📱 スマホの次に会社に持ち込むべきもの。これからの「BYOD」の話
ITの世界には、BYOD(Bring Your Own Device)という言葉があります。
会社がスマホやPCを支給するのではなく、
自分の端末(Device)を持ち込んで仕事をする仕組みです。
少し前までは会社支給が当たり前でした。
でも最近は変わってきました。
💰 なぜBYODが広がったのか
BYODが支持された理由は、意外と合理的です。
会社側のメリットは大きい。
端末購入費を減らせる
更新・配布コストを減らせる
管理対象を絞れる
一方、個人側にもメリットがあります。
スマホ2台持ちしなくていい
慣れた端末を使える
荷物が減る
操作学習コストが減る
会社も得。個人も得。
じゃあ問題はないのか。
もちろんあります。
🔐 セキュリティ、大丈夫?
ここがBYOD最大の論点です。
私物端末に会社データを入れて大丈夫?
実は、このための仕組みがかなり進化しています。
例えば、MAM(Mobile Application Management)。
端末全体ではなく、アプリ単位で会社領域と個人領域を分離する考え方です。
個人の写真は見ない。
会社データだけ保護する。
会社アプリだけ削除できたり、コピー制限したりできます。
さらに、
業務通話だけ会社請求
通信費の一部を会社が定額補助
業務時間のみ制御
みたいな設計もあります。
つまりBYODは、
「私物と仕事を混ぜる」ではなく、境界を設計する思想なんです。
ここで、ふと思いました。
💭 Dって、本当にDeviceだけ?
Bring Your Own Device。
Device。
D。
Dream。
……
Bring Your Own Dream。
夢を持ち込む。
あれ。
なんだか急に、仕事の景色が変わりました。
🚀 会社に持ち込むのは、端末だけ?
仕事では、
スキルを持ち込む。
経験を持ち込む。
でも夢はどうでしょう。
案外、会社の外に置いてきていないでしょうか。
⏳ 80%は会社、20%は夢
ここで思い出したのが、Googleで有名になった「20%ルール」です。
勤務時間の一部を、通常業務以外の挑戦に使う考え方。
(制度の実態や運用は時代や組織で変化していますが、思想として広く知られています。)
これを少しだけ変えてみます。
会社のミッションは80%。
ここは全力でやる。
でも残り20%。
普通は各自自由研究。
違う。
みんなの20%を、一人に集める。
🤝 今月はAさんのターン
今月はAさん。
AさんがDreamを持ち込む。
「こんなもの作りたい」
「こんな挑戦してみたい」
「こんな社会課題を解いてみたい」
みんなの20%を集めて、Aさんの夢を叶える。
営業は営業力。
エンジニアは技術。
企画は構想。
デザインは表現。
基本ルールはひとつ。
成果が出たときの権利は要調整だけど、基本はAさんがオーナー。
でも、そこで得た学びや知見は会社に還元する。
会社は「未来の新規事業の種」や「社内イノベーションのヒント」をもらう。
つまり、
夢は個人発。
知見は共有財産。
🌱 BYODの次は、Bring Your Own Dream
BYODは、本来、端末管理の言葉です。
でも発想を少しずらすと、
会社は設備を提供する場所から、
誰かの夢を実験できる場所
になるかもしれません。
スマホを持ち込む時代の次は、
夢を持ち込む時代。
そして、今月はAさんのターン。
