【映画】大いなる責任を1人で背負い続ける男、スパイダーマン!!!!【スパイダーマン ブランド・ニュー・デイ】
スパイダーマン
ブランド・ニュー・デイ

監督:デスティン・ダニエル・クレットン
脚本:クリス・マッケナ、エリック・ソマーズ、ジャスティン・クリツケス
原作:スタン・リー、スティーヴ・ディッコ『スパイダーマン』
出演:トム・ホランド、ゼンデイヤ、ジェイコブ・バタロン、ジョン・バーンサル、マーク・ラファロ、トラメル・ティルマン、セイディー・シンク
あらすじ
『ノー・ウェイ・ホーム』の事件から4年。地球上の人から記憶が無くなったピーター・パーカー/スパイダーマンは“親愛なる隣人”となり、ニューヨークで自警活動を行っていた。
ある日、ダメージコントロール局に数度襲撃される事件が発生。姿が見えず、不特定多数の人に乗り移るという厄介な犯人に苦戦するスパイダーマン。
さらにピーター自身の身体にもある変化が起こったり、敵にMJ達の存在がバレてしまったりと徐々に精神的・肉体的にも追い詰められていく。
果たして見えない敵の正体と目的とは?ハルクやパニッシャーも巻き込んで、ピーター・パーカー/スパイダーマンの新たな物語が幕を開ける。
登場人物
ピーター/スパイダーマン(演:トム・ホランド)
前作の事件でストレンジや一部の人以外の記憶から存在が消えてしまったので、スーツなどは全て1人で開発している。
クモDNAが暴走した結果、スパイダーセンスが過敏になって仮面ライダークウガのペガサスフォームみたいになったり、体内からスパイダーウェブを生成出来るようになった。
フランク/パニッシャー(演:ジョン・バーンサル)
ドラマ版『パニッシャー』から参戦。スパイダーマンと違い、敵を問答無用で殺すビジランテ。スタテン島で彼とは何か大きな借りを作っているらしく、MJの保護などを頼まれる。それ映像化してよ…
ドラマ版とはあまりにも別人過ぎて困惑した人多数。
バーナー教授/ハルク(演:マーク・ラファロ)
ESUで教授として頑張っている。クモDNAの暴走を抑えるヒントを得るためにピーターが彼の元に訪れる。案の定敵に精神を乗っ取られて暴れてしまう。
マーク・ラファロ版のハルク映画はいつになったら作られるのだろうか
MJ(演:ゼンデイヤ)
ピーターの恋人だった人。ネッドと共にMITに進学し、彼氏が出来たりと充実した4年間を送っていたようである。本作の敵にピーターにとって大切な存在であると知られてしまい狙われてしまう。
ネッド(演:ジェイコブ・バタロン)
ピーターの親友だった人。MJと共にMITに進学し、充実した4年間を送っていたようである。スパイダーマンを追っかけており、“スパイダーマン・トラッカー”なるストーカー追跡装置を作っている。
エレーナ/ブラック・ウィドウ(演:フローレンス・ピュー)
ニュー・アベンジャーズのリーダー。ダメージコントロール局の襲撃犯に心当たりが無いか情報を得るため接触。彼女からダメージコントロール局のアカウントを使って“V-MAX”というワードについて調べていることを知る。
メッツガー局長(演:トラメル・ティルマン)
ダメージコントロール局の長。スパイダーマンに捜査協力をしてくれると言うが、前作で散々ピーターを追い詰めたクソ機関なのでお察しください。
マック/スコーピオン(演:マイケル・マンド)
『ホームカミング』から9年のぶりの登場。やっとこさヴィランとして出てきたと思ったら、残念ながら当て馬役。彼は泣いてもいい…
ハンド
『デアデビル』や『ザ・ディフェンダーズ』で登場した巨大犯罪組織。現在は幹部格を失った残党達がダメージコントロール局の傭兵として働いている。
連係プレーでスパイダーマンを追い詰める。
オマエタチハオレノホコリダ
見えざる敵(演:セイディー・シンク)
ダメージコントロール局を数度に渡って襲撃する謎の敵。あらゆる人物の憑依しながら移動したりと中々正体が掴めない強敵。
V-MAXというワードについて調べているようだが、その正体とは…
メイおばさん(演:マリサ・トメイ)
前作でグリーンゴブリンに殺されてしまったピーターの叔母。回想だけかと思いきや終盤で意外な活躍をする。
良かった点
・アクション
監督が『シャン・チー』の人のおかげかめちゃくちゃカッコ良くなっていた。序盤の戦車停めるシーンやダメージコントロール局の傭兵を制圧する場面などは『Marvel‘s SpiderMan』のアクションを参考にしてて見応えがある。
・ピーター・パーカーという一人の男の話
これまではアベンジャーズや先輩スパイダーマン達にチヤホヤされた若者という感じだったが、今作では彼の孤独と苦悩という一人の男の映画として完成度が高かった。特に終盤で覚醒した彼のシーンは最高。
・客演のキャラ達
ハルクやパニッシャー、エレーナ達客演陣の出番・バランスは良かったと思う。ハルクの扱いはちょっと可哀想だったけど
・メイおばさんの活躍
まさかあんな形で再登場するとは思わなかった。
・ラストの決着
『サンダーボルツ』と構成は被ってるが、個人的にはこっちの方が好き。
・色々と行間を省きまくっている
ピーターがなぜあんなにハイテク設備をアパート一室に設けているのか、デイリー・ビューグルのアイツなど描ける要素はたくさんあるが、敢えて描かずにピーター周りだけに集中させてて変なノイズを入れなかったのが逆に良かった。
・ラストシーン
自分ああいうの弱いので結構泣きそうになった。
気になった点
・予告編で色々見せすぎ
ディズニーも余裕が無いのか知らないが、クライマックスの見所を予告で流したのは悪手だった気がする。あそこはピーターの一番の見せ所だったのに…
・一部ヴィランの扱い
9年越しに出したスコーピオンに対して扱いが流石にかわいそうだった。唯一の救いはマイケル・マンド氏が自身のSNSで楽しそうに写真上げてくれてること。
・パニッシャーが別人過ぎる
スパイダーマンとは対極的なスタンスの良いポジションのキャラを本作ではしてたのだが、あまりにも別人過ぎて違うユニバースから来た人だと勘違いしてしまった。ピーターに死んだ息子か何かを重ねたんですかね?

別人過ぎる
・ピーターとMJのシーン
何となく予想はしていたけど…

まとめ
前作のオールスター映画から監督も一新、新しいピーター・パーカーの物語として良いスタートを切った映画だと思うし、ここまで安定して4作品出してるのも凄い。中々出来ることではないことをやっている。
今後の伏線になるのではないかと思われた“V-MAX”の意外な正体にはゾッとした。最近のMCU映画には無かったエゲツなさを見せてくれた。
ただ、スパイダーマンという映画としては正直言ってうーんと言いたくなる人が出てくるのは仕方ない内容ではある。精神世界じゃなくてNYのど真ん中で派手に戦うスパイダーマンも観てたいし…
しかし、ヴァルチャーの行方やヴェノムの残した残滓などどう回収するつもりなんだろう?

