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美術館でお寺の宝物をじっくり見る(普段お寺に行っても見られません!)

新刊『学芸員が教える 日本美術が楽しくなる話』、発売まもなく重刷となりました。ありがとうございます!面白いからぜひ!

さて、この本の中で「美術館でお寺の宝物をじっくり見る」という文章を書きました。

そう、お寺ってもちろん仏像もありますが、それ以外に寺宝と呼ばれる絵画や工芸もたくさんありますよね。

高山寺の《鳥獣人物戯画》

神護寺の《伝源頼朝像》

退蔵院の如拙筆《瓢鮎図》

建仁寺の俵屋宗達筆《風神雷神図屏風》

挙げていけば、枚挙にいとまがありません。

みなさん、このお寺に行けば作品が見られると思っていませんか?

仏像ならばそのお寺に行けば、基本的に拝むことができます(秘仏でなければ)。でも絵画などはそうはいきません。多くの場合レプリカを見ることができても、現物を見ることはかないません。
文化財保存の観点から、常時公開することが不可能だからです(国宝指定されていたらなおさら)。

その意味では、今が絶好のチャンスです!
繰り返しになりますが、いま関西が熱いから!

大阪市立美術館、京都国立博物館、奈良国立博物館の3館で豪華な展覧会を開催中です。まだ間に合います(いずれも6月15日まで)。

今から展示が見られる寺宝の絵画だけを挙げても

大阪市立美術館「日本国宝展」なら、神護寺所蔵の《伝源頼朝像》!齊年寺所蔵の雪舟《慧可断臂図》!粉河寺所蔵の《粉河寺縁起絵巻》!などなど。

京都国立博物館「美のるつぼ」展なら、退蔵院の《瓢鮎図》!(大阪の「日本国宝展」前期に展示されてから、今度は京都へ。売れっ子アイドルみたいな忙しさ)、建仁寺の《風神雷神図屏風》!などなど。

奈良国立博物館「超国宝」展なら、東大寺の《華厳五十五所絵巻》!清浄光寺の《一遍聖絵》!聖衆来迎寺の《六道絵》!

わたしは、会期前半に行ったのでこれらは見られませんでした😭

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こうした展覧会の時に役立つような、美術館でお寺の仏像や絵画を楽しむヒント、それから名品《鳥獣人物戯画》《伝源頼朝像》《瓢鮎図》の魅力などについて、新刊ではじっくり語っています。一度で良いのでぜひ本屋さんでパラパラめくってみてください!

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