毎日のつぶやき養生(2026.4.19)|二日酔いは「水」か「熱」かで変わる
みなさん、こんばんは。
漢方薬剤師の玄(げん)です。
今日も一日お疲れさまでした。
今日は春を通り越して、初夏のような陽気でしたね。
午後に少し外を歩いたのですが、半袖でちょうどいいくらいの気温。
体を動かすにはとても気持ちのよい一日でした。
……と、言いたいところですが、実は午前中は二日酔いでダウンしていましたw
ソファーからなかなか起き上がれず、なかなかのスロースタートな日曜日に。
私はそんな一日でしたが、皆さんはいかがお過ごしでしたか。
■二日酔いは「水」の問題のこともある

今日は二日酔いでツライ午前中を過ごしましたが、ただでは起きないのが私、漢方薬剤師の玄!
今日は二日酔いについて簡単に解説!
二日酔いというとアルコールそのものが原因というイメージが強いですが、実際にはそれだけではありません。
特にビールやサワーのような水分量の多いお酒をたくさん飲んだ場合、体に余分な水が溜まることで不調が出るケースがあります。
口は乾いているのに、胃の中はチャポチャポしている。むくみや重だるさ、吐き気などが出る。これは「水の偏り」が起きている状態です。
中医学では、水の代謝は脾・肺・腎が担いますが、こういったケースで特に重要になるのが脾、つまり胃腸の働きです。
ここが弱ると、本来さばけるはずの水が処理しきれず、体に停滞してしまいます。
■五苓散が合うのはこんなタイプ
こういった「水が溜まるタイプ」の二日酔いに使われる代表的な漢方薬が五苓散です。
利水作用によって水の偏りを整え、むくみや吐き気、頭の重さといった症状の改善を狙います。
ただし、二日酔いにはもう一つのパターンがあります。
それが「熱タイプ」です。
ウイスキーやジンなど度数の高いお酒を飲んだ後に、胸焼けや胃痛、口の渇き、ほてりなどが出るタイプ。こちらは体にこもった熱を冷ますアプローチが必要になります。
■大事なのは「見極め」
同じ飲みすぎでも、体の状態によって出る症状は変わります。
水が原因なのか、熱が原因なのか。
ここを見極めることで、対処の精度は大きく変わります。
逆に言えば、ここがズレると回復が遅れることもあるということです。
まずは自分がどちらのタイプなのかを知ること。
それだけでも、かなり対処しやすくなります。
そして、これは内緒の話なのですが、一番の対策は…
「飲み過ぎないこと」ですよ!(超自戒)
■今日のまとめ

・二日酔いはアルコールだけでなく「水の停滞」も関与する
・ビールなどは水分過多になりやすく、湿タイプになりやすい
・五苓散は水の偏りを整える代表的な処方
・一方で、熱がこもるタイプもある
・大切なのは自分のタイプを見極めること
・そして何より、飲みすぎないことが最優先
来週もこの暖かさが続きそうですね。
急な気温上昇は体に負担をかけやすい時期です。
無理をせず、少し余裕を持ったペースで過ごしていきましょう。
では、また明日ー🐢
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