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ギークスPRラボ、始動。現場での「もがき」から、広報の新しいスタンダードを探る、その決意とは?

なぜ、今さらnoteを立ち上げるのか? 前もやっていたのに。

「AIの浸透」や「情報の短命化」が進み、「広報の当たり前」が日々書き換えられていく中で、私たちはあえて「自分たちの仕事の舞台裏」をさらけ出すことにしました。これは企業広報としてのPR活動ではなく、広報業務そのものを再検証するためのプロセスとして、noteを再起動する選択をとったのです。

広報の新しいスタンダードを模索し続けるための「実験の場」として立ち上げた『ギークスPRラボ』始動の背景をまとめました。


なぜ、今このタイミングでnoteを立ち上げたのか?

昨日まで万単位のインプレッションを稼げていたポストが、アルゴリズム一つで誰にも届かなくなってしまう。積み上げてきた成功体験が、明日にはもう通用しない。そんなシビアな現実に、私たちは直面しています。

「従来通りのニュースリリースやブログの発信だけで、ギークスの社会的意義を届け続けられるのか」
「世の中の空気や人を動かす『流れ』を作れているのか」
「生成AIによってこれまでの当たり前が大きく変わる中で、広報はどのような価値を提供する仕事になるのか、そもそもキャリアとして生き残れるのか」

こういった問いが、絶えず渦巻いていました。
実際のところ、私たちはnoteを運営していた過去があるのですが、ギークスの各サイトで発信される膨大なリリースやブログをそのまま転載・アーカイブする運用に終始してしまい、次第に形骸化。最終的には「運用を止める」という苦い決断を下した過去があります。

公式な発信を継続し、ステークホルダーの皆さまへ正しくタイムリーに情報を届け続ける。それは、広報としての義務であり、最優先事項。そう思いながら広報業務を繰り返し、そして、PRやメディアリレーションだけでなく、採用広報・インターナルコミュニケーション・社内イベントの企画運営・地域創生への取り組み・サスティナビリティ開示…と日々役割が拡張していく中で、一つの確信に近い自負が芽生えました。

「広報には、もっと広く、もっと深い可能性がある。単に情報を発信するだけでなく、経営戦略や組織文化の醸成など、会社の根幹を支えるパートナーでありたい。」

私たちギークス広報チームは、そんな「情報を扱うスペシャリスト」として、一歩ずつ、でも着実に、新しい広報の形を模索し、アップデートしていきたいと考えています。

そう思い立った時にはもう、noteを新しく立ち上げることを部内の朝会の議題として挙げていました。

成功体験ばかりを伝え、逞しい情報発信を重ねるのではなく、迷いや失敗も含めた試行錯誤のプロセスを、ありのままに発信し、情報をシェアしていくこと。そうすれば、広報の新しいスタンダードを様々な方々と一緒に模索していくことができるのではないか。

そんな想いから、この場所を『ギークスPRラボ』と名付け、開かれた「実験の場」として動かしてみようと思い至りました。

ギークスPRラボがアップデートする「4つの領域」

私たちの試行錯誤を「4つの領域」に切り分け、定期的にお届けしようと考えています。

① 【AX Log】広報の価値を最大化する「AI活用」

ギークスが掲げる「人とAIの共創」を、広報の現場でどう体現するか。私たちがAX(AIトランスフォーメーション)に注力するのは、AIに任せられる領域を最大化し、人間にしかできない「熱量のある広報」に全力を注ぐための余白を作りたいからです。最新ツールを実務に落とし込む際の葛藤や、それによって広報の提供価値がどう変化したのか。その具体的な実験プロセスを失敗も含めて赤裸々に共有していきます。

② 【Inside Story】施策の裏側にある「設計図」

メディアリレーション、インターナルコミュニケーション、採用ブランディング。広報が向き合うべき領域は、多岐にわたります。それぞれのプロジェクトの「舞台裏」をお伝えしながら、私たちが何を考え、どこに泥臭くこだわったのか、その過程や葛藤を公開します。

③ 【Collaboration】広報界隈を盛り上げる「共創」

広報は、自社の中だけで完結する仕事ではなく、メディア関係者の皆さまや他社の広報担当者と「一緒に面白いことをやろう」と手を取り合い、時には同じ船に乗り込んでしまうこともあります。そんな垣根のないフラットな対話や共同プロジェクトのログをお伝えします。

④ 【Insight】広報のあり方をアップデートする「洞察」

マネジメント職とパラアスリート、そしてメディア立ち上げの経験をもつ佐々木と、広報コミュニティを運営し、若手広報のフロントランナーを目指す荒川。バックグラウンドも世代も異なる二人が、現場の最前線で感じる「AI時代の広報職のあり方」を、独自の切り口で発信します。

なぜ今、あえて「もがき」を記録するのか

こういったnoteを新たに立ち上げることには、極めて「自分たちらしい」わがままな意図があります。

一つは、「自分たちが継続的な振り返り」を行うためです。

日々の業務に追われていると、どうしても目の前の成果を追うだけで精一杯になりがちです。大局的に自分たちの動きを見つめ直す機会なんて、放っておけば一生作れません。だからこそ、この場を借りて、自分たちがどこで悩み、どう動いたのか。「もがきの記録」を強制的に書き残すことで、自分たちの立ち位置を確認する機会にしたいと考えています。

二つ目は、「自分たちの成功法則」を言語化するためです。

現場で生まれたナレッジは、言語化しない限り、ただの「思い出」として消えてしまいます。自分たちが次なる成果を導き出すための武器として、思考をストックしておきたい。この場所を、自分たちの「型」をストイックに磨き上げる場として使い倒すつもりです。

そして最後に、「自分たちが逃げられない状態」を作るためです。

noteは更新が途絶えたら一発で分かるもの。ここまで大層なことを言って三日坊主になったらカッコ悪い。少なくとも1年、いや半年は続けよう、3ヶ月はできるはず。こうやって、後に引けない状況を自ら作ることが「広報の強いギークス」となるための近道だと信じています。

自分たちのために磨き上げたこれらのログが、結果として、広報界隈の皆さまにとっての「オープンソース」のような存在になれば、これほど嬉しいことはありません。

これからの『ギークスPRラボ』の挑戦を、ぜひ一緒に面白がっていただけたら嬉しいです。

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