アルゼンチンと銀
アルゼンチンという国名は、銀が由来になっています。
「銀の国」という伝説
16世紀、アルゼンチンのラプラタ川流域を探検したスペイン人とポルトガル人は、現地の先住民や他の探検者から
「アンデスの山脈には銀が豊富にある」
という噂を聞きます。特に、南米ボリビアにある ポトシ銀山(1545年に発見)は、当時のヨーロッパに莫大な銀を供給することになり、この噂の根拠になっていました。
「ラプラタ川」という名前
この大河をスペイン人は 「Río de la Plata(銀の川)」 と呼びました。実際には川自体に銀があったわけではなく、
「川の上流に銀がある」
と信じられていたためです。
その後、この地域は「ラプラタ地方」と呼ばれるようになり、やがて 「銀の国=アルゼンチン」 という呼称が定着していきました。
ラテン語の銀=argentumが、アルゼンチンの名前の由来になったんですね。

実際に銀はあったのか?
実は、アルゼンチン自体は大量の銀を産出したわけではありません。
本当に大規模な銀鉱山は隣国ボリビア(ポトシ)やペルーにありました。
しかし、ヨーロッパから見たときには「この辺一帯は銀の宝庫」というイメージがあったため、アルゼンチンの名前も「銀」に結び付けられたのですね。
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