【映画】予算もトンチキぶりもパワーアップして帰ってきた格闘ゲームの実写版【モータルコンバット ネクストラウンド】
モータルコンバット
ネクストラウンド

監督:サイモン・マッコイド
脚本:ジェレミー・スレイター
出演:アデライン・ルドルフ、カール・アーバン、真田広之、ジョー・タスリム、マーティン・フォード、ルディ・リン、ジェシカ・マクナミー、ルイス・タン
あらすじ
前作の小競り合いで失った仲間の穴を埋めるため、新たにジョニー・ケイジを半ば強引に仲間に加え、いよいよ“モータルコンバット”に挑む。
しかし、魔界のシャオ・カーン皇帝は部下を使ってライデンの力の源である護符を奪い、不死の身体を手に入れてしまった!このままではジリ貧で人間界側が負けてしまう!!
ライデンの力を奪い返すため、ジョニー・ケイジ達はモータルコンバットの裏で密かにシャオ・カーンの宮殿に乗り込むのだった…
登場人物《人間界》
ジョニー・ケイジ(演:カール・アーバン)
本作の主人公。往年のアクションスターで燻っている様子。空手の元チャンピオンで黒帯を所持してるなど腕っぷしは本物。サングラスを掛けると“天下のジョニー・ケイジ様”になることが出来る。
ソニア(ジェシカ・マクナミー)
米特殊部隊の中尉。腕から出す光弾で敵の腹をドーナツにする。
ジャックス(演:メカッド・ブルックス)
米特殊部隊の少佐。両腕に付けたゴツい義手で戦う。
リュウ・カン(演:ルディ・リン)
ライデンに仕える炎の力を操る戦士。前作よりも筋肥大した身体でファン達を興奮させた。
コール(演:ルイス・タン)
映画のオリジナルキャラでハンゾウの血統。攻撃を吸収する鎧とトンファーで戦う。シャオ・カーンによって頭を叩き潰された挙句、毒沼に捨てられてしまう。前作の主人公なのに…
カノウ(演:ジョシュ・ローソン)
元黒龍会のリーダーで右目からレーザーを出す。前作でソニアに殺されたがクァン・チーの手によって復活した。実はライデンの寺院で彼の力の源である護符を盗んでいた。人間界の守護神(笑)魔界がつまらない世界なので人間界側に再び寝返る。ジョニー・ケイジの作品は網羅してる模様。
ライデン(演:浅野忠信)
人間界の守護神。雷を操り、結界や人間などを瞬間移動させる能力を持っている。前作同様に彼の警戒心の無さから人間界側はピンチになってしまう。人間界の守護神(笑)
ハンゾウ/スコーピオン(演:真田広之)
白井流の忍者で刀と縄鏢、口から炎を吐いて戦う。冥界で枯山水の庭づくりに勤しんでいたが、ビ・ハンが冥界で生きていると知り再びスコーピオンになる。

相変わらず扱いが別格。
登場人物《魔界》
キタナ(演:アデライン・ルドルフ)
魔界側の主人公。王国エデニアの王女でシャオ・カーンに征服されて彼の養女となった。剣のついた鉄扇を自由自在に使いこなす。
ジェイド(演:タティ・ガブリエル)
シャオ・カーンがキタナの護衛役に付けた棒使いの戦士。彼女とは親友のような間柄。
シャオ・カーン(演:マーティン・フォード)
魔界の皇帝。スレッジハンマーと肉を切らせて骨を断つ戦法で戦う。魔界側のリーダーながら常に前線に出て戦うという勇ましさを見せる。不死身の身体というチートをもってるからなんですけど…
シャン・ツン(演:チン・ハン)
シャオ・カーンに仕える魔術師。前作で色々やったせいか今回は影が薄い…
クン・ラオ(演:マックス・ハン)
ふちが刃になっている山高帽を武器に戦う戦士。前作でシャン・ツンに殺されたがクァン・チーの手で復活した。義兄弟のリュウと死闘を繰り広げる。
シンデル(演:アナ・トウ・グエン)
キタナの母親。シャオ・カーンに征服されて彼の妻になり闇堕ちした。叫び声による超音波攻撃でソニアをウザがらせた。
クアン・チー(演:デイモン・ヘリマン)
クン・ラオやカノウを蘇らせたネクロマンサー。カノウからヴォルデモートの金◯呼ばわりされている。せっかく彼のために新しい目玉作ってあげたのに…
バラカ(演:C・J・ブルームフィールド)
魔界の遊牧民タカラカタンのリーダー。両腕に付けた刃を切りつけたり射出して戦う。めちゃくちゃ煽ってきたジョニー・ケイジと対決し負けてしまうが、彼の戦いぶりに心酔して弟子入りする。かわいい
ビ・ハン/ヌーブ・サイボット(演:ジョー・タスリム)
中国忍者。前作でスコーピオンに消炭にされたがクアン・チーによって復活。氷の力は使えなくなったが自身の分身“ヌーブ・サイボット”を身体から出したり入れたりしながら戦う。
良かった点
・新キャラ
特に魔界側のシャオ・カーンとキタナ役の2人が良かった。

今後の活躍に期待したい

総合格闘家でボディビルダーをしてる方らしい。怖い
・パワーアップしたアクション
キタナのアクション、リュウとクン・ラオの対決シーンなどめちゃくちゃ見応えありで最高でした。そしてちゃんとグロい

・所々の小ネタ
キタナとジョニー・ケイジ戦でフラフラになったジョニー・ケイジに対し『finish him!?』と言うシーン。
コールとシャオ・カーンが対決する場面で画面上部から丸太が流れてきて、格闘ゲームの体力ゲージに見立てる演出(IMAX版でしか分からない)など色々凝っていた。
・ライゾウが間抜けで笑える
『我々はすでに9連敗している』とジョニー・ケイジにドヤッたり、自分の大切な力の源である護符を盗られてたりなど人間界側が9連敗してた原因この人なんじゃ…
気になった点
・ジョニー・ケイジが主人公として弱い
中盤は結構空気になっててカール・アーバンの無駄遣い感があって可哀想だった。
・シャン・ツンの影も薄い
シャオ・カーンのせいでただの卑怯な妖術師になっちゃってた、
・コールが可哀想
映画オリジナルキャラとは言えラスボスに頭潰され、毒沼に捨てられる。しかも『頭潰されると復活は難しいんだよねー』というシャオ・カーンの説明台詞まで入れられている。
一応、不死身じゃなかったら負けていたかもしれない戦闘能力とハンゾウの血統という厄介な存在だったからこその徹底ぶりだったかもしれないが…
まとめ
前作と同じ監督が務めただけあって、予算が増えても変な方向に方針がブレたりしなかったのは良かったと思います。相変わらずスコーピオンとビ・ハンだけは扱いが別格だったし、何だったら本編とは関係ない因縁でぶつかってるし…
ストーリーもむちゃくちゃですが、上手く詰め込んでると思いました。戦闘も平均的にどれも見応えあってよかったです。続編は期待して良いんですかね?とりあえずコールを蘇られせてあげてください。

