mini旅行記|彦根(3) 彦根城屋形船
彦根城の内堀を遊覧する屋形船に乗りました。彦根城屋形船は、藩主が領内の視察時や湖上での鷹狩りの時に、あるいは大名や公家の接待に使われていたそうです。それを再現した屋形船で内堀の景色を楽しことができました。

https://goo.gl/maps/ZbEAv92yCfG9mJvD6?g_st=ac
遅れないようにと慌てて来たので、船着場に20分以上前に着いてしまいました。玄宮園での抹茶を省略しなければよかった…

一つ前の便の屋形船が帰って来ました。

いよいよ乗船です。


船尾では船頭さんがエンジンを操っていました。船首には副船頭さんらしき方がマイクで解説していました。
この解説がとてもよかったです。予定外の大当たりでした。彦根藩の歴史、彦根城や石垣の解説など、まるで質の良い有料セミナーを受けているようでした。
(ノートを取らなかったので、ほとんど忘れたけれども…)

両側面は野面積みかな
自然石をそのまま積み上げた石垣を、野面積みと言うそうです。
そうでないキチッとした積み方の部分もあり、当時の担当したチームによっての個性の違いを感じました。あるいは予算の違いか。

石垣が野草に覆われている部分もありました。現在でも維持管理費が大変なのだな。


この鳥の名は? 鶴のように足が細いけれど。

午前中に渡った表門橋をくぐります。


上の石垣と下の石垣の間に、草に覆われた土塁がありますが、それも含めて三段積なのだそうです。


大手門橋をくぐります。

石垣の上には木が生い茂っていますが、これは明治以降に景観が変わってしまったのだそうです。江戸時代には敵の侵入が見えるようになっていたようです。

白鳥が船に近づいてきました。

天守が見えてきました。正面の方向が大阪城だそうです。

この台のような石垣は何だろう。説明を聞いたのに忘れました。もう一度この屋形船に乗らなければ…

木の後ろの斜面に登り石垣が見えます。

折り返し地点に到着しました。堰になっていました。向こう側つまり琵琶湖の水位は、お掘より低いそうです。
台風で琵琶湖の水位が上がって洪水をおこしたことがあり、明治以降に治水工事が進みました。それで琵琶湖の水位が下がったそうです。お掘りが干上がってしまわないように堰が作られたということです。

引き返して右側に洋館がありました。旧彦根高等商業学校の外国人教師の住宅だったそうです。近江八幡で足跡を残したヴォーリズが設計した建物です。

帰りも天守が。屋形船の天窓越しに写真を撮りました。


石垣を築くのに大量の石が必要でしたが、墓石を転用した部分もあるとか。

玄宮園の外塀が見えてきました。もうすぐ着岸です。
約50分間の船旅で、ゆったりと景色を楽しみました。体を休めることもできました。解説もよかったし、予想以上の満足感がありました。
次回は、(4) 彦根城博物館 です。
