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ラブレター FROM カナダ🇨🇦      2025年4月21日から5月2日


 イースター休みを利用して、カナダ東部に行ってきました。
例外に違わず「カナダからの手紙」(1978年、平尾昌晃・畑中葉子のデュエット)をつい口づさんでしまった。年齢がバレる😱
この曲のおかげで同年、日本人観光者が3割も増えたらしいから、どんだけウチらカナダが好きやねん😍

 木々は冬から目覚めたとはいえ、紅葉🍁も新緑🌲もなく、目に映る景色は芽吹きを待つ枯野ばかり。多彩なアウトドアライフもスキーもすべて季節外れ、、、
なんでこんな季節にカナダ🇨🇦旅行なのか? 理由は簡単、2週間のバカンスがあったから、です。
 出発直前まで気温マイナス5度前後、最大風速40km/hの悪天予報だったが、幸い天気には恵まれた。
ただ、今冬のカナダはとりわけ寒かったらしく、ナイアガラでも目を凝らすと水面付近に雪が残っていたし、都市でも駐車場脇には除雪された雪が真っ黒になって無惨に積み上げられていた。
4月はまだ観光シーズンじゃないですよ」と図らずもホテルの人が口をすべらせた。
なんとも中途半端な時期だったが、おかげで有名観光地は軒並みガラ空き。季節の移ろいも一期一会と考えれば、心眼で目に見えないものまで見えた(気がした)ステキな旅でした。

 自然、治安、経済、生活レベル、インフラ、、、どれをとってもドングリが背比べしているようなカナダとスイス
両国の「違い」っていったい何だろう?と私はそればかり考えていた。
 平均気温は 🇨🇦マイナス5.1度 🇨🇭プラス5.1度なので、カナダの方が断然寒い。
春の到来がカナダの方が1ヶ月半から2ヶ月遅いのは体感でも何となくわかる。
 グーグル先生に「カナダとスイス どっち?」と質問していろいろ教えてもらったが、ま、合点がいったのは往路の機内で知り合ったカナダ出身の
学生さんから「トロント到着後、国内線に乗り継いて4時間かけて実家へ帰る」と聞いた時(へえ~、カナダって広い国なんだ)と実感した。
(ちなみに日本では新千歳 - 那覇間が2400kmで約4時間のフライトで最長の空路線がある。)

 カナダの移民事情は避けては通れぬ問題だ。
正確な数字は失念したが、トロントでは二百数十カ国ある国のうち190カ国に及ぶ国籍を持つ人が住んでいるエスニックタウンだそう。
国全体を見ても4人に1人が移民で、先進国G7の中で最も高い。
たいていの国が移民受け入れを制限するのに対して、カナダは移民を支持。ただ、家族一緒に暮らすためではなくカナダの経済に寄与出来る高技能者を優先させる独特の制度をとっている。
 話される言語も英語、フランス語に次いで現在は第3外国語がアラブ語であるのも意外だった。知合いの日本人の娘さんもカナダの永住権を取得し単身で移住されている。違和感なく英語を話し、街に溶け込んでいるように見えた。

 ナイアガラの滝 さすが世界三大瀑布に数えられるだけあって滝の写真をLINEすると「凄い」「迫力がある」という声が多かった。
 南米イグアスの滝は、大小275もあり圧巻のスケールを誇り、アフリカのビクトリアの滝は落差が100m。
ナイアガラの滝は何が凄いかというと 高さは低いが幅が広いので水流量がハンパない。
わざわざボートに乗って水しぶきをかかりに滝つぼの近くまで行かなくても、近くのテラスから眺めているだけでも風向きでミストが舞い散り臨場感はかなり味わえる。
 「滝」に関して言えば、私はマイナスイオンを浴びて瞑想の境地に至る、
パワースポット的な思い入れが強いので、ナイアガラよりどちらかと言えばアイスランドにある手つかずの大地を削り、人間を寄せつけない激しさで流れ落ちる滝々の方により心を動かされる。
 何もアイスランドまで行かなくても京都愛宕山の空也の滝でも構わない。ちょっぴり頑張らないと辿り着けないが、滝まで行くと龍神様がいるらしく幻想的で素晴らしい。
 その点、ナイアガラフォールズは、高級ホテル、カジノやアトラクション施設、滝つぼクルーズ、滝つぼライトアップ、ヘリコプター、ジップライン、気球、展望タワー、、、まるでテーマパーク。
世界三大瀑布にも関わらず、ナイアガラだけ世界遺産に登録されていないのは、このように周辺の過度な開発(特にカジノが問題らしい)と水量を人工的にコントロールしているからだそうです。

 ところで、皆さんは五大湖の名前、全部言えますか?
私は言えなかったので一夜漬けで勉強しました。「スミ ヒエオ(隅、冷え男)」の語呂で覚えるのが有効らしく、上流から順にペリオル湖、シガン湖、ューロン湖、リー湖、ンタリオ湖と流れ、大西洋へ注ぎ込む。五大湖はアメリカ固有の領土と勘違いしていたが、ミシガン湖を除く他の4つの湖は、アメリカとカナダの国境線にまたがり、水系は接続しているなんて知りませんでした🫣  
ハイ、中学社会科からやり直します、、、
 で、今回の旅行行程で(トロント→キングストン→オタワ→ケベック→モントリオール)私たちのそばを流れていたのが、セントローレンス川
この川は 第1番目の五大湖スペリオル湖の源流からの長さを測ると、4023mにも及ぶ長い川。
 世界一長い川ランキングは ①アマゾン川、②ナイル川、③長江、④ミシシッピー川で、それに次ぐ長さだと言いましたが、よくよく調べると、上には上がいるもので、セントローレンス川は  ⑦黄河(5464m) ⑩メコン川(4350m) ⑪アムール川(4029m) よりわずか6m及ばずでした。
謹んで訂正お詫び申し上げます。
 それでも五大湖とセントローレンス川は、北アメリカ大陸の産業にとって重要な役割を担ってきたのは間違いない。

 セントローレンス川をフランス語ではFleuve Saint-Laurentと呼びます。
そう サンローラン!
日本人の我々はカナダと言うと、やれメープルシロップ🍁だ、スキー⛷️だ、ベーグルだ🥯、、、っと頭に浮かぶのですが、私のフランス人の主人はちょっと違いました。
 カナダ史を紐解くと、起源は17世紀にフランス人がサンローラン川流域に入植したのが始まりで、その後、1763年にイギリス領となりフランス系住民と先住民がイギリス帝国の支配下となった。
1867年にイギリス連邦の自治領となり、1931年(昭和6年)に独立国になった < めちゃめちゃ新しい国> なんです。
 そんなわけ宗主国の主人でもないのに、ジョンはフランス系カナダ人の州ケベックに入るや否や、水を得た魚のように「(他の都市と比べると)やっぱりケベックは美しい」「食事も洗練されている」「この教会は論外、新しい」等など、、、何かにつけてやかましい。
 地元の市場で仲良くなったおじいさんや観光ガイドをしてくれたガイドさんは、「自分はカナダ人でなくケベコア(=ケベック人)だ」と胸を張った。州民の8割を占めるフランス系住民はいまだに本国フランスを慕い 
Je me souviens. (私は忘れない)と言って憚らない。
ジョンもボソっと「いつの日かケベック州がカナダから離脱し独立を求めて立ち上がる日が来るかもしれない」とつぶやいてました。

 トロントやモントリオールの地下に広がるアンダーグランドシティーのことも記しておこう。
マイナス30度にもなる厳しい寒さから市民が移動しやすいように都市改革が進められ、トロントではPATH (30km)、モントリオールではRESO(33km)と呼ばれる地下街(地下道?かな)が網の目のように広がっている。
その規模たるや、大阪梅田の地下街どころではない。
寒冷期に一歩も屋外へ出ることなくいろんな場所へアクセスできて便利というのがうたい文句。
ただ、駅やオフィスビル、デパートや病院、ショップに直結しているとはいえ、週末はほどんど閉店している。
日本のようにオシャレな店やグルメ、イベントが満載!っといった楽しさや明るさにはちょっと欠ける🙄 
全部歩いていないので全貌はつかめないが土地勘のない観光旅行者が
便利に利用出来るとは到底、思えない。
結局、地下迷宮から階上へ這い上がり(あ~ココやったんか)と胸を撫で下ろすのがせいぜいでした。

 地下にすごい魔界が広がる一方で、カナダ最大の都市トロントの頭上には天を突き抜くような摩天楼がそそり立っている。
どこにでも「かつてはうちが世界一高かった」という何がしタワーがあってトロントでは、CNタワー (Canadian National Railway - 553.33m) が、街の絶対的シンボルとして君臨している。
 「アホと煙は高いところが好き」は言い当て妙。
昨年末、クアラルンプールのペトロナスツインタワーへ上ったばかりなので、今回は(絶対上らぬぞ)と誓っていたが、CNタワー前を通ると、待ち時間なしの入れ食い状態。
 で、また性懲りもせず47CA$(4900日本円)払って上ってきました😅 
念の為、付け加えておくと高い場所から見下ろす、つまり俯瞰すると全体が把握できより広い視野で物事を捉えることができます。
バカと天才は紙一重。さて、私はどっちだろ?

 そして、高層ビル街と地下街を分つ地上には “ Homeless, Not hopeless “と書かれたダンボールを手にした物乞いの姿があった。
なかでも目を疑ったのが、地下街からの通気口の上に居を構えた浮浪者さん。いくら温かい空気で暖が取れるとはいえ、彼の寝所イコール歩行道路のど真ん中だ。
ホームレスさん自身も寒いだろうが、まわりの歩行者たちが平然と彼の頭の上を横行闊歩していくのを見て、私の背筋が凍りついてしまった。
失業、倒産、麻薬、病気、人間関係、、、今の世の中、上も下も真っ暗闇じゃござんせんか🎵

 はてさて私のような旅の達人🤪になると、いちいち旅先の土産など買わないのだが、せっかくの機会なのでカナダグース(CANADA GOOSE)の店舗だけは表敬訪問しなければと思った。
 🇺🇸ノースフェイス(The North Face)、🇫🇷モンクレール ( MONCLER)、🇨🇦アークテリクス(Arc’teryx)、、、それぞれ高価な防寒着だが、アウトドアでの品質は保証済み。
 一方、カナダグースは、世界一温かいダウンジャケットなのだが、ゴワゴワして着にくそうなので今まで見向きもしなかった。
しかしカナダ限定モデルのふわふわのフリースは別格で一目惚れ!
(750カナダドル。約450スイスフランか、、、免税してもらえばスイスで買うより安いだろうし良い旅の記念だ!)意を決して購入したがレシートを見て驚いた。
 定価750CA$に、謎のTaxe Country 37.50 CA$ とTaxe State 74.81CA$ が加算されて、合計 862.31CA$になっている!!
よくよくガイドブックを読み返すと、カナダでは日本の内税方法ではなく、外税が多く課せられるとのことで額面以上のお金を払うことになる。
しかし、なぜ免税してもらえなかったのは未だに謎。
もし、この方面に詳しい方がいらっしゃれば教えてください。
楽しいショッピングから一転、世界を揺るがすトランプ関税への懸念にまで波及した話しです。

 この旅行記を書き終える前に 再度「カナダとスイスの違い」について問うてみる。
違いその1 : 走っている車が大きくてパワフル。
フォード車の F-150トラック、長距離大型トラック、スクールバス。
新どころではSF映画に出てくる惑星探査車みたいなフォルムのテスラ社のサイバートラック「ファウンデーション」。防弾ガラスとステンレス鋼を使い桁外れの耐久性がある。安全基準の違いで日本では販売されないし、
もしスイスの山中であんなゴッつい車を走らせたら峠から落っこちてしまうのは必定?!
違いその2 : 公園や街中で見かける大柄の灰色リス。
スイスの茶色リスは警戒心が強いので人間が近寄れば逃げるが、カナダの灰色リスはかなり近くまで寄ってくる。可愛い見た目に反して地元民にはリスは庭を荒らす厄介な「害獣」。しかも噛まれると狂犬病に感染する可能性有り。
違いその3 :  カナダの建物の出入口のドアはなぜか大きく 重く(しばしば)古い。毎回、おしくらまんじゅうさながらの体力を要する。
多分、寒気の侵入を防いでいるのだろうがいつ怪我人が出ても不思議はないシロモノだ。また、市バスは、降車ボタンを押しただけではドアは開かない。
(降ろしてくださ~い)と慌てていると親切な人が(ドア中心にあるセンサーのついたバーを押せ)と教えてくれた。
なるほど簡単にドアが開いたら他の乗客は寒くて仕方ないのかも?!

、、、、う~む🤔 「違い」は探せばいくらでも出てくるが、決定打が出て来ない。
結局、何の糸口も見つからずジュネーブへ戻り、荷物をほどき、あと片づけして、洗濯して、伸びた雑草と芝を刈り、近くのスーパーへ買い物に行き、夕方になり時差も襲ってきたので早めに就寝した。
 そして翌朝(いや、翌昼!)目覚めたら12時間が過ぎていた。
久しくそんな長時間眠ることはなかったので驚いた。
次の日も同じように12時間以上、昏々と眠り続けた。

 そうかコレが答えだ!カナダは旅行に行くところ、スイスは戻って生活するところ。

 武術的には攻めと守り。太極拳的には陰と陽。
「陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる」。
どっちがどっちというわけでなく、はしゃぎ過ぎて散財したら逆に転じて、地に足つけて労働意欲が湧いてくる、、、みたいに「力の向き」が違うだけ

 今回はたまたま国土の広さが違うだけで、似たり寄ったりだったので「違い」探しに躍起になったが、「非日常のハレの日」にワクワク・ドキドキ高揚を感じたのも、「日常のケの日」にまったり・ほっこり安心安堵し爆睡したのも、主人公は、私だった!
(劇や小説のヒロインではありません。禅語で言う「本来の自分」の意味ですよ)
 つまり、自分自身の中庸の力を信じることが出来ればウキウキVSダラダラ、バタバタVSボチボチのベクトルは同じなんやさかい、外的要因や他人の意見がどうであれ、心豊かに生きてゆけまっせ!
ちゅーことちゃいまっしゃろか!!(ドヤ顔の関西弁🤨) 

 歴訪国45カ国。世界総数195カ国中の23%です。 
世界は広いな~大きいな~🎵

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