Dolby Cinemaで『鬼滅の刃』を観てきました
映画をどのフォーマットで観るか、それだけで体験が本当に変わることに気がついて数年。
先日『鬼滅の刃』をIMAXで観て「すごいく綺麗で楽しい!」と思い記事を書きましたが、Dolby Cinemaも観てきました。
その感想を今回は書かせていただきます。
そして正直に言うと… Dolby Cinemaも本当に素晴らしかった です。
舌の根も乾かぬうちに?と思った方もいらっしゃるかと思いますが、「両方いい」と思いました。別物でした。
みんな違ってみんないい。(引用:金子みすゞ)違う良さがありました。
ちょうど、『鬼滅の刃』を製作しているufotableさんも IMAXとDolby Cinemaについての記事 を公開されていましたが、そこに書かれている内容をそのまま体感できたような気がしました。
比喩で表すなら、
通常の映画館上映 = デジタルハイビジョン
IMAX = VRのような没入感
Dolby Cinema = 8Kのような高精細映像
そんな印象でした。
残念な比較で恐縮ですが、身の回りで言うとこのような感じでした(笑)
一瞬の表情まで鮮やかに見えるDolby Vision
Dolby Visionの映像はとにかく色が深くて鮮やか。呼吸で使用する水や蟲や雷、今回は花火のエフェクトもありましたが、すごく発色がいい!!
水や炎の土煙のニュアンスなどもとても綺麗でした。
他にも感動したのは キャラクターの一瞬の表情がすごく見やすい ところでした。
目線のわずかな動きや、表情の変化が映し出されるたびに「こんなに細かく表現されていたんだ…」と新しい発見があって、キャラクターの表情をよく見ようと真剣に見て、さらに引き込まれました。
音に包まれるDolby Atmos
Dolby Atmosでの音響体験は、本当に特別でした。
四方八方から音が届く立体感ももちろんですが、何よりも 声が驚くほど聞きやすい んです。
声優さんの声、BGM、効果音がそれぞれきちんと分かれて聞こえるので、セリフの抑揚や細かなニュアンスがまっすぐ耳に届きます。
特に印象に残ったのは、
胡蝶しのぶの舌打ち。小さな音の仕草なのに、耳に届いた瞬間ハッとするほど鮮明。心臓が少しギュッとなります。
竈門炭治郎の「は?」という一言。短い中にも怒りが声の中にしっかり込められていて、その感情がストレートに伝わってきました。鳥肌。
我妻善逸の声の震え。悲しみと怒り、それぞれの感情で震え方がまったく違って聞こえて、「こんなに演技に幅があるんだ…」と改めて凄さを実感。叫びの演技ができる役者さんがすごく好きですが、感情の塊として耳に響いてきてずっしりと感情を揺さぶります。
舌打ちや小さな声の揺れ、呼吸のニュアンスまで鮮明に届くので、会話シーンの臨場感は圧倒的。耳でも彩りがあるような、精彩に聞こえます。
役のセリフが「ただ聞こえる」だけじゃなく「心に届く」感覚で、キャラクターの感情を想像し、より深く物語に引き込まれるようでした。
迫力の低音と繊細な音の両立
戦闘シーンでは低音が体に響いて、座席がわずかに震えるくらいの迫力。
でもその一方で、繊細な音がきちんと聞き取れるのがDolby Cinemaのすごいところです。
迫力と繊細さの両方を兼ね備えているので、観ていて安心して“音に身を委ねられる”感じがしました。
BGMの美しさも際立つ
鬼滅は音楽が本当に素晴らしい作品ですが、Dolby Cinemaで聴くと細部までとてもクリアに響いてきます。
映像と音楽が一体となって胸に迫ってくる感覚は格別で、改めて音楽の力を実感しました。
このBGMの体験については、また別の記事でじっくり書きたくなるくらいです。
『鬼滅の刃』を観るならDolby Cinemaもおすすめ
Dolby Cinemaは特に、
音楽をじっくり味わいたい映画
繊細な演技を楽しみたい映画
映像美を堪能したい映画
に向いていると考えています。
IMAXにはIMAXの映像のなかに入り込んだような体感型の魅力がありますが、『鬼滅の刃』のような作品はDolby Cinemaでも、もう一度体験してほしいと思います。
それぞれのフォーマットで、作品の新しい一面に出会えるはずです。
何回も見る方は、ぜひ一度試してほしい別フォーマットです。
