人生の選択肢を守る資産でもあるのです。

現金があるから、株式を持ち続けられる


以前の記事で、

シーケンスリスクについて書きました。

取り崩し中の暴落が怖い理由は、

「売りたくない時に売らなければならない」

からでした。

その問題を和らげてくれるのが、
現金です。

現金があるから、

全世界株式も、

NASDAQ100も、

焦らず持ち続けることができます。

つまり、

現金と株式は、

どちらか一方ではなく、

お互いを支え合う関係

なのだと私は思っています。




私は、

「現金はいくら持つべきか。」

ではなく、

「何年分の安心を持ちたいか。」

という考え方をしています。

例えば、

生活費の数年分。

住宅修繕費。

医療や介護への備え。

こうした近い将来に使うお金は、
現金として持っておく。

その一方で、

10年以上使う予定のないお金は、
成長資産へ投資する。

以前お話しした

「守るお金」

「育てるお金」

という考え方です。

この役割を分けることで、
暴落が来ても慌てずに済みます。

おわりに


投資の世界では、

「現金は眠っているだけ。」

と言われることがあります。

でも私は、そうは思いません。

現金は、

暴落時にも落ち着いていられる
余裕を与えてくれます。

家族を守る安心を与えてくれます。

そして、

「今は売らない。」

という選択肢を残してくれます。

資産形成とは、お金を増やすことだけではありません。

どんな相場でも、自分らしい人生を続けられること。

そのために現金という存在は、
決して脇役ではなく、大切な役割を担っているのだと思います。


次回予告


「NASDAQ100は魅力的だけれど、
暴落したら本当に買い増しをするべきなのか。」

次回は、多くの長期投資家が悩む
「暴落時の買い増し」について、
自分なりの考えを書いてみたいと思います。

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