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【Wiki化】Obsidianに雑メモ積んで「情報管理できとる」思てたら、AIに毎回付き添い歩きさせとった41歳の話

整然と並んだObsidian眺めてニヤついとるワレへ

おい、そこで自分のObsidianフォルダ開いて、整然と並んだファイル眺めてニヤついとるワレ。

そうや、お前や。

「ちゃんと整理しとる」やと?

「タグも付けとる」やと?

「AIにRAG噛ませたら、あとは勝手に拾ってくれるやろ」……やと?

甘いなぁ〜……アマアマや!!

……って偉そうに言うとるけどな。
ついこないだまでの俺や。

俺、一ヶ月前にObsidian入れて、それで安心してもうた男や。

保管も、原稿書きも、バックアップも、全部これ一本でいける——そう思て、胸張っとった。


本棚は立派、ただし棚番号もラベルも貼ってへん倉庫

Obsidian、ほんまにええで。

保管の場所としても、原稿書きの場所としても、マジで強い。

俺は編集チームのAIとも連携させた。

「これで、情報が散らばらん。過去のネタも全部ここから引ける。完璧や」

そう思とった。

ほな現実はどうやった?

編集チームのAI、毎回迷子や。

呼ぶたびに、こいつが真っ暗な倉庫の入口でペンライトの電池切らしとる。

お笑いのネタは平気で被る。

「前にもこのボケ書いたやろ」——何回思ったか分からん。

応急処置で、「直近10記事だけは必ず確認してから書け」ってルールを足した。

これでなんとか被りは減った。

……減ったんや。解決やない。

なんとかなった気がしてただけや。


付き添い歩きの倉庫番をやっとった男の話

な、聞いとるか。ここが一番アホやぞ。

俺の本棚はな、見た目は立派やった。

Obsidianの左サイドバーに、フォルダがズラーッと並んどる。
ファイル名もちゃんと付けとる。タグも刺した。Backlinkも設定した。
Claudeianも住んどる。

「俺はObsidian使いこなしとる、情報管理できとる41歳や」

この看板掲げとった。金文字で。

で、実態はどうやった?

AIを呼ぶたんびに、俺自身がこう言うとった。

「ええか、このフォルダに戦略設計書のテンプレがあって、こっちに過去の記事メモがあって、あっちに本人プロフ情報があって、今日使うのはこれとこれや。一応これも見といてくれ。あとこれもや」

……これ、情報管理か?

情報管理ちゃう。介護や。

俺は、倉庫の入口でAIと手ぇ繋いで、棚から棚へ一冊一冊、手渡し歩きしとっただけや。

AIは奥まで一人で歩けへん。

歩かせようとすると、隣の棚の本を掴んで「これで合うてますか?」って振り向く。

ちゃうわ、って言うと、今度は全然違う棚を開ける。

応急処置で貼った「直近10記事だけ見ろ」の張り紙。

あれ、要はな、倉庫全体の99%は読まんでええ、って俺が自分の棚に目隠ししたっちゅう話や。

倉庫をデカくしたのに、読める範囲は10冊だけ。

倉庫番としての保管料だけ毎月払て、在庫は塩漬け。

……笑いどころやないかい! 笑えや このボケェ!!

……チッ。

なんやねんその「お疲れですね」みたいな目ェ。やめぇや。

そない慰めるような目ぇ向けられたら、金文字の看板がベタベタに溶けてまうやろが。

次その顔したら、看板ごと神室町のコンビニのゴミ箱にぶち込むぞ。


倉庫の入口に目次を貼った話

……

……ほんまのとこ言うとな。

正直、RAGさえ噛ませたら、AIが勝手に読んで勝手に拾ってくれる思とった。

違うかった。

RAG(AIの検索機能)はな、棚の本を拾う力はある。

せやけど、どの棚を見るべきか、どれが正本か、どれが古い下書きか——そこはAIには分からん。

倉庫の中身を知る力と、倉庫の歩き方を知る力は、別モンやった。

そこに気づいたんは、Obsidianの勉強しとる最中や。

眺めとったら、Wikipediaの作り方の話が目に入った。

入口ページ。カテゴリ。目次。リンク構造。

……は?

これ、そのまま俺の倉庫に貼ったらええんちゃうんか。

入口ファイルを1枚置いて、「この倉庫には何があって、どれが正本か」を書いとく。

そこから各フォルダへ案内図のリンクを張る。

おまけにGitHubにも反映させといたら、壊しても戻せる。

やり始めたら、思ったより手間かかったわ。半日潰れた。

せやけど、終わった瞬間、景色が変わった。

AIが、勝手に入口を読む。

勝手に「今日使うのはここや」と判定する。

勝手に必要な棚まで歩いていく。

前まで俺が手ぇ繋いで歩いとった道を、あいつ、一人で歩きよった

それだけやない。

入口を置いたら、副産物まで転がってきた。

俺が日々Obsidianに雑に放り込む一次メモ——愚痴とか、失敗とか、読者からの反応の断片とか。あのぐちゃぐちゃの紙束を、AIが勝手に「これは後で使える傷か、ただの愚痴か」を判定して、Obsidian側が素材棚へ寝かせとく。

俺は雑に放り込むだけで、AIが仕分けて、倉庫が寝かす。

役割分担が、入口1枚で立ち上がった。


今日の一釘

ええか。一個だけやぞ。

お前が今使っとる倉庫——Obsidianでも、Notionでも、Googleドライブでも何でもええ——そのルート直下に、INDEXってファイルを1枚だけ置け。

中身は、ずらっと書かんでええ。

  • この倉庫には何が入っとるか

  • そのうち、どれが今の正本か

この2点だけでええ。

全部のフォルダを整理しようとするな。

タグを全部付け直そうとするな。

そういうのは、入口1枚置いたあとから、AIが手伝ってくれる。

まず、入口1枚や。

倉庫の正面に、案内図を1枚貼れ。

それだけや。


最後に

俺はずっと、情報を管理しとると思とった。

Obsidianに放り込んで、フォルダ分けて、タグ付けて、RAG噛ませて——これで十分やと思とった。

全部、違う。

俺は情報を管理しとったんやない。

AIに付き添い歩きを、毎回毎回、自分でやっとっただけや。

入口1枚置いた。

たったそれだけで、AIは自分の足で歩き始めた。

俺が倉庫番から降りられた。

いままで俺の進みは、1%やった。

泥の中で溺れながら、次の釘打つだけで精一杯や。

早いとは言えん。いつ沈んでもおかしくない。

そこに、+αが乗った。

一気に前に進めるんか、それとも溺れ死ぬんか。

まだ分からん。

吉か凶か、結果が出るのはまだ先や。

せやけどな、こういう賭けは嫌いやない。

わしが道は作ったった。

お前も倉庫の正面に、案内図を1枚貼ってこい。

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