なんだ猫か
先日、ホラー映像作家の谷口猛という人が、あるラジオで"なんだ猫か"手法について触れていた。
外で物音がして、恐る恐る近づきドアを開ける。すると、野良猫が"ニャー"と出てきて、なんだ猫か…とホッとしたのも束の間、振り向くとゾンビや殺人鬼が襲いかかってくる、という緊張と緩和を用いたホラー映画お約束の表現手法である。
それで、大昔に宇多丸のラジオ(以降タマフル)で"なんだ猫か"特集をやってたことを思い出した。名前だけ見て、猫のグラビア総選挙でもやるのかと思ったら映画監督の三宅隆太が企画した映画のお約束表現にまつわる特集だった。
いきなり逸れるけど、タマフルは特集コーナーが特に好きで、突飛なやつほど良かった。ノーナリーブスの西寺郷太が提唱した"マイケル・ジャクソン、小沢一郎とほぼ同一人物説"の特集も、無茶苦茶な説ではあるけれど、西寺郷太の2人に対するリスペクトが感じられて面白かったのを覚えている。保存していたポッドキャストを父親に誤って消されるまで何回も聴いていた。
ホラー映画といえば、私ってやっぱホラー映画が超苦手だから、ちゃんと見たのはソウとパラノーマルアクティビティくらいなんだけど(このボケ今後頻発させたい)、どっちもかなり面白かった。
個人的に、ホラー映画と辛ラーメンはポジションが似てると思っている。話が散らかるけど喋らせていただく。なぜなら私のnoteだから、好きなように喋っていいのだ。
辛ラーメンは正直辛すぎる。食べ終わる頃には舌は麻痺し、私は私の原型をとどめていないほど汗をかく。しかし、辛さの中に美味しい「味」を感じられるので、つい食べてしまう。
一方ホラー映画は、頭痛がするくらい怖いけど、ストーリーが面白いことが多い。納得できない伏線回収もどきの邦画を見るより、全然楽しめる。怖すぎるから能動的に観たことはないけど、終わったとき微かに観てよかったといつも思ってしまうし、怖くないならもっと観たいとさえ思う。
体は拒否反応が出るけど、本人は好き、という点でめっちゃ似てるでしょ?
三宅隆太監督は、スクリプトドクターという肩書きももっている。スクリプトドクターというのは名前の通り、脚本のお医者さんである。当然映画や脚本について非常に詳しく、映画のセオリーをたくさん紹介してくれていて特集は肉厚で良い回だった。
犬好きのリスナーに気を遣ってワンコにまつわる表現手法も紹介しており、それが面白かった。その名も
「ねぇあなた、ジョンの様子が変なの…」
私にはホラー映画以外にも怖いものがある。それは飽きることだ。
好きだったものに飽きてしまって、それに対する情熱が失われることをすごく嫌う。そうならないために、何事も飽きそうになる前に距離を保つ必要がある。飽き性な自分のライフハックである。
これまで、火曜日と土曜日にこのnoteを投稿していてかなり楽しかった。書きたいこともあったし勝手にぐんぐん書いてたんだけど、なんか急にめんどくさいというか飽きそうになった。
本格的に飽きる前にブレーキをかけないと、と思い、先日からnoteを書くのをやめていたのだ。
このブレーキが功を奏し、今は書きたい気持ちがだいぶ盛り上がってきた。
ただ、今は打って変わってやることと考えることが同時多発してて、書きたいけど書けてない。
ほんとはあそこに行ったことやあれを作ったことを喋りたいのに…。それと忙しい理由についても、追々触れていこうと思う。
なんか久しぶりに書いたら、本筋に対して喋りたいことがぶりぶりにくっついた文章になったな。
おわり!
