🧳 旅行が高い? じゃあ、自宅を遠くへ持っていこう。
💸 最近、旅行が高すぎる。
ホテル代が高い。
新幹線も高い。
飛行機なんて、繁忙期になるとびっくりする値段です。
家族旅行ともなれば、数十万円。
「旅行に行きたい。」
そう思っても、財布と相談すると急に現実へ引き戻されます。
でも、ふと思ったんです。
旅行って、本当に遠くへ行くことなんでしょうか。
🤔 旅行の正体は「旅行者の目線」なのかもしれない。
旅行先では、不思議なことが起こります。
知らない商店街を歩くだけで楽しい。
小さな神社でも写真を撮る。
普通の喫茶店でも「地元で人気のお店なんだ」とワクワクする。
でも、それと同じような場所は、自宅の近所にもあります。
違うのは景色ではありません。
自分の見方です。
旅行中は、私たちは「旅行者」というフィルターを通して街を見ています。
だったら、そのフィルターだけ持ってくればいいのではないでしょうか。
💡 自宅を遠くへ持っていこう。
もちろん、本当に引っ越すわけではありません。
設定だけです。
今日から私の家は北海道にあります。
沖縄でも、海外でも構いません。
そして私は、
「この街へ三泊四日の旅行に来ました。」
という設定で生活を始めます。
🔑 Airbnbで借りた宿です。
今回予約した宿はこちらです。
Airbnbで見つけました。
……あれ?
なんだか見覚えがあります。
鍵も最初から持っています。
冷蔵庫には好きな飲み物が入っています。
洗濯機の使い方も知っています。
細かいことは気にしません。
旅行なんですから。
「うわー、この宿いいね!」
「設備が充実してる!」
「すごく落ち着く!」
なぜか自宅をレビューしています。
🗺️ 観光地を探してみる。
ここからが本番です。
スマホで検索します。
「○○市 観光」
「○○市 絶景」
「○○市 穴場」
「○○市 地元グルメ」
すると驚くほど出てきます。
何十年も住んでいる街なのに、
一度も行ったことのない場所が山ほどあります。
海外から来た旅行者は感動しているのに、
自分は存在すら知らなかった場所です。
🚃 三泊四日の旅行が始まる。
ポイントは、
三泊四日という設定を最後まで守ること。
普通の日帰り旅行は、その日で終わります。
でもこれは違います。
今日は旅行一日目。
観光して、夜は「ホテル(自宅)」へ戻ります。
翌朝。
「旅行二日目です。」
ホテルで朝食。
……いつもの食卓です。
でも旅行中なので気にしません。
二日目は美術館。
三日目はローカル線で終点まで。
四日目は市場や神社を巡って、お土産を探します。
毎日家へ帰るのに、
頭の中では旅行がずっと続いています。
日帰り旅行を四回するのとは、まったく違う感覚です。
物語が四日間続く。
だから旅行になるんです。
🚌 半径50kmが、意外と広い。
遠くへ行かなくても、
電車で30分。
バスで1時間。
少し乗り継ぐだけで、
知らない街がたくさんあります。
資料館。
展望台。
昔ながらの商店街。
市場。
温泉。
ローカル線。
「いつでも行ける。」
そう思っていた場所が、
旅行者の目線になるだけで全部目的地になります。
三泊四日どころか、一週間でも遊べそうです。
💰 財布まで旅行者になる。
この旅行には、もう一つ面白い効果があります。
財布のひもが、いい感じに緩むんです。
普通の日帰り旅行なら、
「ランチ3,000円は高いかな。」
「お土産2,000円は我慢しよう。」
そんな気持ちになります。
でも今回は違います。
頭の中では、
「数十万円かけて遠くまで旅行に来ている。」
という設定です。
そう思うと、
ちょっといいランチ。
ちょっと高級なスイーツ。
気になっていた伝統工芸品。
地元のお酒。
全部、
「ホテル代も飛行機代もかかっていないし。」
で済んでしまいます。
旅行全体で考えれば、むしろ安い。
罪悪感はほぼゼロです。
遠くへ移動するためのお金を、
その街で体験することや食べることに使う。
これって、満足度はかなり高いお金の使い方かもしれません。
しかも、お金は地元のお店に落ちます。
自分も楽しい。
地域も少しうれしい。
意外といい循環です。
💡 妄想アイデア:「リモート旅行」
この発想をサービスにしたら面白そうです。
旅行会社が売るのは、
飛行機でもホテルでもありません。
売るのは、
旅行者という設定。
アプリを開くと、
「あなたは今日から札幌から来た旅行者です。」
「宿泊先はこちらです。」
……自宅です。
「本日のおすすめ観光コースはこちら。」
「旅行者なら立ち寄りたい老舗喫茶店。」
「夕方の景色が美しい展望スポット。」
「地元民も意外と知らない資料館。」
全部、自宅から電車やバスで行ける範囲です。
でも、自分では思いつかなかった場所ばかり。
旅行会社が売るのは移動ではなく、
視点です。
🌍 旅行とは、距離ではなく視点なのかもしれない。
旅行とは、
遠くへ行くことではない。
遠くから来たことにすること。
その瞬間、
見慣れた駅前は観光地になります。
いつもの商店街は食べ歩きスポットになります。
毎日見ていた景色が、
初めて見る景色になります。
世界は変わっていません。
変わったのは、自分の見方だけです。
そしてもう一つ変わるものがあります。
お金の使い方です。
移動に何十万円も使う代わりに、
その街の美味しいものを食べる。
その街でしか買えないものを買う。
その街をゆっくり歩く。
旅行予算は、そのまま。
使い道だけを変える。
もしかすると、これからの旅行は「どこへ行くか」ではなく、
どんな視点で歩くか。
そんな時代になるのかもしれません。
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