1月に読んだ本【4冊+???】
正月に今年は読書するぞ!!!と思い立ったため。
乾燥雑文まとめ
■『鍵のない夢を見る』
・著者:辻村深月
・出版社:文藝春秋(文春文庫)
あなたの親も、姉も、あなたを取り囲む環境というのは、どれだけあなたをきれいなものでくるんで甘やかしてきたのか。考えたら、比喩でなく、本当に目眩がした。
私くらいの甘やかし方なんて、感謝すらされないわけだった。
なんだよ……なんなんだよォ……😭
辻村深月さんの作品をはじめて読んだんですが、
人間(女性)の嫌〜な振る舞い、内面や考え方、感情表現の描き方がうますぎませんか……
かがみの孤城の人だよね!黒髪少女の空想青春冒険譚かな??ってイメージ抱えて読み始めたら全然そんなことないじゃん。。
共感したくないのに登場人物に感情移入して(されられて)読み進める→ラスト絶望→放心 が4セット分ありました、感情サウナすぎる😇♨️
寝る前に読みたいのに夢で追体験しちゃいそうで読みたくない、これがイヤミスってやつか。。
癖になっちまうよォ゙
■『星野道夫作品集3』
・著者:星野道夫
・出版社:新潮社
人間の気持ちとは可笑しいものですね。どうしようもなく些細な日常に左右されている一方で、風の感触や初夏の気配で、こんなにも豊かになれるのですから。
人の心は、深くて、そして不思議なほど浅いのだと思います。きっと、その浅さで、人は生きて行けるのでしょう。
ずっと読みたかった本、『旅をする木』。
まず驚いたのは著者の抜きん出た行動力です。
19歳でアラスカに手紙を出しそのまま1人でホームステイ、数年後にはアラスカの大学に入学しそのままアラスカに住む#とは
そんなはちゃめちゃアグレッシブニキが紡ぐ言葉は
アチアチの行動エネルギーとはうってかわって
清らで柔らかく、冷たくも吹き抜けてるような、
柔らかな草の匂いがするような……
独特の表現がとても素敵。
本当にこの人はアラスカの自然・暮らし・文化を愛して慈しんでいるだなぁという印象を受けました。
そして単純な人間なので読後からずっと大自然を見に行きたくてソワソワしている 知床とか蔵王とか行きたいな〜
あとアラスカを飛び出したアフリカ譚も良かった!
同じブランドのタイプが違う香水のどっちも好きだったときの気持ちです。
著作集、おすすめかも!!!
■『ことばの生まれる景色』
・著者:辻山良雄(文)/nakaban(絵)
・出版社:ナナロク社
景色とは、本の書き手の意志を超えたところで書かれた「眺め」のことを言っているのだろう。
本を読むということは、その景色に近づく過程であり、それこそが忘れずにいるべき大切なことなのかもしれない。
普段あまり紹介系のものは読まないのだけれど、
イメージイラストが好き!な雰囲気なのと、
新しい本との出会いを求めて始読。
大胆な色使いと太めの線のタッチが好きだから、
家に飾りたい絵がたくさんあって嬉しい〜
紹介されている本も興味深いものばかり🫰
🌟気になった本
『ミラノ 霧の風景』
『百年の孤独』
『ホテル・ニューハンプシャー』
🌝いい加減読もうと思った本
『モモ』
■『一杯のおいしい紅茶』
・著者:ジョージ・オーウェル(著)/小野寺健(編訳)
・出版社:中央公論新社(中公文庫)
つまり、紅茶を先に注いでおいてあとからミルクを注ぎながらかきまわしていればその量を正確にかげんできるのに、逆の順序でやったのではついミルクを入れすぎるではないか。
ジョージ・オーウェルといえば『1984』ですが、私の出会いは思春期の真っ只中でした。
全体に漂うシニカルさ、エスプリ、厭世感………
思春期ド真ん中、ひねくれた10代の感性にぶっささったジョージ・オーウェル節。『動物農場』もこれまたハマって何度か読んだ記憶があります。
私の10代を象徴する作家です。
そこから数年が経ち、
しばらくオーウェルからは遠のいていたんですが
5分文庫シリーズの『本vs煙草』を読んでから
オーウェル欲が復活。
オーウェルを再読するなかで、
ジョージ・オーウェルって、もしかして、意外と、
親しみやすいのか……???と思っていたところ、
偶然本屋で見つけたのがこの本。迷わず即購入。
何かがおかしいのは、ほんとうに不愉快だったり怖かったりしたのではだめだが、それが既存の秩序をひっくりかえすときである。冗談は、すべてささやかな革命なのだ。
しみじみ面白い。。
オーウェルの英国人としてのこだわりにクスリと笑い、皮肉屋精神もキレキレでイイじゃん👍
友人に宛てた手紙なんかもあって、当時の暮らしぶりが克明に描かれているのも読んでいて楽しいところ。
戦後のイギリス配給制度の事情も本書の記述で初めて知ることができ、そのあたりも興味深く読むことができました。
こういう時代感を反映する生活に根ざした文章はエッセイの妙だよな〜と思います、
エッセイ大好き!!
【番外編】メダリスト
・著者:つるまいかだ
・出版社:講談社(アフタヌーンKC)
…天才と呼ばれなくても
学校の子が誰も知らないところで
こうして死ぬ気で頑張ってるってことをさ
誰かに知ってもらえたらいいな
ハマるのが怖くてずっと逃げ続けてきたんですが、Kindle正月セールで半額ポイント還元じゃん‼️と
言い訳しながら購入。
最初は6巻までにしようと思ったのに
気づいたら8巻までライブラリにあった、怖いね
読んでみると
絶対にすきなやつやん…という予想通り、というか必然、案の定最高最高最高漫画で脳みそをバチバチに焼かれてしまったってわけ…🌈💥
ギャグと繊細さとでつつつつつかい感情のバランスが高度すぎる……あと絵が美しすぎる
いのりさんも司先生も才能があってきちんと努力できる人なのは作中で明記されていて、
主人公のふたり以外もそんな人たちばかりなのに
幼い子供たちがそれまでの人生すべてを賭けて輝こうとし、試合で順位付けされ、スポットライトに照らされるのは極僅かで……
何て美しく高潔で残酷な世界なんだろう
怖くて先を読み渋っている自分がいますが、いつか読んで気持ちをちゃんと言葉にしたいなあ
あとアニメ2期のOP泣きそうになった…良すぎる🥲
皆!!!!!!見て!!!!!!
■おわりに
1月は比較的沢山読書ができてよかったな〜
通勤中に紙の本を読むとスマホよりはるかに精神的に満たされる気がしますね
続けたい習慣🦆
最後までお読みくださりありがとうございました!
ではまた。
