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【ドラマCD感想】「嫌い」になることなんてなかった。再燃して確信した、ディアラバという作品の「スゴ味」。

2025年8月に「DIABOLIK LOVERS(ディアラバ)」へ再燃してから2ヶ月。 つい最近まで展開されていた最新プロジェクト『SONG OF EMBLEM』シリーズから、10月22日に私の推しキャラクターの巻が発売されました!

発売、本当におめでとうございます!

ディアラバに再燃した時の記事はこちら💁‍♀️


同じCDが2枚。その理由は、シンプルで贅沢な「大人買い」


どどん


今回、手元には同じCDが2枚。
理由はシンプル、「店舗別特典CD」が欲しかったからです。

実は特典欲しさに同じものを複数買ったのは、実は今回が初めて。学生時代にはできなかった「大人買い」とはこういうことなのかと感慨深くなりました。

DIABOLIK LOVERS とは


通称:「ディアラバ」。2011年のシチュエーションドラマCD発売以来、ゲームやアニメと多角的に展開され、今や「乙女向けコンテンツ」の金字塔となった作品です。 最大の特徴は、登場キャラクターが全員「ドSな吸血鬼」であること。その特異なキャラクター設定が現在でも人気を博しています。

今回紹介するのは、魔界の王であり始祖、月浪カルラ(CV.森川智之さん)。冷酷非道ながら、ヒロインと永遠の愛を誓ったパートナーでもあります。


冷静な仮面の下に。腹の底から溢れ出した「野望」の歌声

実はカルラにとって、今作がディアラバ史上「初のソロ曲」。過去にデュエットはありましたが、単独での歌唱は満を持しての解禁。

さっそくきいてみた。


曲を聴いて驚いたのは、その力強さ。知的で冷静な彼からは想像もつかないような、腹の底に秘めた野望が顕在化し、表にぶわっと溢れ出したかのような歌声に、思わず聞き入ってしまいました。

アップテンポなメロディラインであるのに対し、最後のサビ前の間奏でピアノが主旋律を奏でる間奏は、神秘的で素敵でした。

ドラマパート:甘い本編と、不気味な物語


本編ドラマは、一言でいえば「終始甘々」。 ヒロイン(=聞き手)はカルラから赤い宝石のネックレスを贈られ、二人は愛の誓いを新たにします。

しかし、私が今回戦慄したのは、店舗別特典CDの1つである『Lust in Chains』でした。


「愛」が「執着」へと変貌する過程


この特典では、愛が重すぎるゆえに、カルラが「ヤンデレ」へと成り果てる様子が描かれます。 既に愛を誓い合っているはずなのに、もう一度その事実を確認しようとする姿。そして相手の心配する気持ちを人質にし、行動を制限するために催眠薬を飲ませるなど、善意を逆手にとった行動が目立ち始めます。

本編と特典でのセリフの対比があまりに強烈でした。

  • 本編: (ネックレスを大切にしまう主人公に対し) 「私と一緒にいるのだから、つけてほしい」


  • 特典: (少し外出しようとする主人公に対し) 「持病が悪化したらどうする。私を殺そうとしているのか?」 「他を誘惑するための装飾品など必要ない。これをつける日はもう来ない」 (いやあなたがプレゼントした物だろ)


永遠の愛の誓いが、いつの間にか「片時も離れることは許さない」という狂気的な独占欲へと変わる恐怖。声色の絶妙な変化だけで、理性が壊れていく不気味さを絶妙に表現する森川智之さんは、まさにプロ。怖さと同時に「すげぇ……!」と違う意味でゾクゾクさせられる一枚でした。



さいごに

4年半の時を経て。私が再び「ディアラバ」に触れた理由。

最近、シチュエーションCDという媒体そのものを以前ほど見かけなくなった気がします。世の中の主流はデータ販売へと移り、物理メディアとしてのCDは少しずつ影を潜めているのかもしれません。

そんな変化の中で、コロナ禍を経て実に4年半ぶりの新展開を見せた『DIABOLIK LOVERS(ディアラバ)』。

私は、新展開があって戻ってきた、いわゆる「出戻り勢」です。しかし、今作に触れて改めて確信したことがあります。それは、かつて夢中になったものは、たとえ一時期離れていたとしても「嫌い」になることはないのだと。むしろ、前向きな記憶として心に残り続け、再会した瞬間に「やっぱり好きだ」という情熱を鮮やかに呼び覚ましてくれるのです。


唯一無二の「帝王」の響き

ストーリーそのものの魅力はもちろんですが、今回久しぶりに耳にしたカルラの声には、改めて圧倒されました。

森川智之さんが演じるカルラの声は、例えば『FFVII』のセフィロスや『ジョジョ』の吉良吉影といった、彼が演じてきた他の象徴的なキャラクターたちとどこか通じる「冷徹な知性」や「気品」を感じさせます。

しかし、きいているうちに気づくのです。そのどれとも絶妙に異なり、カルラという一人のキャラクターのために研ぎ澄まされた「音」であることを。その微細な演じ分けの妙に、プロの声優という存在の「スゴ味」を改めて突きつけられた思いでした。

……というか、シンプルに、マジでいい声すぎる。

森川さん、最高の歌声と演技を本当にありがとうございます!(クソデカボイス)

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


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