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【本】 好きな本 『タイタンの妖女』 / 『GO』

最近はまっている好き嫌い遊び。
そのシリーズ第一弾としてまずは好きな本について書いていきたいと思う。


シリーズといいつつ終わりはみえず、途中で頓挫することは目に見えているうえに誰も望んでいないことは自覚している。

けれど、まあいい。
ブログなんてそんなもんだ。
ぼくの好きなものに一切興味がなくてもなにか考えるきっかけや思い出すもとになってくれればいい。

ということで今回は好きな本を1冊…いや2冊紹介する。
2冊にした理由は簡単でもう内容を思い出せないから感想文が書けない。
つまり1冊の紹介だと5行以内できれいに終わってしまう。それではただでさえ雲行きの怪しい好き嫌いシリーズの出鼻を挫いてしまう。
それはまずい。

GPTに書いてもらうのも違うし、これから読んでもらいたいのでネタバレを書くのも違う。
だからといって感想文は誰も興味を持ってくれないだろう。

まあでもなんで好きかを書かないと意味ないから、読んで当時思ったこと、印象に残ったことを覚えている限り書いていきます。

前置きが長くなってすみません、ではまず1冊目!


『タイタンの妖女』   カート・ヴォネガット・Jr  (浅倉久志訳)

ぼくのなかで完成度が1番高い作品 "タイタンの幼女"
読み終わったあと初めて "完璧だ!"という感想が稲妻のように頭から足先まで走った。

場面展開、時間軸の入れ替え、一場面の容量。
どれをとってもぼくのおもしろいと思う感覚にフィットした。

それに時間と空間の振り幅がすごい。
視点も主人公目線から規格外の大きさの視点もある。
あまりに壮大なので語彙力の乏しさが露呈してしまい恥ずかしい…
なんだろう、自由自在にこねくり回される巨大なスライムを見ているかのような印象だった。

時間と空間が合わさると理解するのが難しいように思える。
けれど複雑で入り組んだものは解けない仕様になっているぼくの頭でも、この作品はなんとか把握できたのでそれもまたヴォネガットの技量の高さなのかもしれない。

まだ1回しか読んでいないので稲妻が走ったことに衝撃を受け、精読はできていない。

カート・ヴォネガットは短編を読んでおもしろいのでぜひ読んでみてほしい。


結構、書けたな…。
次から1冊にしようかな。

まあいいや、2冊目!


『GO』 金城一紀

初めて読んだのは高校生の頃、あまりにおもしろかったのですぐに読み終わったのを覚えている。

エネルギッシュで疾走しているかのような主人公、でも煩悶していて悩んでそれでも動く。動いて悩んでもがいて暴れて。
ぼくはそんな高校生ではなかったので安心する反面、生きているという感じがしてうらやましかった。

ワードセンスも文章のクオリティもギャグセンスも一級品。
特に金城一紀のギャグセンスの高さ
文は"間"がないので笑わすのは難しいのにおもしろい!


そういえば、数年前にあんまりお勉強してこなかった後輩がぼくにおすすめの本を聞いてきたので迷いなくGOを渡した。
元不良、ややアウトサイダーを聞かずとも日々豪語していたので自分を重ねちゃうかなと。
すると数日後、おもしろかったっすよーって言って返してきた。

読んでないな、こいつ。

この本を読んでおもしろかったの一言で終われるわけがない。読んだら単細胞だからきっと自分を重ねてべらべらしゃべっていたに違いない。
まあいいや、こいつがものすごくいい作品に出会う機会を逃しただけだ。
ぼくには関係ない。


金城一紀の作品はGOをきっかけにむさぼるように読み、いまではぼくこなかで確固たる地位を築いているお気に入りの小説家。

友情、恋と書くとなんだかつまらない三流映画の宣伝っぽいけれど、それを1番おもしろく書いているのが金城一紀だと思う。

どの作品もおもしろいのでぜひ読んでみてください。


気づけば長くなってしまいました。
好きなものは語ると止まりませんね…
こんなに長いとシリーズの自然消滅が早まりそうなので次は別の分野にしたいと思います。

読んでくれた人も途中で切り上げた人も読まずにスキ押してくれた人もありがとうございました。 

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