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開発ばなし#3【ロードス島戦記Ⅱ】

ロードス島戦記Ⅱ
ハドソン
PCエンジン SUPER CD-ROM2
1994年12月16日発売

このタイトルに関しては実はそれほど記憶に多くのエピソードが残っていません。
というのも、本作の開発は「INSPECTOR GADGET」開発中に別ラインで開始されており、開発中盤以降に仕様の一部の手伝いを指示されて参加したプロジェクトだったのです。自分に回ってきた仕事は戦闘エフェクト仕様の作成でした。

「ロードス島戦記」とは?

具体的な仕事内容を語る前に、まずこの「ロードス島戦記」というタイトルについて解説しなければならないでしょう。
始まりはパソコンゲーム雑誌「コンプティーク」の連載でした。

角川書店が出していた雑誌「コンプティーク」

テーブルトークRPG「Dungeons & Dragons」の誌上リプレイという形で連載は進みました。市販ゲームのリプレイでなぜオリジナルの世界観が生まれるのか?と思われる方もいるかも知れません。
テーブルトークRPGというのは、その特性上、ゲームシステムとシナリオというのが完全に切り離せる構成になっているのです。公式のシナリオを遊ぶ事も出来ますが、ゲームマスターが考えたシナリオや世界設定をもとにして遊ぶ事も出来るというわけです。そこで遊ばれたオリジナルシナリオが「ロードス島戦記」の原型となります。
ここでの登場人物のイメージイラストを人気デザイナー出渕裕さんが担当した事なども後押しし、人気連載となっていきます。

▲こちら小説も大ヒット

そして連載でゲームマスターを務めていた水野良さんが小説化、その後、OVA化などのメディアミックスが展開されていきました。
最初にゲーム化したのはハミングバードという会社で、主にPC-98を中心に開発されたパソコンゲームでした。
その「ロードス島戦記-灰色の魔女-」はヒットし、続編の「ロードス島戦記Ⅱ-五色の魔竜-」もリリースされた他、「ロードス島戦記 福神漬け」というファンディスクも3本リリースされています。
そんな中で家庭用ゲーム機向けに最初に「ロードス島戦記」をリリースしたのはハドソンでした。PCエンジンのCD-ROMタイトルとしてOVAをベースとしゲーム化したものでした。
おそらくシステム的にはハミングバードソフトの「ロードス島戦記-灰色の魔女-」が元となっていると思います。
(PC版とPCエンジン版を遊び比べていないので明言はできません)
その流れでOVAの後半を続編という形でゲーム化する事になりました。
こちらもおそらくはハミングバードソフトの「ロードス島戦記Ⅱ-五色の魔竜-」がベースだと思います。

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