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先へ進む一縷の望みを託して|北海道・東日本パスで宗谷岬を目指す旅#09(2025年12月)

<前回の旅行記はこちら👇>
旭川が孤島になった朝|北海道・東日本パスで宗谷岬を目指す旅#08(2025年12月)|げじげじくん

部屋に戻ると、子どもが興奮気味に
「バスは使えないのか、調べてた」と。

調べたところ、稚内までの高速バスは札幌発のみで、旭川発はないとのこと。
私もスマホで調べ始めたら、札幌発のバスはすでに全便満席。

「札幌発のバスは乗れそうにないね。旭川発で名寄まで行くバスがあるといいんだけど…」
と、Googleで検索すると、一つのバス会社のサイトが出てきます。

道北バスの公式サイトから
時刻表をスマホで確認

道北バスという地元の路線バスが、旭川駅前から名寄駅前までなら運行されている、というのが分かりました。
9時台と10時台に1本ずつ。

旭川駅前に営業所があると知り、9時ごろにチェックアウトして、バスセンターへ向かいます。

大雪だし、バスも無理かもしれない、と半分諦めながら窓口で聞くと、平常どおり運行予定だと言われました。

高速バスはほぼ運休でした
高速道路が通行止めになっていたようです
一方で路線バスは…というと
上から4番目の「名寄駅前行き 10:25発」はなんと「通常運行」!
旭川バスターミナルで確認

名寄駅までは、行けそうです。

名寄駅からは、15時前に始発列車が1本。
旭川駅に移動して駅員さんに確認すると、
「今のところ運休予定はありません」とのことでした。

道筋が、細い線でつながった気がしました。


⛄白い道を進む

旭川駅前のバス停も除雪車が活躍して
集めた雪が山のように積まれておりました

10時25分、旭川駅前を出るバスに乗ります。
外は一面の雪景色です。

外の気温は氷点下8度!

それでも、バスだけでなく、ほかの車も、何事もなかったように走っています。
雪道を運転したことのない私には、信じられない光景でした。

途中で、スノーボードを持った人たちが乗ってきます。
比布のスキー場へ向かうようでした。

空はどんよりしていて、雪は、また強くなってきたように見えます。
名寄駅まで着いても、列車は動くのだろうか。
もし動かなかったら、どうするか。
考えごとは、途切れません。

バスの車内ですが、身体がなかなか暖まらず、冷えたままです。

外は雪が舞っていて空が暗く見えますがバスは順調
バスで通りかかった比布のスキー場

比布で、スノボ客はほとんど降りました。
残った外国人の1組に、英語で声をかけられます。
どうやら、旭川市内の別のスキー場へ行くつもりで、バスを間違えたようでした。

和寒で折り返せることを英語で伝えると、「サンキュー」と言って降りていきます。
少し先で、旭川行きのバスとすれ違いました。無事に乗れたことを、祈ります。


⛄名寄の雪

宗谷本線に差し掛かる踏切で、線路が雪に埋もれているのが見えました。
これから除雪するのだろうか。
それとも、まだ先は厳しいのだろうか。

踏切を通りかかったときの宗谷本線ですが
雪が積もっていて線路が見えません

名寄に近づくと、少しだけ空が明るくなります。
3時間、ここまで来たのだから、と心の中で頼みます。

名寄駅前でバスを降り、駅まで歩きます。
約100mしかありませんが、新雪は深く、膝の下まで雪まみれになります。

名寄駅から先の列車が動くかどうかは、まだ分かりません。
ただ、ここまではきました。

名寄駅前まで到着しました
果たして列車は動くのか?

(つづく)

<次の記事はこちら👇>
吹雪の向こうで、灯りが増えた|北海道・東日本パスで宗谷岬を目指す旅#10(2025年12月)|げじげじくん

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