ミズヒキ(水引)
独り言~葉音手帖~
なんとなくめでたい感じがする。
パッと花が咲くわけじゃないけど、こういうのも結構好き。
飾りとかにいいかも。
基本情報
学名:Persicaria filiformis(シノニム:Antenoron filiforme)
英名:Jumpseed
タデ科イヌタデ属(旧分類ではミズヒキ属)の多年草
原産地:東アジア(日本、朝鮮、中国、インドシナ、ヒマラヤ)
別名:金線草、金糸草、水引草
日本全国に自生する在来種
形態的特徴
草丈:30-80cm(花茎は40-70cm)
茎:直立し、断面に白色の髄が詰まっている
葉:幅広い楕円形で柔らかく、黒い斑紋があることが多い。両面に毛があり、茎を抱くように付く
花:花弁はなく、花被(がく)が主体。上半分が紅色、下半分が白色で、径約4mm
花序:茎先から数本の細い花茎を出し、各節に1-3個の小さな花をまばらに付ける
花期:7月下旬~11月(主に8-9月)
果実:果実が熟すと固くなり、かぎ形に曲がった花柱で衣服や動物にくっつく
生態・分布
日本全国、北海道から沖縄まで分布
半日陰の林下や路傍、竹やぶ、木もれ日の差す林に生育
湿り気のある日陰を好む
人家近くの草地ややぶ陰にも普通に生える
多年草で地下茎により栄養繁殖する
利用・文化
茶花として利用される
園芸植物として庭で観賞用に栽培される
和名の由来:細くて長い花穂が祝儀封筒や進物にかける水引に似ていることから
上が紅色、下が白色の花の色合いが紅白の水引を連想させる
比較的育てやすい山野草
栽培方法
日当たり:半日陰を好む(日当たりの良い場所でも育つ)
土壌:適度に湿った、水はけの良い土壌
管理:比較的手間がかからない
繁殖:種子と地下茎による株分けで増える
適応性:やや湿り気のある環境を好むが、適応力は高い
食用について
食用に関する確実な情報は見つかりませんでした
タデ科植物には食用可能な種類(イヌタデの若葉など)もありますが、ミズヒキについては食用としての安全性が確認されていません
観賞用植物として扱われており、食用としての利用は推奨されません
食用を検討する場合は、専門家への確認が必要です
注意点
キンミズヒキ(バラ科)とは全く異なる植物なので混同しないよう注意
種子が衣服に付きやすいため、散策時は注意が必要
比較的繁殖力があるため、栽培時は適切な管理が必要
